2000年、「池袋ウエストゲートパーク」の「キング」こと安藤タカシ役で大ブレイクした、窪塚洋介(くぼづか ようすけ)さんですが、人気絶頂の2004年、大騒ぎとなります。
「窪塚洋介の生い立ちは?弟は?若い頃は池袋WGPのキングでブレイク!」からの続き
マンションの9階から転落
2004年6月、なんと、窪塚さんは、9階にある自宅マンションから転落されたのです。
しかも、奇跡的に一命を取り留められたのです。
実は、窪塚さんは、2003年5月に結婚されると、同年10月に男の子が誕生し、当時、育児休業中だったのですが、
高さ29メートルある9階から転落すると、なぜか、その9メートルも先にあるフェンスに激突して、芝生の上に落ちたようで、「頭蓋骨の開放骨折」という重傷を負うも、奇跡的に一命をとりとめられているのです。
警察は「事故」として処理
そして、元奥さんは、その時の様子を、
テラスの方に行ったと思ったら姿が見えなくなった
と、証言され、
所属事務所は、
鯉のぼりを片付けようとして、誤って転落した
と発表されているのですが、
警察も捜査の結果、「事故」として処理。
しかし、そのまま真下に落ちたのならともかく、ベランダから約9メートルも先のフェンスまで飛ぶという、あまりにも不可解過ぎる事故に、「自殺説」や「薬物使用疑惑」が浮上します。
本人は自殺未遂を否定
ただ、窪塚さんご本人はというと、
(事故当時のことを)本当に覚えてない。アメリカに行く予定で、荷物も全部準備してあって。家庭も持って、子供もできて、仕事も順調で。自殺する理由なんてまったくなかった。
と、後に自殺未遂を否定されており、
実際、翌年の2005年には、驚異的なスピードで回復し、映画「同じ月を見ている」の主演で、見事、芸能活動を再開されているので、自殺未遂とは考えにくいです。
とはいえ、事故直後、所属事務所が、「全治3ヶ月」と発表したのに対して、
医療関係者が、
骨が付くのに1年、歩行には数年のリハビリを要すほどの重傷
と、明かされていたのも不可解・・・
ふざけていた?
また、一部週刊誌では、窪塚さんが、楽しみとして、
ベランダの柵で、腹部を支点にして、やじろべえのように、ブラブラと身体を揺らす
なんてことを、たびたびやっていて、今回、バランスを崩してしまい、一回転して落下した、との報道も。
もちろん、真相は不明ですが、それが本当なら、まるで薬物でも摂取していたかのような、ぶっ飛びよう・・・
薬物疑惑
実は、窪塚さんは、事故が起きる3ヶ月前の2004年3月17日、都内で行われた環境イベント「アースデイ東京2004」の制作発表で、
麻薬みたいな扱われ方をするけど、調べてみると麻薬と定義されるものは何もない。医療的なメリットもあり、なんで法律で規制されるのか。日本中で考えたらおもしろいかな。警察とコミュニケーションをとりながら有効利用することが新しいカギだと思ってる。
と発言し、主催者を仰天させているのです。
それで、ロック歌手の大友康平さんが、慌ててアラスカで見たオーロラの話をしたり、実行委員長のC・W・ニコルさんが森林破壊について問題提起したりと、ノーマルな話題に戻そうと試みられたのですが、
それでも窪塚さんは、ほかの人達のトークをさえぎってまで、
大麻油で車が走ることをご存じですか
大麻が光合成するといい磁場が出る
いわゆるバイオエネルギーで…
こういう効用がなぜ封印されているのか。大麻=麻薬というイメージが日本では強いが、アースデイの場で打開したい
と、大麻について熱く語り、会場を騒然とさせているのです。
このことから、転落時、大麻などの薬物を使用していたのでは、と疑いが持たれたようですが、当然ながら、窪塚さんは、薬物の使用を否定されています。
事故以降の出演作品(映画)
それでは、事故以降の、窪塚さんの主な出演作品をご紹介しましょう。
2005年「鳶がクルリと」
「同じ月を見ている」(主演・熊川鉄矢 役)
2006年「アムール・レジェンド『松鼠自殺事件』」(主演・大島 役)
2007年「俺は、君のためにこそ死ににいく」
「パラダイス・ナウ」
2008年「ICHI」
「まぼろしの邪馬台国」
「同じ月を見ている」より。黒木メイサさんと窪塚さん。
2009年「パンドラの匣」
2010年「東京島」
「行きずりの街」
2011年「UGLY」(主演・カズヤ 役)
「源氏物語 千年の謎」
2012年「ヒミズ」
「モンスターズクラブ」
「ヘルタースケルター」
「UGLY」より。窪塚さんと桃生亜希子さん。
2013年「ジ、エクストリーム、スキヤキ」(主演・大川 役)
2014年「愛の渦」
「サンブンノイチ」
「TOKYO TRIBE」
「風邪〈ふうじゃ〉」
2015年「Zアイランド」
2017年「沈黙 -サイレンス-」
「アリーキャット」(主演・マル 役)
「アリーキャット」より。窪塚さんと降谷建志さん。
と、出演作品は全て映画で、事故以降、テレビドラマには出演されていません。
ちなみに、そのことについて、窪塚さんは、
20代前半のどこかのタイミングで、もういいかなって思ったんです。(テレビドラマは)今後もやるつもりはないですね。
メディアでいろいろ言われていた時期というのもあるのですが、テレビ自体への不信感も募っていたんですよね。その時、ある現場でよりその不信感が強くなる出来事があって、俺の居場所はここじゃないなって思ったんです。
もちろん、杉田成道さんのようにすごく影響を受けた素晴らしいテレビの方もいるのはわかっているんですけれどね
と答えられています。
現在の後遺症は?
ところで、気になる、窪塚さんの後遺症ですが、
窪塚さんは、2004年11月13日、ドキュメンタリー番組「告白 窪塚洋介~そして旅は続く~」には、車椅子姿で出演され、
8月1日 靴履いたら歩けそう。内蔵とかも脾臓がやられてたり、目が見えなくなるとか言われてた。脅威の回復力とか言われてる。右の鼻の臭いは無くなった。
8月31日 歩けるようになった。一番痛いのは膝。違和感ありあり。
など、闘病の様子や、膝の痛みをこらえながら階段を上る窪塚さんの映像が流れたのですが、
実際、2005年11月に公開された復帰第一弾の映画「同じ月を見ている」では、普通に歩いておられ、その後も、特に不自由にされている様子はないので、後遺症があったとしても、それほど深刻なものではないように思われます。
また、
人工肛門をつけているのでは
と噂されたこともありましたが、2016年6月23日に、現在の奥さんがインスタグラムに投稿した窪塚さんの写真には、そのような傷跡は見られないため、「人工肛門説」も単なる噂だったようです。
さて、いかがでしたでしょうか。
窪塚さんの、
- 9階のマンションから転落
- 警察は「事故」として処理
- 窪塚さんは自殺未遂を否定
- ふざけていた?
- 薬物疑惑
- 事故以降の出演作品(映画)
- 現在の後遺症は?
など、転落事故の一連の流れについてまとめてみました。
2018年12月31日の大みそかには、「ONE PIECE」と求人検索エンジン「Indeed」のコラボCMで「サンジ」役を演じ、オンエアされるやいなや大反響となったり、俳優業以外にも、レゲエDeeJayとして「卍LINE」名義で活動されるほか、ミュージックビデオの監督や、育児雑誌に登場されるなど、多岐に渡り活動されている窪塚さんですが、
それにしても、あの事故といい、その回復の凄さといい、謎だらけ。
今後も、(いい意味で)何をしでかすか分からない窪塚さんからは目が離せません!!
「窪塚洋介の元嫁のんちゃんとの息子は?離婚理由は?再婚し娘も!」に続く