深夜ラジオ番組「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」(1978年)のパーソナリティーやテレビ番組「突然ガバチョ!」(1982年)の司会で人気を博すと、1986年には、東京進出も果たし、以降、司会、タレント、俳優ほか、幅広い分野で活躍している、笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)さん。

今回は、そんな鶴瓶さんの、若い頃(関西時代)から東京でブレイクするまでの経歴を時系列でご紹介します。

笑福亭鶴瓶

「笑福亭鶴瓶の生い立ちは?中学から落語!大学中退して松鶴に弟子入りしていた!」からの続き

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笑福亭鶴瓶が20代の頃は超能力を使えると嘘をついたり裸芸が持ちネタだった

落語家らしからぬ、アフロヘアやオーバーオールという出で立ちに、独自の自由な発想で様々なアレンジを加えた古典落語を披露していた笑福亭鶴瓶さんですが、

落語以外もかなり破天荒で、裸芸が持ちネタだったり、

テレビやラジオに進出するため、超能力が使えると嘘をついたり、

1974年、23歳の時には、パーソナリティーを務めていたラジオの生放送中に、リスナーの父親にブチギレたこともあったといいます。

笑福亭鶴瓶は24歳の時に「独占!男の時間」で生放送中に股間を露出していた

また、鶴瓶さんは、1975年、24歳の時には、山城新伍さんの深夜生放送番組「独占!男の時間」に出演し、(本格的な)東京初進出を果たしているのですが、

この時も、生放送中に股間を露出しています。

笑福亭鶴瓶は26歳の時に数百万円の錦鯉を踏み殺しテレビ東京を出禁になっていた

そして、「独占!男の時間」は、これが原因で、それから2年後に打ち切りが決定したそうですが、

鶴瓶さんは、この決定に納得のいかない山城新伍さんに、来たる2年後の1977年3月26日、「独占!男の時間」の最終回、再び、ゲストに呼ばれると、

なんと、今度は、お尻の穴を広げて肛門をドアップで撮らせた後、スタジオから逃亡して、テレビ局の庭の池に飛び込んで数百万円の錦鯉を踏み殺したそうで、

以降、26年間もの間、「東京12チャンネル」(現・テレビ東京)を出禁になったそうです。

笑福亭鶴瓶は31歳の時に「突然ガバチョ!」の司会で脚光を浴びていた

そんな鶴瓶さんは、1978年、深夜ラジオ番組「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」に出演すると、たちまち人気を博し、

1982年、31歳の時には、バラエティ場組「突然ガバチョ!」の司会で、一躍、脚光を浴びたのでした。

「突然ガバチョ!」
「突然ガバチョ!」より。

笑福亭鶴瓶は35歳の時に「世界NO.1クイズ」「鶴瓶のテレビ大図鑑」で東京に再進出するも・・・

こうして、大阪で売れっ子のタレントになった鶴瓶さんは、1986年、35歳の時には、”たけしをつぶす男”という触れ込みで、

夜8時のゴールデンタイム放送だったビートたけしさんの番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」「オレたちひょうきん族」の裏番組、「世界NO.1クイズ」と「鶴瓶のテレビ大図鑑」のMCで、再び東京に進出したのですが・・・

2つとも視聴率は振るわず、8ヶ月で打ち切りとなっています。

笑福亭鶴瓶が35歳の時に東京進出が成功したのはビートたけしや大橋巨泉のお陰だった

ただ、鶴瓶さんの知らないところで、ビートたけしさんが手を差し伸べてくれていたそうで、鶴瓶さんは、そのまま、東京で活動を続けることができたといいます。

鶴瓶

また、「世界まるごとHOWマッチ」への出演をきっかけに、大橋巨泉さんにも可愛がられたそうで、東京での成功の足がかりを作ってもらったのだそうです。

笑福亭鶴瓶は36歳の時「笑っていいとも!」で全国的なブレイクを果たしていた

そんな鶴瓶さんは、1987年、36歳の時には、お昼の帯番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」の木曜日のレギュラーに抜擢されると、持ち前のトーク力を発揮して人気を博すと、

1988年、37歳の時には、関西ローカルだった「上岡・鶴瓶のパペポTV」が全国ネットとなり、ついに、全国的なブレイクを果たしたのでした。

「笑っていいとも!」
1989年「笑っていいとも!」より。(左から)明石家さんまさん、鶴瓶さん、タモリさん、所ジョージさん。

ちなみに、鶴瓶さんは、「笑っていいとも!」のレギュラーになって10年程経った頃、「笑っていいとも!」の降板を申し出たことがあったそうですが、

タモリさんに強く引き止められたそうで、結果、番組が終了する2014年まで、27年間、「笑っていいとも!」に出演し続けています。

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笑福亭鶴瓶はタモリに大きな信頼を寄せられていた

実際、鶴瓶さんは、2013年10月、61歳の時、「笑っていいとも!」放送中に、タモリさんが番組の終了を発表する為のきっかけを作る大役を担っており、

鶴瓶さんがタモリさんからどれほど信頼されていたかが分かります。

「笑っていいとも!」
「笑っていいとも!」終了告知シーン。タモリさん(左)と鶴瓶さん(右)。

お読みいただきありがとうございました

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