司会者・タレント・俳優として大成功を収め、順調満帆な芸能生活を送っていた、板東英二(ばんどう えいじ)さんですが、2012年、板東さんが役員をしていた番組企画制作会社「オフィスメイ・ワーク」(名古屋市)が、名古屋国税局の税務調査を受け、2011年8月期までの7年間で計約7500万円の申告漏れを指摘されていたことが判明します。

「板東英二のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き

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国税局に7500万円の所得隠しを指摘される

「オフィスメイ・ワーク」は、手掛けているテレビ番組の企画を大阪府内の番組制作会社に外注した際、5000万円を架空の発注をするなどして所得を圧縮していたほか、板東さん個人の費用についても、会社の経費として計上していたそうで、申告漏れ総額は約7500万円に上ったそうです。

このことを指摘された「オフィスメイ・ワーク」では、その事実を認めたうえで、ただちに修正申告と重加算税を含めた追徴税額、約2800万円を支払ったということでした。

10ヶ月後に会見するも脱税(架空経費計上)は否定

そして、板東さんは、2013年3月以降、「世界ふしぎ発見!」ほか、テレビ、ラジオを合わせ週9本のレギュラー番組をすべて降板し、すっかりお茶の間から姿を消してしまうのですが、

2013年11月10日、会見を開くと(事件発覚以来、初めての公の場)、

小さく会釈をしながら登場し、

税について無知であったのが大きな原因

私個人のお金と事務所のお金を1人の経理が管理していた。公私混同というかどんぶり勘定のような状況。認識の甘さと、税に対する考えの浅はかさを痛感しています

と、沈痛な面持ちで、申告漏れについて具体的な説明しつつも、

架空外注費、架空貸し付けを税務署が認定したことはございません

と、きっぱり否定しています。


会見で涙する板東さん。

カツラが経費で落ちることから植毛も経費と思っていた

また、個人の費用を会社の経費として計上していたことについては、

約20年近く、植毛をずっとやってまいりました。経費で落ちると思っていた

カツラが経費として落ちると聞いていたので、当然植毛もと思っていた。今回の調査で植毛は美容整形と同じだと、初めて(経費にならないと)分かった次第です。それが大きな見解の相違の中の1つ

と、植毛が、国税局と認識の違いがあったことを明かしているのですが、

植毛の値段について質問が飛ぶと、

いくらとは相手の方もいらっしゃるので僕の口からは・・・。聞いたところでは、カツラというのは経費になるんだそうです。ヅラがいいんだから、植毛もいいだろうと。無知でした。このような場で申し上げるのは・・・

と、言葉を濁し、金額については明かしませんでした。

(一般的には、本数にもよるものの、約100万円が相場で、1000本単位になると400万円以上になるそうです)

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10ヶ月後の会見となった理由はプロ野球シーズン中だったため

そして、会見が遅れた理由について、

今も野球選手の血がある。(現役)選手が努力している中、私ごときのプライベートで(紙面を)邪魔できない

と、説明すると、

最後に、

残念ながらどの局からもお言葉をいただいておりません

許されるならもう1度チャンスをいただきたい

これでみそぎとなるとは毛頭考えていないが、どんな仕事でもやりたい

と、オファーがないことを明かしながらも、復帰に意欲を見せたのでした。

「板東英二は自ら植毛について吉田豪に語っていた!」に続く

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