2021年11月28日、23年もの間コメンテーターを務めた、報道番組「サンデーモーニング」の「週間 御意見番」を降板することを、自ら発表した、張本勲(はりもと いさお)さんですが、何があったのでしょうか。

「張本勲の現役(プロ野球選手)時代の成績が凄すぎる!」からの続き

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「サンデーモーニング」のコメンテーターとして人気を博すも・・・

張本さんは、2000年から、報道番組「サンデーモーニング」の1週間のスポーツを振り返るコーナー「週間 御意見番」に、「親分」で知られた元日ハム監督の大沢啓二さんと共に、コメンテーターとしてレギュラー出演すると、

怠慢なプレーや不祥事には「喝!」、いい出来事や好プレーには「あっぱれ!」とコメントし、誰に忖度することもなく、独自の切り口で自分の意見をはっきり言う物言いや歯に衣着せぬ毒舌が、たちまち視聴者の心をつかみ、人気を博していたのですが・・・


「サンデーモーニング」で”喝”を出す張本さん。

自ら「サンデーモーニング」降板を発表

2021年11月28日、番組の最後に、司会の関口宏さんが、

最後に張本さんから、テレビをご覧のみなさまにちょっとお話がございます

と、振ると、

張本さんは、

私の都合でシニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。従って、この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します

と、体力的な問題を理由に、2021年いっぱいで、23年間レギュラー出演した「サンデーモーニング」を降板することを明かしたのでした。

独特のコメントは以前から物議を醸すことが多かった

実は、以前から、張本さんのコメントは、一定の支持を集める一方で、独断と偏見を貫くことから、物議を醸すことも多く、若手のプロ野球選手からは反感を買うこともあったほか、(特に野球以外のスポーツについての)問題発言で、波紋を呼ぶこともあったのだそうです。

(番組開始当初は、暴走しがちな張本さんを、親分肌の大沢啓二さんが上手にコントロールし、いいバランスを保っていたそうですが、2010年に大沢さんが亡くなり、張本さん一人になると、張本さんの突飛なコメントが増え、スタッフの間でも、「このまま張本さんを起用し続けていいのか」という声が、あがりはじめていたのだそうです)

ボクシングの入江聖奈選手に対する発言に批判が殺到し大炎上していた

そんな中、2021年8月、張本さんは、東京五輪ボクシング女子フェザー級で初の金メダルを獲得した入江聖奈選手について、

女性でも殴り合い好きな人がいるんだね

嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ

と、発言するのですが、

女性蔑視との批判が殺到して大炎上し、日本ボクシング連盟も公式に抗議を申し入れる大問題に発展。

謝らないことで有名だった張本さんが番組内で謝罪するという異例の事態となったのでした。

スポンサーからのトップダウンで降板が決定していた

そして、番組スポンサー筋には、張本さんへの抗議電話が殺到したそうで、結果、TBSに対してスポンサーサイドから張本さん降板を求める声が次第に強まっていったそうで、最後はトップダウンで降板が決まったのだそうです。

(制作サイドは、大沢親分が亡くなった後、一人でこのコーナーを引っ張ってきた功労者である張本さんを守ろうとしたそうですが叶わなかったそうです)

司会の関口宏もかばいきれなかった?

ちなみに、張本さんがすぐ降板にならなかったのは(8月に問題の発言をし、11月に降板)、司会の関口宏さんの存在も大きかったそうで、

TBS関係者は、

張本さんの“暴走”を懸念する声も出ていたそうですが、関口さんは彼を責めたりせず、フォローすることが多かったそうです。20年以上、一緒に仕事をしていたので、張本さんの仕事に対する思いを誰よりも理解していたのでしょう

と、証言しているのですが、

今回の張本さんの発言は、関口さんもかばいきれず、張本さんの降板を受け入れざるを得なかったのだそうです。

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張本本人はらしからぬ歯切れの悪い返答

ところで、張本さん本人は、この件についてどのような思いを持っているのでしょうか。

同年11月下旬、「週刊女性」(12月21日号)が都内にある自宅に帰宅した張本さんを直撃取材しているのですが、

記者が、

20年間、お疲れさまでした。『サンモニ』を卒業することになった心境は?

と、尋ねると、

いつもなら自分の意見をはっきり言う張本さんが、

ええ、あー・・・

と、らしからぬ、歯切れの悪い返答だったそうで、

記者が、さらに、

体力的なことを考えて辞められるそうですが、話題になったご自身の発言も関係ありますか?

と、重ねて尋ねると、張本さんは無言で表情を曇らせたそうです。

そして、記者が、

卒業を発表後、関口さんと何かお話はされましたか?

と、質問すると、

張本さんは、

誰だって?

と、(記者の質問がよく聞こえなかったのか)聞き返したそうで、

記者が、

関口さんです

と、言うと、

張本さんは、(急に口調が重くなり)

・・・ご苦労さま

と、言って口をつぐみ、家の中に入って行ったそうで、

記事は、

番組に対する思いを語ることなく、歩き去っていく背中は心なしか小さく見えた。ここ最近の張本は、“エラー”を気にしてか、以前のような強気な発言が激減していた。このまま番組を卒業することは“あっぱれ”なのか“喝”なのか・・・

と、締めくくっていました。

(ちなみに、張本さんは、スポーツ紙の取材の中で、2022年2月27日放送の「サンデーモーニング」に特別出演することを明かしていたのですが、結局、出演していません)

「張本勲が守備に難があったのは幼少期の大やけどが原因?」に続く

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