島田紳助さんが漫才師として駆け出しの頃から公私ともに親しくしていたという、板東英二(ばんどう えいじ)さんですが、紳助さんとは、共に株式投資に熱中していたといいます。
「板東英二と島田紳助はプライベートでも仲が良かった!」からの続き
ドラマの撮影の合間にも株式投資をやっていた
中日ドラゴンズで現役のプロ野球選手だった頃から、財テクに熱心で、島田紳助さんにも財テクを指南していたという板東さんですが、
実際、某番組制作スタッフは、
ドラマ撮影の時です。出演していた板東さんが、シーンとシーンのちょっとした間にスタジオを抜け出したんです。携帯電話を片手に株の話をコソコソしていて『2000いかれた‥‥』などと言っていました。
単位は千万です。エジプトへ撮影に行った際も、携帯電話で株の取り引きをしていましたね
と、明かしています。
仕事は質より量ととにかく数をこなしていた
また、板東さんは、仕事に関しては、質より量と割り切り、時に名古屋と東京を1日に2往復するほか、
(早く目的地に着きたくて新幹線の中を歩いたこともあったとか(笑))
ロケ番組では、ディレクターが撮影の段取りをしている時に、次の仕事のため、勝手に撮影を仕切って終わらせることもあるなど、とにかく仕事をこなしていたそうで、
芸能ジャーナリストの二田一比古氏は、
そのやり方が板東さんらしさを生み、視聴者に浸透していました。気取るわけでもないし、出演する番組のプロデューサーへ自ら挨拶にも行きます。スタッフの受けは悪い人ではありませんでした
と、板東さんを評価しています。
島田紳助と株式投資に熱中していた
そんな板東さんは、お金は札束を裸のままで持ち歩いていたそうで(そのうち札束を輪ゴムで縛るようになり、いつしかネットポーチに入れるようになったそうです)、
それを見かねた紳助さんが、自分とペアのルイ・ヴィトンの財布をプレゼントしたこともあったそうですが、板東さんと紳助さんは、手に手を取るように、儲け話にまっしぐらとなっていたそうです。
ちなみに、1999年には、紳助さんが、ある番組で、板東さんから某自動車会社の株を勧められて購入し大損をしたと語っているのですが、
在阪の放送作家が、なぜ某自動車会社の株を勧めたのか、板東さんに聞いたところ、
板東さんは、
その会社の車に乗った時にいいにおいがした。だから株も上がると思った
と、語っていたそうです(笑)
横山ノックの言葉を株式投資のアドバイスと勘違いしたことも
また、ある時には、板東さんと島田さんが株式投資の相談をしていると、当時、大阪府知事だった横山ノックさんが通りがかり、
養命酒イケるぞ
と、声をかけてきたことから、
てっきり、板東さんと島田さんは、横山さんが知事の立場で投資関連の特別な情報を持っていて、政治家の立場上はっきり言えないことから、ヒントを与えてくれたのだと思い込み、慌てて養命酒製造会社の株を大量に購入したそうですが、養命酒の株価は下落し、結果は大損。
そこで、後日、紳助さんが、
養命酒(の株を買ったが失敗したので)でエライ目(酷い目)にあいましたよ、養命酒(の株)はいいと教えてくれたのはどこの誰ですか?
と、横山さんに言ったところ、
横山さんは、
身体に一番いいんだ!
と、答えたそうで、
板東さんと紳助さんは、投資に熱中するあまり、横山さんが単に養命酒が健康に良いと言った言葉を、深読みして勘違いしたこともあったとのことでした(笑)
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