1966年、「自由劇場(後に「オンシアター自由劇場」と改名)」の旗揚げに参加するほか、演出を担当した「もっと泣いてよフラッパー」「上海バンスキング」「クスコ」などをヒットさせた、串田和美(くしだ かずよし)さんですが、プライベートでは、2度の結婚と1度の離婚を経験しています。
今回は、そんな串田和美さんの前妻、現在の妻、子供(息子)について調べてみました。
「串田和美の若い頃は?現在までの経歴を時系列でまとめ!」からの続き
串田和美の前妻は?
串田和美さんは、若い頃に、結婚していたようですが、串田和美さんは、プライベートをほとんど明かしていないため、前妻がどのような人で、どのように知り合い、いつ頃から交際して、どのような経緯で結婚に至り、離婚したのか不明です。
串田和美の現在の妻はモデルで写真家の明緒
串田和美さんは、30歳年下のモデルで写真家の明緒さんと再婚しています。
串田和美さんは、明緒さんとは、六本木の「アンダーグラウンド自由劇場」で知り合ったそうですが、いつ頃から交際して、どのような経緯で結婚に至ったのかは不明です。
串田和美さんの妻・明緒さん。
明緒さんのオフィシャルウェブサイトによると、明緒さんは、1988年に、日本大学芸術学部文芸学科卒業しているのですが、学生時代にパリで撮ったセルフポートレイトが篠山紀信さんの目に留まり、モデルとして、ファッション誌、CM、ショーなどで活動していたそうです。
また、独学で写真を学び、1999年から演劇の現場に行くようになると、俳優のポートレイトやルポタージュを撮影し、舞台、映画のポスターやパンフレットを数多く手がけるほか、歌舞伎や現代劇、フランスのサーカス、競走馬などを題材に、創作活動も展開しているそうです。
そして、2010年からは、「Canon EOS学園東京校」の講師も務めるほか、2013年には、串田和美さんの代表作「上海バンスキング」や「オンシアター自由劇場」について、明緒さんの視点で綴った著書「わたしの上海バンスキング」を発表しています。
串田和美の息子(長男)は演出家で俳優の串田杢弥
串田和美さんには、前妻(最初の妻)と現在の妻の間に、それぞれ男の子が1人ずつ誕生しています。
まず、長男(前妻との子供)は、串田杢弥(くしだ もくや)さんと言い、小劇場での舞台の演出を手掛けるほか、自身も俳優として出演しているそうです。
また、演出の仕事に携わるかたわら、2016年には、西調布駅北口の「西調布一番街」に、喫茶店「cafe MIDIPILE tokyo」をオープンしていたそうですが、現在は閉店しています。
(注文を受けてから一杯ずつサイホンで入れたコーヒーを提供することをアピールポイントにしていたそうです)
串田和美さんの長男の串田杢弥さん。
串田和美の息子(次男)は俳優の串田十二夜
次男(現在の妻の子供)は、1999年2月19日誕生した、串田十二夜(くしだ じゅうにや)さんで、2021年10月に、「西の人気者」で本格的に舞台デビューを果たすと、以降、4作品でお父さんの串田和美さんと共演し、俳優として活動しています。
(十二夜という珍しい名前は、シェークスピアの「十二夜」から名付けたそうです)
串田和美さんと次男の串田十二夜さん。
ちなみに、 串田十二夜さんは小学生の時から、 お父さんの串田和美さんに連れられて芝居や歌舞伎を観に行っていたそうですが、いつも大人しく観ていたそうで、
串田和美さんは、2007年、雑誌のインタビューで、
今年小学校2年生になりますが、芝居を見に連れて行っても、おとなしく見てるんですよ。歌舞伎も静かに見ていてねえ・・
と、語っています。
また、串田和美さんは、串田十二夜さんが幼い頃は、一緒に過ごすことが息抜きとなっていたとのことで、親子の仲はとても良いようです。
串田和美さんと幼い頃の串田十二夜さん。
「上海バンスキング」「もっと泣いてよフラッパー」などをヒットさせ、舞台芸術において第一線で活躍を続けている、演劇界の重鎮、串田和美(くしだ かずよし)さんは、中学1年生の時、新入生歓迎会で観たお芝居に感銘を受け、演劇部に …