高校時代、ボクシング部に入部するも、練習中、先輩からの打撃で目をケガしてしまったことをきっかけにボクシングを辞めると、その後は、中学時代から興味を持っていた落語にハマっていったという、笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)さんですが、大学進学も、入試の時、一瞬で自分のノリを理解してくれた女の子に再会したい一心で、決めたといいます。

「笑福亭鶴瓶は高校3年のとき渥美清に弟子入りしようと上京していた!」からの続き

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一目惚れした女の子(後の嫁)に再会したい一心で京都産業大学に進学

鶴瓶さんは、大学受験にあたり、多くの同級生が桃山学院大学や近畿大学を受験する中、「いったん過去を捨てたい」と、友人たちが誰も受けていない、英和大学、京都外国語大学、関西外国語大学、京都産業大学、関西大学を受験したそうで、すべてに合格し、京都産業大学に進学しているのですが、

実は、京都産業大学の入学試験の時、一人の女の子(後の奥さん)に一目惚れしたそうで、その女の子に再会したい一心で、京都産業大学に進学したのだそうです。

一目惚れした理由は自分のノリを理解してくれたこと

というのも、鶴瓶さんは、京都産業大学の入学試験の時、昼休み、試験に向けて勉強している人の迷惑も顧みず、突然、食堂を歩きながら演説を始めたそうで、

(大学受験という、その後の人生を左右する大事な時に、緊張すればするほど笑ってしまう、真面目な時ほどふざけたくなる、という、いつもの癖が出たそうです)

カレーライスを食べている女の子2人組を見つけると、

勉強している人もおりゃ、こうやってカレー食ってるヤツもおる

と、言いながら、一人の女の子の頭をガシッとつかんだそうですが、

(突然の、この無礼すぎる行為に、当然、激怒されると思ったそうですが)なんと、この女の子は、鶴瓶さんを見上げてニコッと笑ったそうで、その瞬間、鶴瓶さんは、自分のノリを理解してくれたと、たちまち、恋に落ちてしまったそうで、

その後、鶴瓶さんは、受験したすべての大学(京都産業大学、英和大学、京都外国語大学、関西外国語大学、関西大学)に合格するも、

彼女に会えるかもしれない

という一心で、京都産業大学に進学したのだそうです。

(ちなみに、鶴瓶さんは、頭の良い人間に対抗心を持っていたことから、受験していない京都大学の合格発表会場に出向き、落ちたであろう生徒の隣で、「あった!」と合格したふりをして胴上げされる、といういたずらをしたそうですが、ちょうど同じ場所にいたNHKに取材され、その様子が夕方のニュース番組で放送され、親戚から祝電が届いたことがあったそうです(笑))

入試で一目惚れした女の子(後の嫁)玲子と再会

さておき、鶴瓶さんは、京都産業大学に進学し、ある日、「国際経済論」の授業を受けていたそうですが、なんと、同じクラスの友人(美和さん)と共に、入試の時に一目惚れした女の子(玲子さん)が入ってきたそうで、「うわぁ」と仰天。

そして、すぐに、美和さんに玲子さんを紹介してもらうと、二人を落語研究会のマネージャーに誘ったのだそうです。

(鶴瓶さんは、マネージャーにもかかわらず、玲子さんに「レモン亭円(れもんていまどか)」という高座名をつけたそうです)

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玲子(後の嫁)にベタ惚れだった

ちなみに、鶴瓶さんは、玲子さんにベタ惚れだったそうで、ある日、「落語やったる」と玲子さんを大教室に呼び出し、落語を披露しことがあったそうですが、

鶴瓶さんは、その時のことを、

そんときのパワーはこれまでで1番だったと思いますよ。好きな子を笑わしたろうと必死でしたから。まだ付き合う前で

と、語っています。

(もちろん、玲子さんは、ひっくり返って大笑いしたのだそうです♪)

「笑福亭鶴瓶は学生時代 清水国明と原田伸郎とつるんでいた!」に続く

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