テレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」では、破天荒な方法で野生動物と触れ合い、視聴者の度肝を抜いてきた、ムツゴロウこと畑正憲（はた まさのり）さんですが、娘の明日美さんによると、実生活も相当な破天荒ぶりだったといいます。
「ムツゴロウ(畑正憲)の娘は？孫娘はタレントの津山舞香！」からの続き
娘・明日美はもともとは運動音痴も無人島の生活で足が速くなっていた
１年ほどの無人島（北海道東部にある厚岸郡浜中町の嶮暮帰（けんぼっき）島）生活の後、北海道の浜中町に引っ越すと、明日美さんは、その町の運動会のリレー選手に選ばれたそうで、
せっかくリレーに出るのだから、お父さんに、晴れ姿を見て欲しいと思ったそうですが、それまで、お父さん（ムツゴロウさん）は、学校行事に全く興味がなかったそうで、今回も来ないだろうとあきらめていたそうです。
（明日美さんは、もともと、運動が苦手だったそうですが、無人島で犬や熊と遊んでいるうちに、足が速くなったそうです）
ムツゴロウ(畑正憲)は娘の運動会に馬で登場し目立っていた
そして、運動会の当日、やはり、お父さん（ムツゴロウさん）の姿は見当たらなかったそうですが、
リレーが始まろうとした、ちょうどその時、
おーい！ 僕だよ！
と、言う大きな声が聞こえてきたそうで、
会場がざわつき始め、声の方を見ると、なんと、お父さんが馬に乗って登場したそうで、
明日美さんは、見に来てくれたこと自体は嬉しかったそうですが、目立っていることがとても恥ずかしかったそうです。
ムツゴロウ(畑正憲)は象使いになるため家族に無断で1ヶ月間スリランカに行っていた
そんなお父さんは、ある朝、何の前触れもなく家族の前から姿を消し、失踪したこともあったそうで、１ヶ月後、なんと、スリランカから１枚のハガキが届き、明日美さんはとても驚いたそうです。
というのも、そのハガキには、象に乗ったお父さんが写っていたのだそうです。
（ムツゴロウさんは、１ヶ月も家族をほったらかしにして、スリランカで象使いになる修業をしていたのだそうです）
そこで、明日美さんとお母さんは、日本へ帰ってくるつもりがあるのか聞くため、はるばるスリランカまでお父さんを訪ねたそうで、
なんとかたどり着き、現地の人に、「畑（ムツゴロウさん）はいるか」と尋ねていると、真っ黒に日焼けしたお父さん（ムツゴロウさん）が象に乗って現れたのだそうです。
（ムツゴロウさんは、２人の心配をよそに、のん気に「お～来たか！」と言ったそうです（笑））
ちなみに、お父さんは、スリランカから、象使いになった証を持ち帰ったそうですが、それは、ヤシの葉にびっしりと文字が書かれた大昔からある秘伝書で、象使いとしての心構えが書かれているのだそうです。
そんなお父さんの破天荒な生き方に、子供の頃は振り回されていたという明日美さんですが、今となっては、
なかなか普通ではできない体験をたくさんさせてもらえた
と、お父さんの子供で良かったと思っているそうです。
