2019年6月、離婚申請で、2004年当時に交わした婚前契約の財産分与を巡り、元妻グレイス・ハイタワーさんと争っていることが報じられた、ロバート・デ・ニーロ(Robert De Niro)さんですが、依然、裁判は泥沼化の一途で終わる気配がありません。

「ロバート・デ・ニーロの最初の妻はダイアン・アボット!2番目の妻は?」からの続き

Sponsored Link

元妻グレイス・ハイタワーが生活費(毎月1000万円)を減らされたと激怒

2019年6月、離婚申請で、2004年当時に交わした婚前契約の財産分与を巡り、争っていることが報じられた、デ・ニーロさんと元妻のグレイス・ハイタワーさんですが、

離婚裁判は、さらにその後も続き、2020年3月には、デ・ニーロさん側が、グレイスさんが使うクレジットカード「アメリカンエクスプレスカード」の毎月の利用限度額を、10万ドル(約1080万円)から5万ドル(約540万円)に引き下げたことに対し、

グレイスさん側が、自分と子供たちの生活費に充てるクレジットカードの限度額を半減されたと激怒し、双方が激しく対立しているとのことです。

新型コロナウィルスの影響でデ・ニーロの財政状況が悪化していた

ただ、デ・ニーロさんが、グレイスさんが使うクレジットカードの利用限度額を引き下げたのは、新型コロナウィルスの影響でデ・ニーロさんの財政状況が悪化しているのが理由だったことから、

裁判所は、クレジットカードの毎月の限度額を半減したままで良いという、一時的な決定を下したとのことでした。

元妻グレイス・ハイタワーの贅沢生活を支えるために働きづめだった

それでも、グレイスさんが、クレジットカードの1ヶ月の利用限度額を5万ドル(約540万円)から10万ドル(約1080万円)に引き上げる緊急命令を法廷に求めたことから、

2021年4月16日、リモートで行われた2人の離婚調停では、デ・ニーロさんの弁護士・キャロライン・クラウス氏が、

デ・ニーロ氏は77歳です。彼は自分の仕事を愛していますが、異常なペースで無理やり働かされるべきではありません。彼は一体いつ止められるのでしょう?

高級ブランドのステラマッカートニーをこよなく愛するハイタワー氏のために、全てのオファーを引き受け、週6日、1日12時間働くことを

と、発言するほか、

グレイスさんがダイヤモンドの指輪を買うために100万ドル以上を費やしたと主張し、

彼はもしかすると明日病気になるかもしれませんね。そうしたら、ぜいたくはおしまいですよ

と、グレイスさんの贅沢な生活を支えるためにデ・ニーロさんが働きづめであることを訴えています。

Sponsored Link

離婚調停は泥仕合に

さらに、クラウス氏は、2004年に2人の間で交わされた婚前契約書では、デ・ニーロさんは、年収が1500万ドル(約16億円)を超えた時のみ、グレイスさんに年100万ドル(約1億円)を支払う義務があり、年収がそれを下回る場合は、支払額も比例して減額することになっていると主張するほか、

コロナ禍で、デ・ニーロさんの出演映画の撮影が延期されていて、デ・ニーロさんは、出費を劇的に減らしているとも主張すると、

(もし、2021年、全てがうまくいったとしても、収入は750万ドル(約8億円)に留まる見込みだとも語っています)

リモートで調停に出廷したデ・ニーロさんも、コロナのあおりを受け、自身が一部出資しているレストランチェーンNobuとグリニッジホテルが全面的もしくは一部的に営業停止になったことから、Nobuは4月に300万ドル(約3億2000万円)の損失、翌月には187万ドル(約2億円)の損失が見込まれており、クレジットカードの利用限度額を半額にせざるを得なかったと説明されるのですが・・・

グレイスさんの弁護士は、

デ・ニーロ氏の経済状況がそこまで悪化し、私生活で出費を劇的に減らしているとは思えない

(デ・ニーロさんの、グレイスさんが超高級ダイヤの指輪を買ったという主張を一蹴し)デ・ニーロ氏は週末にはヘリコプターをチャーターして食事に行ったり、プライベートジェットで友人に会いに行ったりしている

と、反発。

そして、これに対し、デ・ニーロさん側も猛反発と、泥仕合が続いているようです。

「ロバート・デ・ニーロの子供は息子4人に娘2人でうち双子が2人!」に続く

Sponsored Link