スケートボードに熱中していた10代、スカウトされてモデルデビューされると、たちまち人気モデルとなられた、村上淳(むらかみ じゅん)さん。その後、俳優に転身されると、数多くの作品で独特の存在感を放ち、現在、個性派俳優として引っ張りだことなられています。
年齢は?身長は?本名は?
村上さんは、1973年7月23日生まれ、
大阪府のご出身、
身長176センチ、
体重62キロ、
胸囲92センチ、
胴囲72センチ、
靴のサイズは27.5センチ、
血液型はO型、
本名は、
芸名と同じく村上淳です。
スケボー少年~モデルにスカウト
村上さんは、十代の頃、
流行に乗ってスケートボードを始められると、
高校は3日で中退し、喫茶店でアルバイトをしながら、
スケートボードに熱中されていたそうですが、
(スケートボードを始めてから、わずか数年で、
資金提供を受けられるほどの腕前だったそうです。)
そんなある日、いつものように、
電車に乗って都内のスケートパークへ行き、
仲間たちとスケートボードに没頭していると、
裏原宿系ファッションデザイナーで、音楽プロデューサーの、
藤原ヒロシさんに声をかけられ、モデルに誘われたそうで、
藤原ヒロシさんに会ったんです。
雑誌の編集をしている人を連れてパークに遊びに来ていて、
『ムラジュン、雑誌に出たい?』って言われたんです。
当時はスケートカルチャーが全盛で、
ファッションとしても隆盛を極めていた。
モデルに服を着せるよりも、ぼくが着たほうがリアルだし似合う、
というシンプルな理由で声をかけてもらって。
それがきっかけで雑誌に出ることになったんです。
と、雑誌のモデルとして活動をスタート。
すると、たちまち頭角を表し、人気モデルとして、
男性ファッション雑誌「MEN’S NON-NO」「FINEBOYS」
などで表紙を飾るようになったのだそうです。
「MEN’S NON-NO」より。
俳優として
そして、その後、次々と、
映画やCMのオーディションの話が舞い込んでくると、
1993年、20歳の時には、
「ぷるぷる 天使的休日」で映画デビューされるのですが、
ファッションモデルだった頃、
周りからちやほやされていたのから一転して、
初めての映画の現場では、
とにかく怒られ、怒鳴られたそうで、
はじめて演技をしたのは、確かハタチの頃だったと思います。
モデル出身としてその世界に足を踏み入れたんですけど、
芝居の現場ではそこにいるみんなが職人なんですよ。
表舞台に立つ人も、裏方の人も全員。
とても厳しい世界だということを痛感しました。
それまで自分が培ってきたキャリアとか、
ファッションやカルチャーさえも無に帰して、
ひとりの男として見られている感覚がそこにはあった。
だからこそ、ぼくはこの世界に一生居続けて、
自分の力を試そうと思ったんです。
と、逆に、この出来事から、
村上さんは俳優を一生の仕事にしようと決意されたのでした。
ちなみに、村上さんは、以降、
数多くの映画やテレビドラマに出演されているのですが、
着実にキャリアを重ねる中で、
考え方も徐々に変化していったそうで、
演技を始めた20代の頃は、
周りに何と言われようが、自称でもいいから俳優でいよう。
と、思われていたのが、
30代になると、
30代になったらもっと俳優にしがみついてやろう。
と、さらに強く思うようになり、
40代になった今は、
40歳を過ぎてから芝居が楽しくて、
もっとしたいと思うようになったんです。
と、変化しているそうで、
現在は、余裕が出てきたのか、
俳優業が楽しくて仕方がないご様子でした♪
出演ドラマ映画
それでは、ここで、
村上さんの出演作品の一部をご紹介しましょう。
映画では、
1993年「ぷるぷる 天使的休日」
1995年「右向け左!自衛隊へ行こう」
1996年「ありがとう」
1997年「失楽園」
1998年「元気の神様」
「右向け左!自衛隊へ行こう」より。立河宜子さんと村上さん。
1999年「ナビィの恋」
2000年「不貞の季節」
2001年「RED SHADOW赤影」
2002年「フィラメント」
2003年「ヴァイブレーター」
2004年「キューティーハニー」
2005年「欲望」
2006年「酒井家のしあわせ」
2008年「七夜待」
2009年「禅 ZEN」
「禅 ZEN」より。(左から)テイ龍進さん、村上さん、
中村勘太郎さん、内田有紀さん(手前)。
2010年「雷桜」
2011年「軽蔑」
2012年「Playback」
2013年「100回泣くこと」
2014年「2つ目の窓」
2015年「新宿スワン」
2016年「太陽」
2017年「月と雷」
2018年「素敵なダイナマイトスキャンダル」
「新宿スワン」より。(左から)豊原功補さん、金子ノブアキさん、
深水元基さん、綾野剛さん、伊勢谷友介さん、村上さん。
テレビドラマでは、
1992年「アルファベット2/3」
1994年「毎度ゴメンなさぁい」
1995年「松ヶ枝町サーガ」
1996年「鳥帰る」
1998年「天うらら」
「鳥帰る」より。(左から)村上さん、
田中好子さん、杉浦直樹さん。
1999年「しくじり鏡三郎」
2000年「TV’S HIGH」
2001年「トトの世界」
2002年「私立探偵 濱マイク シリーズ」
2003年「ライオン先生」
2004年「恋する京都」
2005年「ぶるうかなりや」
2006年「ゆるナビ」
2007年「相棒 Season6」
2008年「ハチミツとクローバー」
「相棒 Season6」より。(左から)水谷豊さん、
村上さん、寺脇康文さん。
2009年「星新一shortshort」
2010年「BUNGO日本文学シネマ 魔術」
2011年「探偵Xからの挑戦状 ! スペシャル」
2012年「ヒトリシズカ」
2013年「八重の桜」
2014年「オー!ファーザー」
2015年「シメシ」
2016年「拝啓、民泊様。」
2017年「フリンジマン~愛人の作り方教えます~」
「オー!ファーザー」より。(左から)佐野史郎さん、
宮川大輔さん、村上さん、河原雅彦さん。
と、数多くの作品に出演されています。
さて、目下、俳優業に、
どっぷりはまっておられる村上さんですが、
その一方で、ブーツブランド、
「MADE IN GM JAPAN」を展開されたり、
松岡俊介さんと共同で、ファッションブランド、
「SHANTi i(シャンティ)」を立ち上げられており、
スケボーにハマった少年時代やモデル時代の経験さえ、
ここに来て活かされているようで、
そんな好循環モードに入っている村上さんからは、
まだまだ目が離せません!!
「村上淳!元妻はUA!息子は虹郎!2つ目の窓!病気って?薬?」