2019年2月、バラエティ番組「直撃!シンソウ坂上」に出演された際、ガンを9回も患われたことを告白し、大きな話題となった、大空眞弓(おおぞら まゆみ)さん。今回は、大空さんのガンについて、調べてみました。
「大空眞弓の元夫は勝呂誉!息子(長男)は元俳優で逮捕歴3回!娘は?」からの続き
乳ガンで左乳房を全摘出
大空さんは、55歳の時、撮影前にメイクさんから、
ちょっと顔色おかしいですよ。今までとは違うので、病院へ行ったらいかがですか。
と、言われたことがきっかけで、人間ドックを受診されると、左の乳房に腫瘍が見つかります。
ただ、良性だったため、しばらく様子を見ようということになったのですが、2年半後の検診では、その腫瘍が悪性に変わっている事が判明。
(もともと、体が弱く、病気ばかりしていた大空さんは、熱が39度あっても平気で、痛みなどの症状も何もなかったため、体の変化に全く気がつかなかったそうです)
当時、連続ドラマの撮影中で、さらに1ヶ月後には舞台も控えていて、仕事に穴をあけるわけにはいかない状況だった大空さんは、数ある治療の選択肢の中から、治療期間が短く、再発の可能生が少ない、「乳房切除」を選択し、1998年、58歳の時、「左乳房の全摘出手術」を受けられたのでした。
ちなみに、後に大空さんは、
乳房を失うことに対して、落胆はしませんでした。私は何事も「なんで?」って思うことがないの。ガンになると、なぜ病気になったのか、なぜ自分なのか、なんて考える方もいらっしゃるようですが、「そうなんだ」って受け入れる。考えても答えはありません。私のような考え方の方がむしろ珍しいでしょうね。
と、前向きな気持で手術に臨まれたことを明かされているのですが、
実際、手術後は、すぐに腕が上がるなど、病後であるとは思えないほど違和感がなく、ガンで手術を受けたことを周囲に打ち明けることもなく現場に戻られると、通常どおり、舞台の稽古に参加され、ほっと一安心されたのでした。
「直撃!シンソウ坂上」より。(左から)磯野貴理子さん、坂上忍さん、大空さん。
多重ガンで9回も乳ガン胃ガン食道ガン~対処法は?
それでも、再発を防ぐため、大空さんは、左乳房摘出後は、半年に1回、人間ドックを受診するなど、細心の注意を払っておられたのですが・・・
61歳と62歳の時には「胃ガン」、63歳の時には「食道ガン」が発覚。
幸い、どれも早期発見だったため、大事には至らなかったのですが、その後も、「食道ガン」⇒「胃ガン」⇒「食道ガン」⇒「胃ガン」、そして、76歳の時には、再び「乳ガン」と、もぐらたたきのように、9回もガンに見舞われてしまいます。
ただ、当の本人の大空さんはというと、
がんをことさら深刻に考えることはないと思います。その都度、見つけたら対処していくだけ。今の時代は、ほかの病気とさほど変わらないんじゃないでしょうか。そうおおらかにとらえた方が心穏やかに過ごせると思いますよ。
母も姉もガンで死にましたから、いつか私もそうなるだろうと思いもあって、特別ショックだとか、驚いたというのは不思議とありませんでした。
こどもの頃からとにかく病弱だったものですから、お医者さまの顔を見るとほっとするぐらい、病院大好き人間なんです。体調が悪いとすぐ見てもらいますし、定期検診も欠かしません。
皆さん、病院に行くのが怖いとか、大きい病気が見つかったらどうしようっておっしゃいますけど、ガンが見つかったときも、「早く見つかって良かった」っていう気持ちが強かったですね。
と、おっしゃっており、
ガンに打ち勝つためのポイントを、
- 早期発見
- 前向き
- お医者さんが二枚目♪
と、3つ挙げられていました。
いかに、気持ちの持ち方が大事なのかが分かりますね。
卵葬?
ところで、大空さんは、卵で栄養を採ってきたといっても言い過ぎではないほど、幼い頃から卵が大好きで、大人になってからも、外出時には、必ず、数個の蒸し卵を持ち歩かれているのだとか。
そのため、卵を命の恩人だと考えている大空さんは、自分の最期は卵で締めくくりたいと、
献花でなく献卵にしたい。これは以前、水の江滝子さんの生前葬がとても素敵だったので考えたこと。
祭壇は(妹尾)河童さんが作ってくださる約束で、遺影は人間のたまごである赤ちゃんのときの写真を飾り、音楽は大好きなサザンオールスターズ。
このお別れ会を仕切る事務局長は川崎麻世くん。最後は大好きな沖縄の海に散骨してほしいとお願いしているんです。
と、お別れ会(葬儀)のプランを明かされていました♪
さて、いかがでしたでしょうか。
大空さんの、
- 乳ガンで左乳房を全摘出
- 左乳房の全摘出手術を受ける
- 多重ガンで9回も乳ガン胃ガン食道ガン~対処法は?
- 卵葬?
について、まとめてみました。
ガンに9回も見舞われるという、想像を絶するような体験をされているとは思えないほど、ポジティブで自然体な大空さん。希望されている「卵葬」は、そんな大空さんにぴったりなとても素敵なお別れ会ですが、どうか、そう言わずに、まだまだお元気でいてほしいものです。
「大空眞弓の若い頃は?愛と死をみつめてほか出演映画ドラマ舞台は?」