父・長嶋茂雄さんの記念品や愛用品を無断で売却するほか、「長嶋茂雄」の商標を無断で登録し、妹の三奈さんと対立を深めた、長嶋一茂(ながしま かずしげ)さんですが、その後、茂雄さんが、一茂さんが「長嶋茂雄」の商標権を登録したことに対し、「一茂から騙しうちにあった」と無効を主張したことから、「バーニング」の周防郁雄社長らに仲介を依頼するも和解には至らず、結果、茂雄さんにより、「長嶋茂雄」に関する全てのビジネスから排除されたといいます。
父・長嶋茂雄は脳梗塞で倒れた後、世話をしてくれた妹・三奈側についていた
父・長嶋茂雄さんの記念品や愛用品を無断で売却するほか、「長嶋茂雄」の商標を無断で登録したことで、そのことに激怒した妹の三奈さんと激しく対立した一茂さんですが、
そんな中、父・茂雄さんが脳梗塞で倒れると、三奈さんが中心となって茂雄さんを看病したことから、その後、回復した茂雄さんは、仕事を辞めてまで世話してくれた三奈さん側についたそうで、
「文藝春秋」(2009年7月2日号)によると、茂雄さんは、一茂さんが「長嶋茂雄」の商標権を登録したことに対し、「一茂から騙しうちにあった」と無効を主張したといいます。
「バーニング」の周防郁雄社長らに仲介を依頼するも和解には至らなかった
そこで、一茂さんは、かねてより懇意にしていた芸能プロダクション「バーニング」の周防郁雄社長や、「幻冬舎」の見城徹社長に、父や妹との仲介を依頼したそうで、一時は和解寸前までこぎつけたそうですが、
一茂さんサイドがすべての権利を茂雄さんに返すことに合意し、あとは、和解書にサインをするだけという、その直前に、一茂さんが「全てを返すとは言ってない」と前言を撤回したことで(理由は不明)、結局は和解に至らなかったそうです。
父・長嶋茂雄より長嶋家の全てのビジネスから排除されていた
その後、結局、2009年6月、茂雄さんの肖像権の管理やマネジメントは、「ナガシマ企画」(一茂さんの個人事務所)から、「株式会社オフィスエヌ」(三奈さん代表を務める会社)に移行されたそうですが、
この際、茂雄さんは、「今後、肖像権の管理などは自社(「株式会社オフィスエヌ」)だけで行う」(一茂さんを排除する)旨の家紋が入った文書(通知書)をスポンサーや各テレビ局関係者に送付したそうで、これで長嶋親子の確執が表面化し、関係者に大きな衝撃を与えたのでした。
(この一茂さん外しの裏には、三奈さんのほか、母・亜希子さんの弟の妻・Aさんの存在があったとも言われていますが、詳しいことは不明です)
とはいえ、茂雄さんの心中は複雑なようで、長嶋家の事情に詳しい某関係者は、
三奈側についているとはいえ、基本的には兄妹仲よくしてもらいたいと思っているので、一茂と球場など公の場で会ったら普通に会話はするでしょう。
けれど、内心は忸怩(じくじ)たる思いがあると思いますよ。特に一茂の嫁とはお世辞にも良好な関係とは言えず、孫の顔を見るのにも一苦労しているという話です
と、語っています。
「長嶋一茂は巨人軍野球振興アドバイザーの肩書きも剥奪されていた!」に続く