1984年に「静岡オープン」で初優勝を果たすと、以降、1991年と1999年に賞金王に輝くなど、通算32勝する活躍で、日本の男子ツアーでは7人しかいない永久シード保持者になっている、「ジョー尾崎」こと、尾崎直道(おざき なおみち)さん。
そんな尾崎直道さんはプライベートでは、27歳の時に、まだ女子大生(20歳)だった世志江さんと結婚しているのですが、今回は、尾崎直道さんが妻・世志江さんと結婚に至るまでの経緯や結婚後、子供(長男・次男)についてご紹介します。
尾崎直道の妻・世志江は結婚した時はまだ女子大生(20歳)だった
尾崎直道さんは、1984年、27歳の時、女子大学生だった世志江さん(20歳)と結婚しています。
尾崎直道さんと世志江さんがいつ頃、どのように出会ったかは不明ですが、尾崎直道さんは、1983年オフに、世志江さんと婚約し、尾崎ファミリーのクリスマスパーティーで世志江さんを紹介したそうです。
尾崎直道は妻・世志江とは開幕前に急遽結婚式を挙げることになっていた
尾崎直道さんは、世志江さんと婚約した時には、既にプロゴルファーとして生活できるようになっていたことから、奥さんをもらい、家庭を持つことに躊躇(ちゅうちょ)はなかったそうですが、
(もともと、「自分で稼いで、家を建てて、家族を養うのが、男の生き方」だと思っていたそうです)
この時点で、尾崎直道さんはまだ一度も優勝しておらず、優勝してから結婚したいと考えていたそうです
(世志江さんがまだ20歳と若かったことから、特に、結婚を急ぐ必要もなかったそうです)
ただ、年が明けて1984年になり、開幕が迫ると、一転、シーズン前に式を挙げようということになったそうで、1984年3月初旬、開幕戦が始まる1週間前に結婚式を挙げたのだそうです。
尾崎直道は妻・世志江と結婚して1週間後にプロ初優勝
そして、迎えた静岡オープン(静岡CC浜岡コース)、尾崎直道さんは、初日は1アンダーの71で7位タイ、2日目は70で首位タイと順調なスタートを切るのですが、
3日目は、結婚後、妻の世志江さんが初めて応援に来てくれたことから、気持ちがうわついてしまい、75を叩いて2打差の単独2位に後退。
しかし、結婚してダメになったと言われるのが嫌だったことや、奥さんを幸せにしたい、という責任感から、4日目(最終日)は、プレッシャーを感じながらも、必死でプレーすると、その必死さがプラスに働いたそうで、見事、念願のプロ初優勝を果たしたのでした。
尾崎直道の息子(長男)は尾崎貴将
尾崎直道さんは妻・世志江さんの間に、男の子が2人誕生しています。
尾崎直道さん一家。
まず、長男は、1990年6月18日に誕生した、尾崎貴将(おざき たかまさ)さんで、
尾崎貴将さんは、父・尾崎直道さんの影響で、3歳の時にゴルフを始めると、
- 2006年には、関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会で6位
- 2007年には、千葉県アマチュア選手権で3位
- 2007年には、関東ジュニアゴルフ選手権予選で優勝
- 2007年には、日本ジュニアゴルフ選手権競技 男子15歳~17歳の部 CUT 106位 T
- 2008年には、日本ジュニアゴルフ選手権競技 男子15歳~17歳の部 CUT 107位 T
という成績を残し、
高校卒業後は、明治大学に進学し、ゴルフ部で主将を務めていたそうですが・・・
現在は会社員をしているそうです。
長男の尾崎貴将さん。
尾崎直道と長男・尾崎貴将の親子仲は良好
ちなみに、貴将さんは、小学生の頃から、しばしば、父・尾崎直道さんの試合を生観戦して、
パパ頑張って!
パパナイス
と、応援し、
尾崎直道さんも、
ゴルフをやっていくうちにたまったストレスは、息子が解消してくれる
と、語っていたほか、
2010年12月12日に開催された「Hitachi 3Tours Championship 2010」でも、貴将さんが父・尾崎直道さんのキャディーを務めており、親子の仲は至って良好のようです。
2010年12月12日、尾崎直道さんのキャディーを務める長男の尾崎貴将さん。
尾崎直道の息子(次男)は尾崎惇哉
また、尾崎直道さんの次男は、1998年頃に誕生した尾崎惇哉(おざき じゅんや)さんです。
尾崎惇哉さんは、2015年、17歳の時、米マサチューセッツ州ボストンの高校に留学しており、競技ゴルフをしていること、ドライバーの飛距離は290ヤードを超え、父・尾崎直道さんよりも飛ばすこともあることなどが、報道されていましたが、現在は、ほとんど情報がありません。
ちなみに、2020年9月9日、京葉カントリー倶楽部(千葉県) で行われた、「関東エリアDブロック予選会」Aクラスでは、尾崎惇哉さんは、6位で上位大会進出を決めているのですが、
2024年3月3日、千葉よみうりカントリークラブで行われた、「RELO CLUB 全日本企業対抗ゴルフトーナメント『リクルートCUP 2024春季団体戦』」で、5位となった三井物産㈱のメンバーの中に尾崎惇哉さんの名前があることから、2024年現在、尾崎惇哉さんは、三井物産㈱に所属しているようです。
尾崎直道さんと次男の尾崎惇哉さん。