人気時代劇「水戸黄門」では、長年、「かげろうお銀」役での入浴シーンが人気を博し、同番組の人気に大きく貢献した、由美かおる(ゆみ かおる)さんですが、実は、中学3年の時から、その片鱗を見せていました。

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年齢は?出身は?身長は?本名は?

由美さんは、1950年11月12日生まれ、
京都府京都市のご出身(兵庫県川西市育ち)、

身長157センチ、

血液型はB型、

本名は、
西辻由美子(にしつじ ゆみこ)、

学歴は、
梅花高等学校中退、

趣味・特技は、
アコーディオン、

ちなみに、由美さんのスリーサイズは、86-58-86だそうですが、デビュー当時(15歳)から現在まで、ほぼ変わっていないそうで、中学の時のスカートが入るんだそうです。

「11PM」で人気を博す

由美さんは、3歳からバレエを習い始めると、小学校6年生の時には、もっと本格的に習おうと、大阪・京橋の「西野バレエ団」に通い始められたそうですが、

主宰者の西野皓三さんが、テレビ番組の企画、構成なども手がけていたことから、1966年、中学3年生の時には、テレビ番組「11PM」のミュージカルショーのコーナーで主役に抜擢されます。

すると、まばゆい照明の下、バックダンサーを従えて、網タイツ、ハイヒール姿で、堂々と歌い踊る由美さんに対して、テレビ局には問い合わせが殺到。電話の回線がパンクするほどの人気を博したのでした。


当時の由美さん。

石原裕次郎の相手役で映画デビュー

そして、同年、この番組を見た石原裕次郎さんから、自身が主演する次回作で相手役になってほしい、とオファーを受けると、映画「夜のバラを消せ」で映画デビュー。


「夜のバラを消せ」より。由美さんと石原裕次郎さん。

由美さんは、マネージャーとともに裕次郎さんの自宅に泊まり、そこから撮影所に通う日々を送られたそうですが、

由美さんは、当時を振り返り、

かっこいい、脚の長いステキな優しいお兄様でしたね。

と、裕次郎さんについて語っておられます。

ダンスグループ「レ・ガールズ」で歌って踊れる歌手

また、1967年には、同じく「西野バレエ団」に所属していた、原田糸子さん、金井克子さん、奈美悦子さん、江美早苗さんとともに、ダンスグループ「レ・ガールズ」を結成すると、


「レ・ガールズ」(左から)由美さん、原田糸子さん、金井克子さん、奈美悦子さん、江美早苗さん。

本格的に歌って踊れるアイドルとして、当時の若い世代に熱狂的な支持を受け、同年には「みんなあげましょう」でソロデビュー。


「みんなあげましょう」

そして、女優としても、

1973年「同棲時代-今日子と次郎-」
     「しなの川」

1974年「ノストラダムスの大予言」
     「エスパイ」

1976年「超高層ホテル殺人事件」


「エスパイ」より。藤岡弘さんと由美さん。

と、次々と映画に出演されると、ヌードを披露するなど、抜群のプロポーションを活かしたセクシー路線で、人気を博したのでした。

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看板がネットオークション高額取引

ちなみに、由美さんは、1970年、19歳の時、アース製薬(大塚グループ)の蚊取り線香「アース渦巻」のCMキャラクターとして起用されると、

ルームウェアのショートパンツから、美しい脚を惜しげもなくさらしたホーローの看板が、街中至る所に張り出され、世の男性たちをを虜にしたのですが、

現在、この看板が、ネットオークションで高額で取引されているのだとか。

(当時、大塚グループは、由美さんのほかにも、大村崑さんの「オロナミンCドリンク」、浪花千栄子さんの「オロナイン軟膏」、松山容子さんの「ボンカレー」、水原弘さんの「ハイアース」など、タレントを使ったホーロー看板で広告戦略を打ち出していました)

運が良ければ、ひなびた山間部のバス停や、古い農家の土壁などで目にすることができるかもしれません。

「由美かおるのデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」に続く

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