夫の神部和夫さんとは、大学1年生の時に、フォークソング同好会にコーチとして指導に来てくれたことで知り合い、それから1年後にプロポーズされて結婚に至ると、幸せな結婚生活を送るも、2007年には、長年のパーキンソン病の闘病の末、神部和夫さんを亡くしたという、イルカさん。
今回は、そんなイルカさんと亡き夫・神部和夫さんの間に誕生した子供(息子)である神部冬馬さんと、その関係などについてご紹介します。
「イルカの夫・神部和夫との馴れ初めは?長年パーキンソン病を患い若くして死去していた!」からの続き
イルカの息子はシンガーソングライターの神部冬馬
イルカさんが、1978年12月14日に出産した子供(息子)は、シンガーソングライター、ラジオパーソナリティー、舞台出演、イベントMCなどマルチに活動している、神部冬馬(かんべ とうま)さんです。
イルカさんによると、神部冬馬さんが幼い頃は、台所がイルカさんと神部冬馬さんの遊び場だったそうで、一緒に家事をしたりしていたそうですが、
イルカさんの具合が悪い時には、神部冬馬さんは、幼稚園児ながらも、
お母さん、今日は寝ていていいよ
と、言い、料理(チャーハン)を作ってくれ、ちゃんとランチョンマットも敷いてくれるような、優しい子供だったそうです。
イルカさんと息子の神部冬馬さん。
イルカの息子・神部冬馬は「ヴァンフォーレ甲府」の公認応援歌「君は青い風/泥だらけの靴」を手掛けていた
神部冬馬さんは、学生時代からバンド活動を始めると、その後、自作の曲を中心に、都内でソロライブ活動を行っていたそうで、
2007年3月に父親の神部和夫さんが他界した後は、お父さんの願いでもあった音楽活動を本格的に開始し、2008年3月には、お父さんの一周忌アルバム「小さき者」でメジャーデビューを果たすと、
2009年4月には、サッカーJリーグ「ヴァンフォーレ甲府」の公認応援歌「君は青い風/泥だらけの靴」を手掛け、イベントや試合会場で演奏するなどすると、同年7月には、「君は青い風/泥だらけの靴」をリリースしています。
また、神部冬馬さんは、2010年7月には、山梨県公認PR大使「やまなし大使」に就任し、各地で山梨の魅力のアピール活動なども行っています。
ちなみに、2020年6月には、お母さんのイルカさんとの初コラボ作品「原石」をリリースするほか、イルカさんとライブで共演するなど、親子の仲はとても良いようです。
イルカは息子・神部冬馬夫婦と孫4人と父親の8人暮らし
そんな神部冬馬さんは、プライベートでは、結婚と離婚を経て、2012年、6年の交際の末、一般女性と再婚すると、2019年4月には、双子の男の子と女の子が誕生し、その後、いつ頃かは不明ですが、もう一人、子供が誕生しているようです。
(神部冬馬さんは、前妻との間に誕生した娘さんを引き取って育てていたそうなので、2023年時点で合計4人の子供がいるそうです)
ちなみに、神部冬馬さんは、イルカさんとも同居しているそうで、
イルカさんは、2023年のインタビューで、
うちは今、父と私、息子夫婦、孫4人の8人家族で暮らしていて、2021年11月に母が95歳で亡くなるまでは9人家族でした。年の差家族で暮らしていると、ふだんの生活の中でもふと命のつながりを感じるんですよ。
変な言い方かもしれませんが、母はあの世に向かっている途中で、赤ちゃんはあの世から来たばかり。そして、赤ちゃんを抱っこしている私は、行く人と来る人の間にいる。家族として生まれてくるというのはすごい縁だなと思いました。
年齢も性格もバラバラの家族を見ていると、面白いですよ。孫たちに関しては、成長後の姿を想像する楽しみもありますしね。
いずれ私がこの世を去っても、この家族の中で過ごし、感じたこと、経験したことをこの子たちが引き継いで行ってくれる。そう考えると、何だかやっぱり、生と死は繋がっている感じがするんですよね。
と、語っています。
孫を抱っこするイルカさん。