1987年、アルバム「タンゴ・プリマベーラ」、シングル「黄色いバラのタンゴ」で、タンゴ歌手デビューし、次々と作品を発表すると、国立タンゴアカデミーの会長であり詩人でもあったオラシオ・フェレール氏に「香水のような歌声」と評されるなど、世界を舞台に活躍している、冴木杏奈(さえき あんな)さん。今回は、そんな冴木さんのディスコグラフィーを画像を交えてご紹介します。
「冴木杏奈はタンゴで日本人初の賞を受賞していた!」からの続き
ディスコグラフィ(シングル)
それでは、ここで、冴木さんのデビューからのディスコグラフィーをご紹介しましょう。
シングルでは、
- 1987年「黄色いバラのタンゴ」(1987年、東芝EMI)
- 1990年「サハラセレナーデ」(1990年、日本コロムビア)
- 1993年「Catch Me」(1993年、ビクターエンタテインメント)
- 1997年「幸せになるから/Melody?聞こえるでしょう?」
- 1997年「Besame Mucho Club Mix」
- 1998年「愛は未来」
- 1999年「アルマゲドン 愛のテーマ-I DON’T WANT TO MISS A THING-」
※エアロスミス「ミス・ア・シング」の日本語カバー。ANという歌手名でリリース。 - 2012年「なぐさめ/もしもあなたが泣きたい夜は」
- 2012年「天使のダイアリー」(2012年、Moon Music)
- 2013年「最初の一歩/With love」(2013年、日本クラウン)
- 2014年「変らない5世紀 Cinco Siglos Igual/ラ・マサ La Maza」(2014年、Moon Music)
-
2015年「DESTINO~運命~/歌いましょう」(2015年、Moon Music)
ディスコグラフィ(アルバム)
アルバムでは、
- 1987年「タンゴ・プリマベーラ」
- 1989年「Rhapsody in Rain」
- Rhapsody in Rain
- 1990年「Standard Tango」
- 1997年「Besame Mucho」
- 1999年「Soul of Tango ソウル オブ タンゴ」
- 2001年「Canto de Sirena カント・デ・シレーナ~人魚の歌~」
- 2003年「想(おもい)」
- 2005年「希(ねがう)」
- 2007年「CONCIERT DE ANNA Clasica コンシエルト・デ・アンナ・クラシカ」
- 2007年「CONCIERT DE ANNA Moderna コンシエルト・デ・アンナ・モデルナ」
- 2008年「太陽の両腕で月の瞳で」
- 2009年「YO VENGO A OFRECER MI CORAZON~あなたに愛を贈ります~」
- 2010年「TAMGO DEL MUNDO タンゴス・デル・ムンド 世界のタンゴ」
- 2012年「神様お願いします。SOLO LE PIDO A DIOS」
- 2012年「RENACERE~生まれ変わる~PIAZZOLLA INMORTAL 不滅のピアソラ」
- 2014年「Anna Tango アンナ・タンゴ」
- 2014年「神様おねがいします。II SOLO LE PIDO A DIOS II」
-
2015年「ANNATORONIKA アンナトロニカ」
-
2017年「魂の翼に乗せて~30Anos~(トレンタアーニョス)」
- 2017年「一期一会~30Anos~(トレンタアーニョス)」
- 2017年「躍進~30Años~(トレンタアーニョス)」
ほか、
1989年には、「愛の旅立ち」(NHK「みんなのうた」の1989年12月・1990年1月の放送曲で、1990年に日本コロムビアから発売されたコンピレーション・アルバム「CDツイン NHKみんなのうたベスト」に収録)
などの作品をリリースしています。
出演作品(テレビドラマ)
また、冴木さんは、女優としても、
テレビドラマでは、
- 1987年「アナウンサーぷっつん物語スペシャル」
- 1992年「愛はどうだ」第1話
- 1993年「花の咲く家」
- 1996年「火曜サスペンス劇場 犯罪心理分析官 2・3」
- 1996年「はぐれ刑事純情派」PART9 第19話
- 1996年「はるちゃん」
出演作品(映画)
映画では、
- 1990年「BEST GUY」(1990年)
- 2007年「ラスト、コーション」※挿入歌「Donde estas Corazon」(あなたの心はどこに)歌唱
- 2012年「わたし」の人生 我が命のタンゴ」
出演作品(舞台)
舞台では、
- 2012年3月「音楽劇 天使のダイアリー」
- 2013年4月「音楽劇 天使のダイアリーII」
- 2014年11月「おかあちゃん~コシノアヤコ物語~」※2役
- 2015年5月「早春のニューヨーク~あなたを忘れない~」
- 2016年4月「Inner World Evolution インナー ワールド エボリューション 内世界の進化」
- 2016年7月「希望の色」
- 2017年1月「Anita Inner World Evolution アニータ インナー ワールド エボリューション 番外編」
- 2018年5月「Inner World Evolution インナー ワールド エボリューション~内世界の進化~II」
- 2018年11月「南十字星へのプレリュード」
- 2019年4月「Inner World Evolution インナー ワールド エボリューション~内世界の進化~III」
- 2019年8月「ブエノスアイレスの傘~ピアソラ&フェレールへのオマージュ~」※企画・主演
- 2019年11月「Inner World Evolution インナー ワールド エボリューション 内世界の進化 IV~番外編~」
- 2023年4月「新竹取物語」
など、数多くの作品に出演されています。
出演作品(バラエティ番組など)
そして、
- 1987年「11PM」※水曜アシスタント
- 1987年「ニュースを見に行く!」※司会
- 1989年「ふるさとZIP探偵団」※秘書役
- 1990年「夢の乱入者」※初代アシスタント
- 1992年「音楽は恋人」※レギュラー司会
など、バラエティ、音楽番組にも出演されています。
出演作品(ラジオ番組)
また、
- 2011年~「杏奈カフェ♪♪」
など、ラジオにも出演されています。
「世界が尊敬する日本人100人」に選出される
そんな冴木さんは、「ニューズウィーク」日本版にて、「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるほか、
日本アルゼンチン外交樹立120周年記念の年である2018年には、タンゴの殿堂、アルゼンチン国立タンゴアカデミーにて、著名なタンゴの芸術家たちがサインを残す「黄金の書」に、外国人として初めて、メッセージとサインを記す歴史的快挙を成し遂げています。
さて、いかがでしたでしょうか。
冴木杏奈さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?本名は?
- 20代前半の時に初めてタンゴを聴いて魅了されていた
- 24歳の時にタンゴ歌手としてデビュー
- 「11PM」に水曜日のアシスタントとして出演
- 2ndアルバム、3rdアルバムを立て続けにリリースするも・・・
- 俳優の香川照之と婚約するも一方的に婚約破棄されていた
- 海外ツアーを成功させる
- ラファルダ・タンゴフェスティバルでは日本人初となる「タンゴに貢献した20人」を受賞
- ディスコグラフィ(シングル)
- ディスコグラフィ(アルバム)
- 出演作品(テレビドラマ)
- 出演作品(映画)
- 出演作品(舞台)
- 出演作品(バラエティ番組など)
- 出演作品(ラジオ番組)
- 「世界が尊敬する日本人100人」に選出される
について、まとめてみました。
日本でも若い子たちの間では「頑張る」とか「努力」って言葉が格好悪いなんて言われたりしてますけど、でも人間って努力したり頑張ったりするからいいんじゃないかなって思うんです。
アルゼンチンの70代、80代のミュージシャンたちを見てたら、こういうふうに年を取っていきたいなって勇気をもらえるんですよ。いま、出来る事を精一杯やって、明日に繋げたいなって思えるんですね。
と、語っていた冴木さん。
そんな冴木さんからは、今後も目が離せません。
「冴木杏奈は24歳の時にタンゴ歌手としてデビューしていた!」