20歳のとき、テレビ女優第一号の一人として「NHK放送劇団」に入られて以来、80代後半に差し掛かる現在まで、女優、作家、司会者、タレントほか、マルチな芸能活動をしつつ、「ユニセフ」などの平和活動も続けておられる、黒柳徹子(くろやなぎ てつこ)さん。今回は、そんな黒柳さんの元気の秘訣をご紹介します。
「黒柳徹子の40年越しの恋人とは?結婚しなかった理由は?隠し子も?」からの続き
スクワットを毎日50回
80代後半に差し掛かる年齢となっても、なお若々しい黒柳さんですが、黒柳さんによると、1998年に、プロレスラーのジャイアント馬場さんが「徹子の部屋」に出演された際、
寝る前にヒンズースクワットを50回すれば100歳まで舞台に出られる
と、馬場さん自らスクワットを実演して、スクワットのやり方を教えてもらったそうで、それ以来、寝る前、スクワットを50回されているというのです。
実際、黒柳さんは、2015年に、「NHK紅白歌合戦」の総司会者を務められているのですが、リハーサルの待ち時間には、突然、スクワットを始め、その場にいた白組と紅組の司会者、井ノ原快彦さんと綾瀬はるかさんも、あわてて一緒になって、スクワットを始められたとか。
ちなみに、黒柳さんは、2017年、雑誌「VOGUE JAPAN」のインタビューで、
とにかく、長生きするには今から気をつけなきゃと思って。毎日30分歩く習慣があって、いま赤坂に住んでいるからTBSの周りを散歩するんですけど、うっかり穴に落ちないようにしないと
(仕事から帰ってきた後の過ごし方について)3時間くらい寝て目が覚めたら、お化粧を落としてお風呂に入って、日課のスクワットを50回。それから少しテレビを見たりして、また計8時間くらいになるように眠る。
と、語っておられます。
顔筋(造顔)マッサージ
また、黒柳さんは、70歳の時、メイクアップアーティストの田中宥久子さんと出会われているのですが、それ以来、田中さんが編み出した「顔筋マッサージ」を実践されているそうで、
その「顔筋マッサージ」(3分程度)をやるようになってから、ちょっとシワが減った気がするそうです♪
(「顔筋マッサージ」とは、顔のマッサージをすることによって、余分な脂肪を減らし、老廃物をリンパに流すことで小顔になるほか、新陳代謝を活発にし、肌の張りを蘇らせるマッサージ方法で、後にそれを簡略化したものが「造顔マッサージ」だそうです。)
毎日の過ごし方
そのほか、黒柳さんは、毎日の過ごし方について、
まず、帰宅したら顔だけは洗って、すぐに眠ります。その時刻は、だいたい午後10時。そのあと、午前2時ごろに一度目覚めて、3時間ほどデスクワークをします。一仕事終えたら、温かい牛乳を飲んで再び眠りにつきます。
身体を締めつける事が大嫌いですから、日常はブラジャーもしません。ガードルも付けたことがありません。靴も、締め付け感があるので、履きません。冬でもサンダルを履いています。
と、おっしゃっています。
ちなみに、一般的には、年をとると眠りが浅い、と言われているのですが、黒柳さんは、今まで、眠れなくなったことがないとのことで、なにより健康的な生活を送られている証拠ですね。
激太りは食べ過ぎのせい?
そんな黒柳さんは、2016年7月、長野県北安曇郡松川村に「トットちゃん広場」が完成し、その竣工式と名誉村民賞授与のために訪れているのですが、登場した黒柳さんの激太りした姿に、村民たちから驚きの声が上がったというのです。
というのも、黒柳さんは、お酒は一滴も飲めないものの、大の肉好きで、週に数回は焼肉店を訪れているとのことで、黒柳さん自身、
はっきり言えば大食いですね。朝昼兼用で、おやつをつまんで夜食べて。でも焼き肉なんかでは男の人より多く食べますよ。
と、認めておられるほか、
過去にも、地方公演に出演された際、炊きたてのごはん3膳半(1膳140g)をパックに入れて毎晩、それを全部食べられていたそうで、
3膳半っていったら丼1杯でしょ。毎晩それを全部食べちゃってたんです。3か月の旅公演が終わったら3kg太ってたの!
と、明かされています。
ちなみに、この時は足をケガをされていたので、毎日のスクワットもできず、代謝が落ちてしまったのかもしれませんが、それにしても、この年齢(2016年で83歳)で、そんなに食べられるなんて、凄すぎます!
さて、いかがでしたでしょうか。
スクワットや顔筋マッサージ以外は、好きな食べ物を食べ、体は締め付けないように靴も履かずと、自由奔放な黒柳さんですが、
それ以外にも、
自分は死なない
と、超ポジティブ思考で、
終活なんてしない
と、考えておられるほか、
1日1回喜びを夢想することを日課にされているとのことで、それが、一番の、健康の秘訣かもしれませんね。