1969年、「ナタリーの朝」で映画デビューして以来、50年以上にわたり、数多くの映画に出演し、ヒットを飛ばしてきた、アル・パチーノ(Al Pacino)さん。今回は、そんなアル・パチーノさんのデビューからの出演作品を画像を交えてご紹介します。

「アル・パチーノは「セント・オブ・ウーマン」でアカデミー賞を受賞!」からの続き

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出演作品(映画)

それではここで、アル・パチーノさんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1969年「ナタリーの朝」
1971年「哀しみの街かど」
1972年「ゴッドファーザー」
1973年「スケアクロウ」
     「セルピコ」


「哀しみの街かど」より。キティ・ウィンさんとアル・パチーノさん。

1974年「ゴッドファーザー PART II」
1975年「狼たちの午後」
1977年「ボビー・デアフィールド」
1979年「ジャスティス」
1980年「クルージング」


「ジャスティス」より。

1982年「喝采の陰で」
1983年「スカーフェイス」
1985年「レボリューション めぐり逢い」
1989年「シー・オブ・ラブ」
1990年「不名誉なローカル」
     「ディック・トレイシー」
     「ゴッドファーザー PART III」


「ディック・トレイシー」より。アル・パチーノさんとマドンナさん。

1991年「恋のためらい/フランキーとジョニー」
1992年「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」
     「摩天楼を夢みて」
1993年「カリートの道」
1995年「天国の約束」
     「ヒート」


「カリートの道」より。

1996年「訣別の街」
     「リチャードを探して」※監督・脚本・製作も
1997年「フェイク」
     「ディアボロス/悪魔の扉」
1999年「インサイダー」
     「エニイ・ギブン・サンデー」


「訣別の街」より。ダニー・アイエロさん(左)とアル・パチーノさん(右)。

2000年「Chinese Coffee」※監督も
2002年「インソムニア」
     「シモーヌ」
     「ニューヨーク 最後の日々」
2003年「リクルート」
     「ジーリ」


「リクルート」より。アル・パチーノさん(左)とコリン・ファレルさん(右)。

2004年「ヴェニスの商人」
2005年「トゥー・フォー・ザ・マネー」
2007年「88ミニッツ」
     「オーシャンズ13」    
2008年「ボーダー」


「88ミニッツ」より。

2011年「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」
     「ジャックとジル」
     「Wilde Salome」※監督・脚本も
2012年「ミッドナイト・ガイズ」


「ジャックとジル」より。ヴァレリー・マハフェイさんとアル・パチーノさん。

2013年「Salomé」※監督・脚本も
2014年「アル・パチーノ ブロークン 過去に囚われた男」
     「The Humbling」※製作も
2015年「Dearダニー 君へのうた」


「Dearダニー 君へのうた」より。

2016年「ブラック・ファイル 野心の代償」
2017年「ボーダーライン:ソマリア・ウォー」
     「ハングマン」


「ハングマン」より。

2019年「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
     「アイリッシュマン」
2021年「House of Gucci」


「House of Gucci」より。レディー・ガガさんとアル・パチーノさん。

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

2003年「エンジェルス・イン・アメリカ」
2010年「死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実」
2013年「Phil Spector」
2018年「ジョー・パターノ 堕ちた名将」
2020年「ナチ・ハンターズ」


「エンジェルス・イン・アメリカ」より。

ほか、数多くの作品に出演されています。

受賞歴

そんなアル・パチーノさんは、映画賞も、

1969年「Does a Tiger Wear a Necktie?」で「トニー賞助演男優賞 (演劇部門)」
1972年「ゴッドファーザー」で「ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞」
1973年「セルピコ」で「ナショナル・ボード・オブ・レビュー男優賞」
1974年「セルピコ」で「ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)」


「セルピコ」より。

1976年「狼たちの午後」「ゴッドファーザー PART II」で「英国アカデミー賞主演男優賞」
1977年「The Basic Training of Pavlo Hummel」で「トニー賞主演男優賞 (演劇部門)」
1993年「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」で「アカデミー主演男優賞」「ゴールデングローブ賞主演男優賞 (ドラマ部門)」
1994年「ゴッドファーザー」で「ヴェネツィア国際映画祭栄誉金獅子賞」
2001年「ゴールデングローブ賞セシル・B・デミル賞」


「狼たちの午後」より。

2004年「エンジェルス・イン・アメリカ」で「ゴールデングローブ賞男優賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)」「エミー賞主演男優賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)」
2010年「死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実」で「エミー賞主演男優賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)」
2011年「ワイルド・サロメ」で「ゴールデングローブ賞ミニシリーズ・テレビ映画演技賞」「ヴェネツィア国際映画祭クィア獅子賞」


「ワイルド・サロメ」より。

ほか、数多く受賞されています。

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「スター・ウォーズ」「ダイハード」「プリティ・ウーマン」のオファーを断っていた

ところで、アル・パチーノさんは、2013年6月、ロンドン・パラディウムで行われたトークショーに登場した際、

あの子(ブルース・ウィリス)にキャリアを与えてあげたんだ。他の誰に俺がキャリアを与えたか知ってるかい?『スター・ウォーズ』のハリソン・フォードだよ。俺さえ望めばあの役は俺だったんだけど、正直脚本の理解に苦しんだってことがあったんだ

と、大ヒットシリーズである「スター・ウォーズ」「ダイハード」の出演オファーを断っていたことを明かしているのですが、

さらには、リチャード・ギアさんを世界的なスターにした、大ヒット作「プリティ・ウーマン」(1990年)の主人公エドワード・ルイス役も断っていたことを明かすと、

俺はいい作品を見分ける眼を持ってないんだ

と、ユーモアを交えながらも、これらの作品のオファーを断るべきではなかったと後悔をにじませていたとのこと。

(そのほかにも、「地獄の黙示録」「ユージュアル・サスペクツ」などのオファーも断っていたそうです)

ただ、アル・パチーノさんが「スター・ウォーズ」「ダイハード」「プリティ・ウーマン」で主演していたとしたら・・・微妙かもしれません(笑)

「アル・パチーノが来日しないのは日本が嫌いだから?」に続く

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