徳島商業高校のエースとして夏の甲子園で大会通算83奪三振を記録して名を馳せ、高校卒業後は中日ドラゴンズに入団すると、在籍11年で77勝を挙げる活躍をし、プロ野球引退後も、タレント、俳優、司会者としてマルチな才能を発揮して人気を博した、板東英二(ばんどう えいじ)さん。

今回は、そんな板東英二さんの若い頃(野球解説者・タレント時代)から現在までの活躍や経歴を時系列でまとめてみました。

板東英二

「【画像】板東英二の若い頃が凄い!高校からプロ野球現役時代までの経歴を時系列まとめ!」からの続き

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板東英二の30代の頃

30歳の時に野球解説者としての活動を開始

1969年に現役を引退した板東英二さんは、1970年、30歳の時には、野球解説者としての活動を始めると、その饒舌(じょうぜつ)ぶりから人気を博します。

34歳の時に「ばつぐんジョッキー」の月曜パーソナリティに起用されるとファンだった上岡龍太郎と意気投合していた

そんな板東英二さんは、1974年、34歳の時には、野球解説をしていたCBCラジオで、昼ワイド番組「ばつぐんジョッキー」の月曜パーソナリティを担当するなどタレントとしての活動も開始すると、

そこで、木曜パーソナリティ担当の上岡龍太郎さんと知り合い、意気投合したそうです。

(以来、板東英二さんは、上岡龍太郎さんのアドバイスが仕事をするうえでの基本となっていたそうです)

板東英二
板東英二さん(左)と上岡龍太郎さん(右)。

39歳の時にCBCラジオから野球解説者をクビになっていた

板東英二さんは、その後も、野球解説者として安定した人気を誇っていたのですが・・・

生放送中にキー局の幹部にキレたり、巨人の監督だった長嶋茂雄さんのサインを見破り、放送で発表したことで、1979年シーズン途中に、CBCラジオから野球解説者としての契約を解除されてしまったといいます。

39歳の時にクイズ番組「THE ビッグ!」のメイン司会者でブレイク

それでも、その後、板東英二さんは、初対面の時から意気投合して親交を深めていた上岡龍太郎さんに誘われて、関西に活動の拠点を移し、

上岡龍太郎さんのもとで、上岡龍太郎さんの弟子や落語家など、様々な人たちと漫才や漫談を一緒にやるなど修行すると、やがて、クイズ番組「THE ビッグ!」のメイン司会者でブレイクを果たします。

板東英二の40代~60代の頃は「世界・ふしぎ発見!」「マジカル頭脳パワー!!」などで人気を博すほか「金曜日の妻たちへⅡ」で俳優業も

「世界・ふしぎ発見!」「マジカル頭脳パワー!!」「クイズ!ヘキサゴンⅡ」などクイズ番組やバラエティ番組の司会者・解答者として引っ張りだこに

そんな板東英二さんは、翌年の1980年、40歳の時には、視聴者参加型のクイズ番組「ノンストップゲーム」でも、桂文珍さん、横山ノックさんとともに司会を務めて人気を博すと、

以降、

  • 1986年(46歳)「世界・ふしぎ発見!」
  • 1990年(50歳)「マジカル頭脳パワー!!」
  • 2005年(65歳)「クイズ!ヘキサゴンⅡ」

などに出演し、クイズ番組やバラエティ番組の司会者・解答者として引っ張りだことなったのでした。

「世界・ふしぎ発見!」に出演する板東英二
「世界・ふしぎ発見!」より。(左から)板東英二さん、草野仁さん、黒柳徹子さん。

「金曜日の妻たちへⅡ」など俳優としても活躍し「あ・うん」では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞

また、板東英二さんは、タレントとしてだけでなく、俳優としても、

  • 1983年(43歳)「金曜日の妻たちへⅡ」(テレビドラマ)
  • 1989年(59歳)「あ・うん」(映画)

などに出演すると、

板東英二
「金曜日の妻たちへⅡ」より。板東英二さんと小川知子さん。

「あ・うん」では、その演技により、「第13回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞」と「第32回ブルーリボン賞助演男優賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。

板東英二の70代の頃

72歳の時に7500万円の申告漏れを国税局に指摘されていた

こうして、司会者・タレント・俳優として大成功を収め、順調満帆な芸能生活を送っていた板東英二さんですが・・・

2012年、72歳の時には、役員を務めていた番組企画制作会社「オフィスメイ・ワーク」(名古屋市)が、名古屋国税局から7500万円の申告漏れを指摘されていたことが判明しています。

77歳の時に「所得隠し」についてインタビュアーの吉田豪に語っていた

このことから、板東英二さんは、レギュラー番組を全て降板しているのですが、この「所得隠し」について、吉田豪さんのインタビューで語っており、

吉田豪さんは、2017年、ラジオ番組「たまむすび」に出演した際、板東英二さんにインタビューした時の様子について明かしています。

73歳の時に「明石家サンタ」で1年ぶりにテレビ復帰していた

そんな板東英二さんですが、2013年12月25日(73歳の時)には、明石家さんまさんが司会を務める「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」の生放送中に、さんまさんへの電話を通じ、地上波のテレビ番組に復帰しています。

「明石家サンタ」
「明石家サンタ」より。明石家さんまさんと電話を通じテレビ番組に復帰した板東英二さん。

74歳の時に「吉本興業」に所属していた

また、板東英二さんは、2014年、74歳の時には、明石家さんまさんが所属する「吉本興業」に所属すると、以降、明石家さんまさんの助けを借りながら、徐々に活動を増やしていきます。

ちなみに、板東英二さんが、「吉本興業」に所属できたのは、明石家さんまさんはもちろんのこと、島田紳助さんの後押しも大きかったそうで、島田紳助さんとは、島田紳助さんがまだ駆け出しの漫才師だった頃から公私ともに親しくしていたのだそうです。



79歳の時にバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」で出演VTRが途中でカットされていた

そんな板東英二さんは、79歳の時には、バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(6月12日放送)の企画「中継先に現れたヤバめ素人のさばき方でベテランリポーターの力量丸わかり説」にVTRで出演していたのですが、

途中でVTRがカットされ、そこからは、スタジオでVTRを見ている出演者達の表情だけが映し出されたことから、板東英二さんが、何か放送できないほどのことをしたのではと、様々な憶測を呼びました。

「水曜日のダウンタウン」
「水曜日のダウンタウン」より。「ヤバめ素人」に絡まれてキレたのでは、と言われた板東英二さん。

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板東英二の80代の頃

80歳の時にバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」で少女からもらった松ぼっくりを捨てていた

また、板東英二さんは、2020年、80歳の時にも、「水曜日のダウンタウン」の企画「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」(1月22日放送)に出演すると、

少女からもらった松ぼっくりを、少女と別れた後に捨てるほか、少女と母親とのやり取りの際、その時の言動が物議を醸しており、すっかり、キレキャラが定着します。

「水曜日のダウンタウン」
「水曜日のダウンタウン」の「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」より。スタッフにキレる板東英二さん。

84歳の現在は消息不明

ただ、板東英二さんは、2020年7月、80歳の時、大阪の自宅近所で転倒して頭部を強打したとして入院したことが報じられると、

その後、レギュラー出演していたラジオ番組の収録には、一度も顔を見せず、番組は打ち切りになってしまい、以降、板東英二さんは、公の場に姿を現しておらず、事実上、芸能界を引退しているといいます。

しかも、板東英二さんは、長女をはじめ、近しい親族ですら、生存しているか確証を持てないという消息不明状態になっているといいます。

そんな中、2023年9月には、バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」が、動画配信サービス「TVer」で過去に好評だった放送回の期間限定配信を行うと、

板東英二さんが出演した「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」(2020年1月22日放送回)が選ばれるほか、

2024年1~3月に放送されたテレビドラマ「不適切にもほどがある!」の第6話と第7話で、板東英二さんの名前が登場し、

SNSでも、

このドラマ、どんだけ板東英二好きよ

もはや板東英二レギュラーやんwww

と、反響を呼びました。

さらに、2024年3月30日に放送された「日立 世界ふしぎ発見!」のレギュラー放送最終回では、板東英二さんの懐かしい映像が流れ、Xでは「板東英二」がトレンド入りしました。

(「世界ふしぎ発見!」には、長年レギュラー出演していたのですが、脱税の不祥事で降板した経緯があり、過去映像でも登場しないと見られていたことから)

「世界ふしぎ発見」

(ただ、最終回にあわせて開催された謝恩パーティには、やはり姿を見せなかったそうで、業界内では相変わらず、心配の声が上がっているといいます)

これらのことから、某芸能記者は、

いずれも過去の映像素材が使われていますから、板東さん側になんらかの許可取りがおこなわれたはずです。それを考えると、次女が板東さんの面倒を見ており、芸能関連のオファーなどを判断していると考えるのが自然でしょう

と、語っています。

(板東英二さんには、娘さんが2人います)

ただ、板東英二さんからは、2024年9月現在、何のアクションも見せていないことから、心配されています。

お読みいただきありがとうございました

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