1978年、ロッテオリオンズに入団すると、3年目の1981年には首位打者、1982年には戦後最年少の三冠王、1985年には2度目の三冠王、1986年には2年連続史上最多となる3度目の三冠王、1989年には史上初の両リーグ打点王、1990年には史上初の両リーグ本塁打王に輝くほか、監督としても、中日ドラゴンズを、2004年、2006年、2010年、2011年と4度のリーグ優勝に導いた、落合博満(おちあい ひろみつ)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょうか。今回は、そんな落合さんの奥さんとの馴れ初めなどをご紹介します。

「落合博満の中日監督退任発表が逆転優勝できるタイミングだった理由とは?」からの続き

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妻・信子との馴れ初めは?

落合さんは、1984年12月、9歳年上で、元ホステスの信子さんと結婚しているのですが、社会人野球(東芝府中)時代、ロッテオリオンズからドラフト3位指名を受け、ロッテとの契約を終えた直後、ご飯を食べに行った店が、たまたま信子さんが経営するスナックだったといいます。

すると、落合さんは信子さんと最初に会った瞬間、一目惚れし、「絶対、これはオレの女房になる」と思ったのだそうです。

(信子さんは、周囲の人から落合さんのことを「スポーツの人」と聞き、落合さんの太ももがすごく太かったので、競輪選手みたいだと思ったそうですが、野球をやっているとは思わなかったそうです)

一緒にいた男性から信子の電話番号を聞いていた

ちなみに、落合さんは、信子さんから「電話番号教えて」と言われ、教えたそうですが、落合さんは、無口だったため、信子さんに電話番号を聞くことができなかったそうです。

ただ、一緒にいた男性が信子さんの電話番号を聞いていたそうで、落合さんは、その男性から信子さんの電話番号を教えてもらったのだそうです。

信子は落合が野球選手だとは知らなかった

そこで、落合さんは、早速、信子さんに電話をかけたそうですが、

落合さん:落合です
信子さん:どこの落合さん?
落合さん:野球選手の・・・
信子さん:テレビに出てないじゃなぁい?あなたテレビに出てる選手なの?
落合さん:いいえ、2軍です
信子さん:(信子さんは野球を殆ど知らず、「2軍」が分からず)2軍ってなあに?

などのやり取りをしたのだそうです。

(信子さんは、この時、初めて、落合さんが野球選手だということを知り、びっくりしたそうです)

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落合がデートを誘うと、信子からは先に実家に来るよう言われていた

そして、落合さんが、

お正月、秋田に帰らないので、ほかの友達も誘って映画にいきましょう

と、デートに誘ったそうですが、

その前に、信子さんの実家に挨拶に行くことになったのだそうです。

というのも、信子さんは、落合さんがどんな人なのか分からず、まだ少し怖かったことから、お母さんにそのことを相談すると、「電話をくれたってことは悪い人じゃないのね~、ちょっとお声掛けしたら?」とお母さんに言われたのだそうです。

「落合博満は妻・信子の実家で出された金平牛蒡を嫌いと言って食べなかった!」に続く

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