次男(祐也さん)の「覚せい剤取締法違反」逮捕に対する謝罪会見にもかかわらず、次男をかばう発言をして、激しいバッシングを浴び、10ヶ月間、活動自粛された、三田佳子(みた よしこ)さんですが、次男の不祥事はまだまだ続きます。
「三田佳子の旦那は?長男は?次男逮捕の謝罪会見で大バッシング!」からの続き
次男が2度目の逮捕
ようやく、バッシングが収まった矢先に、次男(祐也さん)が殺人犯に車を貸していたことが発覚し、被害者の遺族から民事訴訟を起こされた三田さんですが、
2000年10月25日には、またしても、次男(祐也さん)が自宅の地下室で覚せい剤パーティーを行っていたことが発覚し、2度目の逮捕。
三田さんは、再び、女優活動の自粛を余儀なくされます。
(次男は大学から退学処分され、2001年4月25日には、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けました。)
水野晴郎の「シベリア超特急3」で本格的に女優復帰するも・・・
そして、約1年の活動自粛を経て、徐々に女優業を再開すると、2003年には、デビュー当時から親交のあった水野晴郎さんに、映画「シベリア超特急3」に起用してもらうなど、復帰の手助けをしてもらい、
「シベリア超特急3」
2004年には、映画「海猫」、2005年には、テレビドラマ「いま、会いにゆきます」などの話題作に出演されるようになると、
「海猫」より。三田さんと蒼井優さん。
2007年には、テレビドラマ「ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜」で、ようやく主演を務められるまでになったのですが(仲間由紀恵さんとダブル主演)・・・
「ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜」より。仲間由紀恵さんと三田さん。
次男の3度目の逮捕~謝罪会見
そんな矢先の2007年11月15日、またしても、次男(祐也さん)が、コンビニエンスストアのトイレで覚せい剤を吸引しているところを店員に通報され、駆けつけた警察官が路上で職務質問したところ、覚醒剤約0.1グラムを所持していたため、「覚せい剤取締法違反」の現行犯で逮捕。(3度目の逮捕)
2007年12月、警察に連行される次男(祐也さん)。
三田さんは、翌日16日に謝罪会見を開かれると、
この度、息子祐也が覚せい剤を持っていたということで逮捕されたことを昨夜知り、言葉もありません。
大変お恥ずかしい話ですが、前に同じ過ちを犯し、以来、親としてその行動に気をつけていたのですが、本年1月、独り言を言ったり、重い鬱傾向にあるなど本人の様子がおかしかったことから心配になり、警察に相談するか、病院に相談するか悩んだ末、必死に本人を説得して、2ヶ月間精神科の病院に入院させました。
退院後は仕事はしておらず、親としてはこれまで通りの歌手や俳優の仕事でいいのだろうか、何かもっと身体を使う仕事の方がよいのではないかなどと思案しておりました。
そして、その間、私達は本人の様子を見ながら、また薬物に走ったりしたらどうしよう、この子はこの先どうなるのだろう、三田は女優の仕事をしていていいのだろうか、仕事をするより子供を監視するなどすべきなのではないかと悩んでおりました。
しかし、ついずるずると日がたってしまっていたところ、この1週間ほどでまた本人の鬱状態がひどくなり、やはりもう一度専門の病院に入院させるべきだと考え、来週19日に精神科の病院に入院させる段取りを済ませていたところ、このような事態になった次第です。
これというのもすべては、私たち夫婦の養育、教育の失敗に起因するものだったと思っており、多くの皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけしていることについて、お詫びのしようもございません。
正直なところ、28歳にもなろうとしているこの息子を、どうすれば立ち直らせることができるのか、方法がわからず、昨夜も一晩泣いてしまいました。
しかし、さりとて、このようにしてしまった責任のある私たち夫婦がこの子を放置するようなことも出来ず、何とかこれが最後になるように専門家の方々のお力も借りて努力していかなければならないと思っております。
息子については、自分のやったことをしっかり自覚し、きちんと罪の償いをしてきてもらいたいと考えております。本当に申し訳ありません。
高橋康夫 三田佳子(原文ママ)
とのコメントを読み上げられたのでした。
唐十郎に次男を預けていた
また、三田さんは、次男(祐也さん)を自立させようと、旧知の仲で演出家の唐十郎さんの元へ送り出したこと、その一方で、親としてのサポートは以前から変わらず、月70万円のお小遣いを渡し続けていたことも明かしているのですが、
(次男は、2003年には唐さんの「劇団唐組」を退団。その後は、Vシネマへの出演や歌手活動などをされていたようです)
記者から、これからもサポートし、更生を信じるのか、という厳しい質問が飛ぶと、一瞬、答えに窮しながらも、
正直心の中では、放り出して当然!という気持ちがあったのですが。(息子が)普通の状態でない。不安定なまま1人で生きられない。厳しく言うだけで、万一よそさまを傷つけることになったら大変。切り捨てるというには…
と、コメント。次男(祐也さん)に対する変わらぬ愛情を覗(のぞ)かせたのでした。
そして、翌月12月から始まる舞台「エドの舞踏会」については、
降板となると迷惑を掛ける。仕事をする人間としては、あの時も今も気持ちは同じ。ただ、芝居に関しては、捨ててはいけないという気持ちがある。
と、降板しない旨、述べられたのでした。
実刑後は薬物依存更生施設に入所
ちなみに、次男(祐也さん)は、2008年1月28日、懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡されるのですが、薬物依存治療に専念するため、即日控訴し、その後、治療の目処がたった4月に控訴を取り下げると実刑が確定。
薬物依存治療の区切りを待って収監され、2009年6月25日に仮釈放されると、その後は、沖縄県内にあるアルコール・薬物依存更生施設「琉球ガイア」に入所し、社会復帰を目指していると報道されていたのですが・・・
「三田佳子の次男が元乃木坂46大和里菜に暴行!4度目の覚醒剤逮捕も!」に続く