祖父・十一代目市川團十郎さん譲りの華やかな容姿とスケールの大きな演技で歌舞伎俳優として人気を博すほか、「利休にたずねよ」「出口のない海」などの映画や、NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」にも出演していた、十三代目市川團十郎白猿(じゅうさんだいめ いちかわ だんじゅうろう はくえん)さんですが、2010年11月25日、顔から血を流す大ケガをして帰宅し、都内の虎の門病院に救急搬送されています。

「市川團十郎(13代目)の出演舞台ドラマ映画を画像で!」からの続き

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十一代目市川海老蔵時代には顔から血を流す大ケガをして帰宅し救急搬送されていた

2010年11月25日、午前7時20分頃、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんは、東京都目黒区にある自宅に大ケガをして帰ってきたそうで、妻の小林麻央さんが、「(夫が)けがをして帰ってきた」と、救急と警察に通報し、自宅から都内の虎の門病院に救急搬送されています。

(團十郎(十一代目市川海老蔵)さんは、タクシーで1人で帰宅したそうですが、左目にあざ、前歯がやや欠け、側頭部にケガを負い、顔から血を流している状態だったそうです。また、帰宅した際、携帯電話やキーホルダーがなくなっていたそうです)

ちなみに、警視庁目黒署によると、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんは、病院に救急搬送されるも、話はできる状態だったそうで、

酒を飲んでいて、けんかになり、殴られた

初対面のグループと酒を飲んでいたらトラブルになり殴られた

などと、話していたそうです。

初対面の4、5人グループと意気投合して一緒に飲酒していた

團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんや捜査関係者の証言などによると、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんは、2010年11月24日、午後11時半頃、港区西麻布のバーなどで、歌舞伎俳優仲間とともに飲酒し(ジントニックを4杯飲んだそうです)、その後、近くのビルに移動したそうですが、(先程の仲間たちとは別の)数人のグループと團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんだけが合流したそうで、

團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんはビル内の飲食店を飲み歩いた後(この間、数人のグループは帰ったそうです)、25日午前0時半過ぎ、一人で(同じビル内の)別の店に移り、そこで、初対面の4、5人グループと意気投合し、午前2時半頃から一緒に飲酒していたそうです。

初対面の4、5人グループのうちの一人に因縁をつけられ顔面を執拗に殴られていた

その後、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんは「俺らが知っている店に行こう」と誘われ、ビル11階の会員制のカラオケバーに移ると、午前5時頃まで飲んでいたそうですが、

そのうちの一人に、「この野郎、(グループの1人が)酔いつぶれたのはお前のせいだ」と因縁をつけられ、店の外に逃げ出したそうですが、追いかけられ、午前5時過ぎから5時55分頃まで、顔面を執拗に殴られたうえ、腹や腰、背中を蹴られるなどの暴行を受けたのだそうです。

(團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんの拳には目立った傷はなく、一方的に殴られていたそうです)

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全治2ヶ月の重傷だった

そんな團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんのケガは全治2ヶ月の重傷で、11月29日、全身麻酔を施され、約2時間、顔の整復手術を受けると、術後、約2週間ほど入院を余儀なくされたそうで、

(事件現場となったビルの非常階段は11階から2階部分まで10ヶ所以上にわたり血のりがベットリと付着していたそうです)

後に、團十郎さんは、自身のケガの症状について、

前頭部左側頭部打撲、左上顎骨粉砕陥没骨折。それによる三叉神経の知覚障害と上顎洞血腫、左眼球打撲による結膜下出血。2本の前歯の骨折。内臓打撲による血尿などの全身多発外傷で全治2カ月と診断されました

と、語っています。

(相当量の出血があったことから、万が一、意識不明に陥った場合、出血によって窒息死する恐れもあったほか、後遺症が出る可能性もあるなど、とても危険な状態だったそうです)

「市川團十郎(13代目)の海老蔵時代の暴行事件後の謝罪会見とは?」に続く

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