極貧&イジメのどん底生活から抜け出し、華やかな生活をされるようになった、羽賀研二(はが けんじ)さんですが、多額の借金に、梅宮アンナさんとの破局、そして・・・

「羽賀研二の生い立ちが悲惨!若い頃はいいとも青年隊!梅宮アンナとも!」からの続き

Sponsored Link

実業家として活動

その後、羽賀さんは、1999年、沖縄県北谷(ちゃたん)町の米軍跡地の巨大なショッピングモールに「南国食堂」をオープンし、

(当初は、梅宮アンナさんとカフェを共同経営するつもりだったそうですが、破局したことでカフェ計画は頓挫したそうです)

2001年には、宝石販売業を開始するなど、実業家として活動。

この頃は、呉服や宝石の展示会に集客目的で芸能人がゲストに来る「お見立て会」がブームで、報酬は、日当30万~50万円と売上に応じて歩合がつくという仕組みになっており、通常はタレントが場内を一周してお客さんと少し話をする程度だったそうですが、

羽賀さんはというと、細かくテーブルを周ってお客さんとマンツーマンで話し込み、手を握って、「お似合いですよ」と言われていたことから、客は舞い上がって、高級商品を即購入していたそうで、時価数千円の宝石に10倍~100倍もの金額を付けて販売していたとの噂も。(羽賀さんいわく、「500万円の宝石を売ることは簡単」とのこと)

また、羽賀さんは、ブランドに名前を貸すだけでなく、自らプロデュース・製作にも携わっていたそうで、その結果、販売会社は年商30億円へと急成長すると、翌年の2002年には、芸能人の長者番付け29位にランクインするほど稼ぎ、目黒区に3億円の豪邸も購入。

さらに、2004年からは、ケツメイシのシングル「君にBUMP」のプロモーションビデオに出演するなど、再び芸能活動を本格化されたのですが・・・


ケツメイシ「君にBUMP」のPVより。

Sponsored Link

未公開株詐欺事件で逮捕、実刑判決を受ける

2007年6月30日、「未公開株を元値を隠して元値の3倍で売りつけ、責務を逃れようとした容疑」で逮捕されると、同年10月11日には、「詐欺・恐喝未遂」の罪で起訴されます。(未公開株詐欺事件)

というのも、羽賀さんは、2001年2月に、被害者であるYさん(不動産会社社長)に、「会社が破綻したら責任を持つ」という約束で、医療会社の未公開株を元値の3倍である約4億円で売りつけているのですが、

Yさんによると、羽賀さんは、

「通常はもっと高い」
「芸能人の僕だから、ルートがあって1株120万円で買える」
「みんなが売ってくれと申し出ている」
「絶対に損はさせない。元本保証する」
「買ってくれると僕は取締役になれる。もう芸能界はイヤ」

などと、深夜0時から午前6時までしつこく電話をかけてきたそうで、

嫌気が差して、Yさんが未公開株購入の中止も考えていることを伝えるも、
「一度オーケーしたらダメ」としつこく支払いを催促されたというのです。

そして、その後、会社は破綻するのですが、羽賀さんは、お金を返すどころか、暴力団関係者を使って、大阪市天王寺区のホテルの一室でYさんを脅迫し、1000万円に棒引きする書類に判を押させたそうで、

2008年11月28日には、大阪地方裁判所で無罪判決が言い渡されるも、2011年6月17日には、一審の無罪判決が破棄され、懲役6年(求刑懲役8年)の実刑判決。

この判決を不服とした羽賀さんは、最高裁判所に上告するのですが、2013年3月28日、最高裁が上告を棄却し、懲役6年の罪が確定。羽賀さんは沖縄刑務所に収監されたのでした。

また、2016年10月27日には、株購入代金の返還を求める民事裁判で、被害者が請求した被害全額に相当する4億円の支払いを、大阪地方裁判所に命じられたのでした。

「羽賀研二の現在の嫁は?子供は?4億円財産隠しで再逮捕!」に続く

Sponsored Link