野球選手として大成させたいと願う、信子さんの献身的なサポートにより、ひどかった偏食が改善されたという、落合博満(おちあい ひろみつ)さんですが、信子さんに勧められて歯の治療をすると、悪かった体調も改善して力が入るようになり、1981年の首位打者獲得に繋がったといいます。
「落合博満の偏食をなくすため妻・信子が取り組んだこととは?」からの続き
信子に目標を決めることを勧められていた
信子さんによると、ある時、落合さんに、野球選手としての目標について聞くと、
落合さんは、
野球ができれば僕はいいんだ
と、言ったそうで、
信子さんは、何かタイトルを獲ったらお給料が上がると思い、目標を決めることを勧めたそうです。
信子に毎日その日の成績を報告していた
すると、次の日から、落合さんは、その日の自身の成績を「〇打数〇安打」のように、逐一報告してくれるようになったほか、
あんな打ち方じゃダメだって今言われているんだ
と、二塁打がやっとでホームランにならない打撃を模索中であることも打ち明けてくれたのだそうです。
プロ入り3年目は体調が悪く、信子に奥歯の治療をすることを勧められていた
また、落合さんは、当時(プロ入り3年目)、体の調子が悪く、肩も壊して肩が上がらない状態だったそうで、それを知ったトレーナーから、「お前、歯悪くねえか?」と言われ、「実は悪いです」と言うと、「だったら歯医者行け」とも言われていたそうで、
(歯が悪いと肩を壊すと言われていたそうです)
そのことを聞いた信子さんは、打者は奥歯を噛み締めてバットを振ることから、奥歯に負担がかかり、すり減るということを人から聞いていたことから、落合さんに奥歯の治療をすることも勧めたそうです。
(落合さんは、奥歯の調子が悪かったうえ、野球選手は食べる時間が限られていたため、早食いで、よく噛めていなかったことから、いつもお腹の調子が悪かったそうです)
歯の治療をしたことで体調が良くなり、首位打者を獲得していた
そんな中、ちょうどタイミングよく、信子さんに従兄弟から歯科医院を開業すると電話がかかってきたそうで、信子さんは、早速、翌日、落合さんを治療に行かせたのだそうです。(治療には1ヶ月ほどかかったそうです)
すると、落合さんは、歯の噛み合わせが良くなったお陰で、以来、ピタッと体調不良が治り、力が入るようになったそうで、1981年の首位打者獲得へと繋がったのだそうです。
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