イチロー夫人である福島弓子さんを妹に持つことで有名な、元アナウンサーの福島敦子(ふくしま あつこ)さんですが、実は、福島敦子さんは凄い経歴の持ち主です。
今回は、そんな福島敦子さんの若い頃からの経歴などを時系列でご紹介します。
福島敦子のプロフィール
福島敦子さんは、1962年1月17日生まれ、
島根県松江市の出身、
学歴は、
松江市立第三中学校
⇒島根県立松江南高等学校
⇒津田塾大学学芸学部卒業
趣味は、食べること、ワインを飲むこと、
ちなみに、福島敦子は本名です。
(アニメーターの福島敦子さんは、同姓同名の別人です)
福島敦子の若い頃は日本航空に就職するもアナウンサーに転向していた
~20代前半
福島敦子さんは、大学卒業後、日本航空に就職するのですが、アナウンサーになる夢が忘れられず、会社勤めをしながらアナウンサーになるための修業をしていたそうです。
20代前半~
そんな福島敦子さんは、1985年、23歳の時には、CBC(中部日本放送)にアナウンサーとして入社すると、主にニュースなど報道番組を担当。
その後、1988年3月に、CBC(中部日本放送)を退職して独立すると、同年4月から、NHKの契約アナウンサーとして、報道番組のキャスターを担当するほか、バルセロナオリンピック、アルベールビルオリンピックが開催された際には、現地キャスターとして開会式や閉会式の実況も担当しています。
30代前半~
そして、1993年10月には、TBSの情報・報道番組「情報スペースJ」、テレビ東京の経済番組「ビジネス維新」「ミームの冒険~日本経済のDNAを探る~」などでキャスターを歴任しています。
30代後半~
また、1997年~2002年には、週刊誌「サンデー毎日」の「福島敦子のトップに聞く」で、250人に及ぶ企業経営者との連載対談を担当するほか、日本経済新聞、経済誌など、これまでに総勢800人を超える経営者を取材しています。
福島敦子の現在はキユーピー株式会社の社外取締役ほか公職も務めている
そんな福島敦子さんは、経営・経済の他にも、ダイバーシティ、環境、地域再生、女性活躍、コミュニケーション、コーポレートガバナンスなど、現代社会の問題をテーマにした講演やフォーラムでも活躍。
2006年~2012年には、パナソニック株式会社(現在のパナソニックホールディングス株式会社)の経営アドバイザーを務めると(現在は退任)、
2012年には、ヒューリック株式会社、2015年6月には、カルビー、名古屋鉄道、2022年からは、キユーピー株式会社の社外取締役を務めています。
また、福島敦子さんは、
- 農林水産省林政審議会委員や文部科学省の有識者会議構成員
- 島根大学経営協議会委員
- 公益財団法人りそな未来財団理事
など、公職も務めています。
福島敦子の著書
福島敦子さんは著書も出版しています。
1995年「就職・無職・転職-まだ見ぬ自分を信じて」
1996年「福島敦子の美味の国からの誘惑」
1999年「美味の誘惑-世界の味と粋な人との出会い旅」
2003年「これが美味しい!世界のワイン」
2004年「それでもあきらめない経営」
2008年「愛が企業を繁栄させる-ビジョナリーな経営者の共通原理」
福島敦子の夫は?
福島敦子さんは、2003年、NHK職員の男性と結婚しているのですが、一般人のため、情報を明かしておらず、どのように知りあい、いつ頃から交際して、どのような経緯で結婚に至ったかは不明です。
ただ、福島敦子さんのご主人は、福島家の婿養子に入っているそうです。
福島敦子の妹はイチロー夫人で元アナウンサーの福島弓子
福島敦子さんの妹さんは、イチロー夫人で、元アナウンサーの福島弓子さんです。
福島弓子さんは、慶應義塾大学文学部卒業後の1989年4月、TBSにアナウンサーとして入社すると、入社後は、報道番組や情報番組などで司会を務めるほか、1990~1998年には、小堺一機さんと関根勤さんがパーソナリティを務めるラジオ番組「コサキン」にも出演していましたが、
1999年12月3日、当時、プロ野球のオリックス・ブルーウェーブに所属していたイチローさんと結婚すると、アナウンサーを辞めて専業主婦となり、イチローさんのケアに専念。
結果、イチローさんは、NPB(日本プロ野球)とMLB(メジャーリーグ)で通算28シーズンプレーして、MLBシーズン最多安打(262安打)記録を打ち立てるほか、プロ野球における通算安打世界記録、最多試合出場世界記録など、様々な記録を樹立し、MLBでも日本人野手のパイオニア的な存在として活躍しました。
さて、いかがでしたでしょうか。
「福島弓子さんの姉」「イチローさんの義姉」として語られることが多いものの、日本航空の会社員からアナウンサーに転身し、その後、経営アドバイザーを務めるなど、素晴らしい経歴の持ち主である福島敦子さん。
この機会に福島敦子さんの著書を読んでみてはいかがでしょうか。