「巨人の星」の星明子、「機動戦士ガンダム」のミライ・ヤシマ、「伝説巨人イデオン」のイムホフ・カーシャなど、１９６０～１９８０年、声優として活躍された、声優の白石冬美（しらいし ふゆみ）さんですが、当初は、意外にもダンサーだったといいます。
年齢は？出身は？身長は？本名は？
白石さんは、１９４１年１０月１４日生まれ、
静岡県のご出身（中華民国北京生まれ）、
身長１５５センチ、
血液型はＡ型、
学歴は、
静岡雙葉（ふたば）学園
⇒東宝芸能学校卒業
趣味・特技は、
日舞、洋舞、
本名は、白石芙美子（しらいし ふみこ）で、
愛称は、チャコ、
ちなみに、白石さんはクリスチャンで、洗礼名は「マリア・セシリア」だそうです。
若い頃は妹と共に「日劇ダンシングチーム」のダンサー
白石さんは、特に、演技やダンスの練習を積んだわけではなかったのですが、ミッションスクール「静岡雙葉学園」卒業直前に、「松竹音楽学校」に応募されると、２５倍の難関をクリアして、見事合格。
（※ミッションスクールとは、キリスト教系学校のこと）
しかし、せっかく合格した「松竹音楽学校」では、経験のなさから練習についていくことができず、「東宝芸能学校」の演技科に入り直されると、そこで、演技の基礎を学ばれ、「東宝芸能学校」在学中に、「東宝ミュージカル」で初舞台を踏まれます。
そんな白石さんは、「東宝芸能学校」卒業後は、女優を希望されていたのですが、なぜか、「日劇ダンシングチーム」に12期生として入団されると、オーストラリア公演に参加されるなど活動を続け、その後、16期生として入団された妹の白石夕子さんとともに、「白石姉妹」として活躍。
入団３年後には「日劇ダンシングチーム」も退団して、タレントに転身されると、クイズ番組のアシスタントなどを務められたのでした。
ちなみに、白石さんが「日劇ダンシングチーム」を退団された理由は分かりませんでしたが、妹の夕子さんの方が、白石さんよりもダンスの才能があると言われていたそうなので、自身の能力に限界を感じられたのかもしれませんね。
（その夕子さんも、白石さんの退団後ほどなくして、結婚＆引退されています）
「パックインミュージック」のチャコで人気
こうして、ダンサーからタレントに転身された白石さんは、１９６７年には、深夜ラジオ「パックインミュージック」で、金曜日（木曜日の深夜）のパーソナリティーとして、野沢那智さんとコンビを組まれると、
「ナチ・チャコパック」「ナッチャコパック」と呼ばれ、１９８２年に番組が終了するまでの１５年間、人気パーソナリティとして出演されています。
ちなみに、「ナッチャコ」の由来は、野沢さんが「ナッチャン」、白石さんが「チャコ」と呼ばれていたことに由来しており、２００１～２００３年「月刊愛川欽也・キンキンのパックインミュージック」では、「キン・チャコパック」との名前で親しまれました♪
「白石冬美の死因は？怪物くんパタリロの声優で人気！出演作品は？」に続く
当時の白石さん（左）と野沢那智さん（右）。
