1960年代には日本映画の黄金期を支え、1970年代にはテレビドラマで熱狂的な人気を博すと、以降、50年以上にわたり、第一線で活躍されている、松原智恵子(まつばら ちえこ)さん。今回は、そんな松原さんの、大ヒットドラマ「ある日わたしは」、映画「ゆずの葉ゆれて」、シニア向けドラマ「やすらぎの刻~道」ほか、出演作品を画像を交えてご紹介します。

「松原智恵子の若い頃が美人!日活3人娘!実家は?現在の年齢は?」からの続き

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出演作品(映画)

それでは、ここで、松原さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1961年「明日に向って突っ走れ」
1962年「燃える南十字星」
1963年「いつでも夢を」
1964年「俺たちの血が許さない」
1965年「投げたダイスが明日を呼ぶ」
1966年「俺にさわると危ないぜ」


「明日に向って突っ走れ」より。松原さんと宍戸錠さん。

1967年「恋人をさがそう」
1968年「大幹部 無頼」
1969年「涙でいいの」
1970年「女子学園 悪い遊び」
1971年「三人の女 夜の蝶」


「三人の女 夜の蝶」より。(左から)松原さん、梶芽衣子さん、山本陽子さん、二谷英明さん。

1976年「新仁義なき戦い 組長最後の日」
1990年「バカヤロー!3 へんな奴ら」
1993年「結婚」
1997年「ピエタ」
2001年「ムルデカ MERDEKA 17805」
2002年「旅の途中で FARDA」


「新仁義なき戦い 組長最後の日」より。松原さんと和田浩治さん。

2004年「死に花」
2006年「釣りバカ日誌17 あとは能登なれハマとなれ!」
2007年「黄色い涙」
2010年「サヨナライツカ」
2011年「小川の辺」


「死に花」より。山崎努さんと松原さん。

2012年「私の叔父さん」
2014年「ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY」
2015年「鏡の中の笑顔たち」
2016年「ゆずの葉ゆれて」
2017年「僕らのごはんは明日で待ってる」

出演作品(テレビドラマ)

テレビドラマでは、

1966年「山のかなたに」
1967年「あいつと私」
1967~1968年「ある日わたしは」
1968年「はじめまして」
1969年「颱風とざくろ」
1970~1973年「時間ですよ」


「颱風とざくろ」より。石坂浩二さんと松原さん。

1971年「水戸黄門 第2部」第16話
1972年「銭形平次」第335話
1973年 NHK大河ドラマ「国盗り物語」
1973~1978年「たんぽぽ」
1975年 NHK大河ドラマ「元禄太平記」
1977年「別れて生きる時も」


「別れて生きる時も」より。松原さんと速水亮さん。

1978~1979年「薔薇海峡」
1979~1980年「赤い嵐」
1980年「土曜ワイド劇場『怨霊!あざ笑う人形 危険な未亡人』」
1981年 NHK大河ドラマ「おんな太閤記」
1982~1983年「女7人あつまれば」
1983年「明石貫平35才」


「怨霊!あざ笑う人形 危険な未亡人」より。(左から)風見章子さん、横内正さん、松原さん。

1985年「土曜ワイド劇場『家政婦は見た!』」
1986年「特捜最前線」第476話
1987年「夫が戻る日」
1988年「おんなは一生懸命」
1989年 NHK大河ドラマ「春日局」
1990年「土曜ワイド劇場『上流社会花嫁スキャンダル殺人事件』」


「特捜最前線」より。松原さんと二谷英明さん。

1991年「幕府お耳役檜十三郎」
1992年「その時、ハートは盗まれた」
1995年 NHK大河ドラマ「八代将軍吉宗」
1997年 NHK朝の連続テレビ小説「あぐり」
1998年「月曜ドラマスペシャル『一色京太郎事件ノート7』」
1999年 NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」


「幕府お耳役檜十三郎」より。(左から)財津一郎さん、永島敏行さん、松原さん、渡辺裕之さん。

2000年「天国に一番近い男」
2001年「月曜ミステリー劇場『十津川警部シリーズ22』」
2002年 NHK大河ドラマ「利家とまつ~加賀百万石物語~」
2003年「東京ラブ・シネマ」
2004年「夫婦。」
2005年「汚れた舌」

2007年「マイフェアボーイ」
2008年「あるがままの君でいて」
2009年「月曜ゴールデン『浅見光彦シリーズ27』」
2010年 NHK大河ドラマ「龍馬伝」
2011年「月曜ゴールデン『美食カメラマン 星井裕の事件簿2』」
2012年「土曜ワイド劇場『デパート仕掛け人!天王寺珠美の殺人推理」』」


「浅見光彦シリーズ27」より。(左から)松原さん、沢村一樹さん、酒井美紀さん、音無美紀子さん。

2013年「女優 麗子~炎のように」
2014年「土曜ワイド劇場『温泉 (秘) 大作戦』」
2015年「僕らプレイボーイズ 熟年探偵社」
2016年「営業部長 吉良奈津子」
2017年「ウツボカズラの夢」


「ウツボカズラの夢」より。(左から)志田未来さん、上杉柊平さん、松原さん。

ほか、数多くの作品に出演されています。

ある日わたしは

ところで、1967年、松原さんが主演を務めた、「日活」初のカラーテレビドラマ「ある日わたしは」が、2015年10月にCSの「チャンネルNECO」で再放送されたことが話題となりました。


「ある日わたしは」より。

というのも、「日活」が、創業100年目の2012年に第1話だけ放送したそうですが、視聴者から大きな反響があり、48年ぶりに全話を再放送したのです。

ちなみに、ストーリーは、松原さん演じる、石川県から上京した女子大生・城山ゆり子を中心に、様々な恋愛を明るく描いた作品ということですが、それにしても、若いころの松原さんは、ほんと、美しいです。

これを受けて、松原さんは、

思い出に残る大切な作品。ヒットしたご褒美に、カラーテレビとハワイ旅行をプレゼントしてもらいました。

と、当時を振り返っておられました。

ゆずの葉ゆれて

また、松原さんは、2016年、老夫婦の若き日の思い出や、隣に住む少年との心の交流ほか、お互いを思いやる姿が丁寧に描かれた、児童文学を原作とする、映画「ゆずの葉ゆれて」で、主人公・バアちゃん(鈴田柚子)を演じられているのですが、


「ゆずの葉ゆれて」より。津川雅彦さんと松原さん。

実際、ロケ地の鹿児島では、地域の人々から、畑で収穫された野菜、コーヒー、かき氷などの差し入れを受け、舞台となった家の人からは、お昼をごちそうになるなど、映画に描かれているような温かい交流があり、そんな楽しい思い出が、そのまま映画に反映されて、とても良い作品となったそうで、

松原さんは、

たくさんの作品に出演させていただく中で、今の仕事がどんどん好きになっていきました。

その気持ちは今でも高まる一方です。今回出演させていただいた「ゆずの葉ゆれて」は、原作に惚れ込んで心からやってみたいと思う作品でした。これからも、そんな運命の出会いがあればいいですね。

と、充実ぶりを語っておられました。

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現在は「やすらぎの刻~道」で天然の役?

そして、松原さんは、2019年4月からスタートしている異色のテレビドラマ「やすらぎの刻~道」にも出演されています。

「やすらぎの刻~道」は、2017年に放送された「やすらぎの郷」の続編で、松原さんは、かつて、乃木坂テレビのワンマン専務の愛人だった大スター・九重めぐみ役で、新メンバーとして出演されているのですが、

松原さん演じる九重めぐみは、若い頃、「大根役者」という言葉を知らず、

ダイコンよりもトマトが好き

と答え、それ以来、陰で「トマト」と呼ばれているという役どころということで、近年、バラエティ番組での天然発言がウケて、ひっぱりだことなっている松原さんとちょっとかぶっています♪

ちなみに、松原さんは、このドラマに参加された感想を、

「やすらぎの郷」の時は、浅丘ルリ子さんたち先輩方がいらっしゃって「楽しそうだな」と思って。この年になると、私が一番の年長者なことが多くなってきましたが、このドラマでは私が若い方なんですよ(笑)。だからとっても楽しく先輩とお仕事しています。

と、語っておられ、やはりここでも楽しくお仕事されていたようです♪

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