1967年に舞台デビューされ、1969年、初出演されたテレビドラマ「サインはV」で一躍人気を博した、中山麻理(なかやま まり)さん。かつては、その抜群のスタイルで、セクシー女優として活躍されていました。
プロフィール!
中山さんは、1948年2月1日生まれ、
東京都世田谷区のご出身。
血液型はO型、
出身高校は、
順心女子学園高等学校
(現在の広尾学園高等学校)、
ちなみに、中山さんのおじいさんは、
イギリス系マルタ人なので、
中山さんはクォーターです。
また、元夫は俳優の三田村邦彦さん、
長男は、元俳優の三田村瞬さん、
三男は、俳優の中山麻聖さん、
姪に、タレントの中山エミリさん、英玲奈さん姉妹が、
いらっしゃいます。
「サインはV」で一躍人気者に
中山さんは、高校卒業後の1966年、
東宝演芸部に入られると、
1967年には、
「不信のとき」で舞台デビュー、
1968年には、
「兄貴の恋人」で映画デビューされ、
続く1969年、「サインはV」に、
椿麻理役でテレビドラマデビューを果たすと、
一躍、人気者となられています。
「サインはV」より。
「傷だらけの天使」や沢田研二との共演でヌードに
中山さんは、以降も、
数多くの映画やテレビドラマに、
出演されているのですが、
特に、クールな顔立ちとグラマラスなスタイルを活かして、
セクシー女優として活躍。
中でも、1974年の、
テレビドラマ「傷だらけの天使」
第3話「ヌードダンサーに愛の炎を」でのストリッパー役や、
同年、映画「炎の肖像」での、
沢田研二さんとの激しいベッドシーンは、
話題となりました。
「傷だらけの天使」より。
三田村邦彦と結婚
こうして、順調に、
キャリアを重ねていた中山さんですが、
1980年、作家、村上龍さんが監督をされた、
映画「限りなく透明に近いブルー」で、
三田村邦彦さんと共演されると、
これをきっかけに、三田村さんと結婚。
そして、惜しまれがら、
芸能界も引退してしまったのでした。
「限りなく透明に近いブルー」より。中山さんと三田村さん。
ちなみに、この作品の原作は、
米空軍基地にある米軍住宅を舞台に、
ドラッグや性に溺れて狂っていく若者たちを描いた、
村上龍さんの衝撃のデビュー作なのですが、
(村上さんは、この作品で、「第75回芥川賞」を受賞。
発行部数は、芥川賞受賞作では史上1位を記録しています。(2015年現在))
映画の制作では、村上監督と、
主演の三田村さん(この作品がデビュー作)ほか制作スタッフが、
村上監督の表現や撮影方法を巡って対立していたそうなので、
もしかしたら、中山さんも、
三田村さんと一致団結したことで、
より親密になったのかもしれませんね。
三田村邦彦の不倫デートが発覚
そして、翌年の1981年には、
長男の三田村瞬さんと次男(一般人)、
1988年には、三男の中山麻聖さんを出産し、
主婦業と子育てに専念されていたのですが、
その後、夫の三田村さんと22歳年下の女優、
高橋かおりさんの不倫が発覚。
当時の高橋かおりさん(21)
中山さんは、高橋さんを相手取り、
2000万円の損害賠償を求めて訴えられ、
三田村さんとは、泥沼裁判の末、
1999年に離婚されています。
(その際、ホテルで密会していた二人を尾行されたことや、
二人の電話が録音された盗聴テープの存在が明らかとなり、
話題となりました。)
現在はセブンイレブンでバイト?
そんな中山さんは、離婚後は、
芸能活動を再開されているとのことなのですが、
出演されているテレビドラマや映画は見当たらず、
何をされているのか分かりませんでした。
さて、いかがでしたでしょうか?
2013年には、東京世田谷区内のセブンイレブンで、
時給850円で働いていることが週刊誌で報道され、
世間を驚かせた中山さんですが、
お金に困っているわけではなく、退屈しのぎに、
顔見知りになった行きつけのコンビニで、
アルバイトするようになったそうで、
店内でテキパキと働く中山さんは、
さすが女優といった感じで、とても美しかったとか。
現在は、自宅マンションで、息子さんの麻聖さんと暮らし、
一般人のような生活を楽しんでおられるようですが、
また、ぜひ、テレビでも、
元気なお姿を見せて欲しいですね!!