2019年、自身のエッセイのドラマ化に際し、「ちょうどいいブス」という言葉がネット上で炎上する騒ぎとなった、山﨑ケイ(やまざき けい)さんですが、この騒ぎで、山﨑さんが2017年に発言した言葉まで、SNSで投稿・拡散され、炎上してしまいます。
「山﨑ケイのちょうどいいブスがドラマ化で炎上!本当の意味とは?」からの続き
「妊婦を深夜の飲み会に呼び出した」と批判殺到
山﨑さんがウェブ上で連載している「山﨑ケイのちょうどいいブスのすすめ」の番外編である、「山﨑ケイ×近藤千尋のちょうどいいブス×美人対談②」の中での、2017年12月の発言が、
2018年12月頃、SNSに「妊婦を深夜の飲み会に呼び出した」と投稿・拡散されたことで、批判が殺到しました。
というのも、その対談の内容は、
山﨑ケイ、芸人の嫁(妊婦)に怒涛のダメ出しをする!
山﨑ケイ(以下ケイ):あったね、そういや。私たち芸人仲間数人と、太田さんとちぴちゃん(近藤千尋さん)、あともう一組の芸人とその嫁で飲んだんだよね。
近藤千尋(以下ちぴ):そう、その時のケイちゃん、マジで怖かったんだから(笑)! もう一人の芸人さんの嫁に対して怒涛のダメ出ししてたんだから! 「そんなんじゃ絶対に浮気されるよ」とかって(笑)。ケイちゃん普段こんなに優しいのに!
ケイ:まぁお酒入るとね。だってさ、自分の旦那の先輩芸人が待っているのに、呼ばれてから2、3時間も経ってようやく来たんだよ。しかも深夜に近いのにバッチリフルメイクして、肩出しのモテ服着ちゃってさ。ちぴちゃんは確かすっぴんですぐ駆けつけたよね。あれは芸人の嫁としてよかった! うん、うん。
ちぴ:あのときは家の近くだったし、それに妊婦だったから生きてるだけで精一杯でメイクとかファッションとか考えられなかっただけ(笑)。確かその奥さんも妊婦さんだったんだよ。だからメイクしたり着替えたりとか大変だったはず。なのに総バッシング受けててそのときに芸人の嫁って大変だって思った(笑)。
ケイ:いやさー、これが独身ならわかるけど、結婚してるのにバッチリメイクとか肩出しファッションとかおかしいでしょ!
ちぴ:でも私と違って彼女はみんなと初めて会うときだったから、ちゃんとして行かなきゃって思ったんじゃないかな。でもダメ出し光景を目の当たりにして、先輩から呼び出されたらノーメイクでもすぐ駆けつけなきゃいけないことは学んだけど(笑)。
と、いうものだったのですが、
このやり取りで、山﨑さんが、「深夜に妊婦を呼び出す人」と誤解され、批判が殺到したのでした。
真相は?
ただ、この批判を受け、山﨑さんは、まったく事実と違うとインタビューで反論。
山﨑さんによると、後輩の奥さん(妊婦)を呼びつけたのは、山﨑さんではなく、何人かで飲んでいて、先輩が、後輩の奥さんが妊娠中であることを考慮したうえで、「良かったら一緒に」と誘ったところ、その奥さんも行きたいとのことだったため、待つことに。
しかし、その奥さんが来ないまま、2,3時間が経過してしまったため、結果的に「深夜近く」なってしまったというのです。
誤解が拡散された理由は?
それが、
深夜に妊婦を呼び出した挙句、先輩である私を散々待たせておいてバッチリメイクしてオシャレしてくるなんて何事?
と、山﨑さんが怒ったということになり、SNSで拡散、批判の嵐となった訳ですが、
山﨑さんは、誤解が拡散されたことについて、
ファンの方なら、そんなことをする人間ではない、という前提で読んでくれると思うのですが、今回のこと(「ちょうどいいブス騒動)で私を知った人には、「男性にこびる女だから、男性を立てるために女性を踏みつけることを当たり前にするんでしょ」という風に思われてしまったのかもしれません。
正直悲しかったです。私、そんなことしそうな人間に見えてるんだ……と。
と、正直な気持ちを吐露し、
ただ読み直してみたら確かにそうも読めたので、色々な方に読んでいただけるようになったということを自覚しなくてはと思いました。
「ちょうどいいブス」と言う言葉を使い始めて7年くらいでしょうか。「ブス」という言葉の強さにも、慣れてしまっていたかもしれません。
受け取る側によって解釈が異なることを理解しつつ、楽しんでくださる方には引き続き楽しんでいただけるように、努力していこうと思います。
と、反省も述べられたのでした。
さて、いかがでしたでしょうか。
山﨑さんの、
- 「妊婦を深夜の飲み会に呼び出した」と批判殺到
- 真相は?
- 誤解が拡散された理由は?
について、まとめてみました。
対談の内容は、山﨑さんがヒール役になって、おもしろおかしく話しているだけなのですが、あらためて、ガチで釈明しなければいけないなんて、なんとも興ざめな話。
言葉一つ一つに対して敏感に反応する昨今ですが、こういう炎上が、芸人をつまらなくさせているのかもしれませんね。
これにめげず、山﨑さんには、これからも、そのユニークな発想で私達を楽しませてほしいものです。
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