1959年、「東映ニューフェイス」第6期生として「東映」に入社すると、以降、数多くのテレビドラマや映画に出演し、バイプレイヤーとして欠かせない存在となっている、茅島成美(かやしま なるみ)さん。今回は、そんな茅島さんについて調べてみました。
年齢は?出身は?身長は?本名は?
茅島さんは、1942年9月14日生まれ、
東京都のご出身、
身長156センチ、
体重63キロ、
スリーサイズは、90-75-100、
靴のサイズは23.5センチ、
血液型はA型、
学歴は、
滝野川女子学園高等学校中退、
趣味は、
読書、ガラス細工、ガーデニング、
特技は、
京都弁、大阪弁(両親が近畿出身のため)、
ちなみに、本名は「川上静江(かわかみ しずえ)」(旧姓は茅島静江)、旧芸名は「春海洋子(はるみ ようこ)」です。
元夫は中尾彬
茅島さんは、1970年、俳優の中尾彬さんと結婚されると、同年、男の子を出産されているのですが、当時、プレイボーイとして名をはせていた中尾さんの度重なるスキャンダルに愛想をつかし、1975年には離婚。
1990年には、会社員の男性と再婚されると、毎年夏には、茅島さんの好きな韓国にお二人で旅行に行かれているそうで、夫婦仲は良いようです♪
息子は元俳優の中尾学
ちなみに、元夫・中尾さんとの間に誕生した息子さんは、学さんといい、映画「おあずけ」「離婚ゲーム・僕のベッドはトライアングル」などに出演されていたそうですが、その後、俳優業を廃業し、現在はグラフィックデザイナーをされているそうで、
現在、茅島さんは、この息子さん一家(お嫁さんと孫)と同居されているそうです。
中尾学さん。
中尾学さんが主演を務めた「離婚ゲーム・僕のベッドはトライアングル」
若い頃は「東映ニューフェイス」
さて、茅島さんは、幼い頃、内気な性格だったことから、そんな性格を直すため、ご両親の勧めで児童劇団に入ると、子役として活動していたそうで、
1959年には、「東映ニューフェイス」第6期生オーディションを受けると、応募者総数26000人の中から見事合格し、「東映京都」に入社。
(合格者は、男性6名、女性14名の、計20名という狭き門だったそうで、同期には、千葉真一さん、太地喜和子さん、亀石征一郎さんなどがおられます)
その後、半年間、「俳優座」で演技の研修を受けると、「東映京都撮影所」での1年間の下積みを経て、1960年には、「春海洋子」の芸名で、映画「白馬童子 南蛮寺の決斗時代劇」で女優デビュー。
以降、時代劇を中心に出演されると、1963年には「東映」を退社し、現在の「茅島成美」に改名されています。
「白馬童子 南蛮寺の決斗時代劇」より。右端が茅島さん(当時は春海洋子)。左端は山城新伍さん。
「3年B組金八先生」は32年に渡って出演
そんな茅島さんは、1979年、テレビドラマ「3年B組金八先生」で、堅物で小うるさい理科教師・国井美代子役を演じられているのですが、
以降、第3、第8シリーズ、スペシャル7、8を除く、全作品に出演されており、第4シリーズでは主幹教諭に、スペシャル9では教頭に、そして、スペシャル11で定年退職するも、2011年のファイナルでは、坂本金八の娘・乙女の結婚披露宴に参加する形で出演されており、都合、32年に渡って出演されています。
初期の「3年B組金八先生」シリーズに出演されていた頃の茅島さん。
「大好き!五つ子」「オケ老人!」などで名脇役
また、1999~2009年には、五つ子とその両親が繰り広げる家族の日常を描いたお昼のテレビドラマ「大好き!五つ子」で、五つ子達の優しいおばあちゃん・楠千絵子役、
2016年には、映画「オケ老人!」で、平均年齢70歳を超える「老人オーケストラ」のフルート奏者を演じるなど、バイプレイヤーとして作品を盛り上げられています。
映画「オケ老人!」より。