1981年、石倉三郎さんとのコンビ「コント・レオナルド」(ニ代目)で人気を博すと、俳優としても、1984年には、石井光三さんと「劇団七曜日」を旗揚げするほか、江戸川乱歩の美女シリーズ「禁断の実の美女」(人間椅子)での怪演ぶりが話題となり、
1987年には、NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」や「北の国から’87初恋」に出演するなど、コメディアンから俳優まで幅広く活躍した、レオナルド熊(れおなるど くま)さん。
今回は、そんなレオナルド熊さんの、俳優としての、若い頃から他界されるまでの出演作品(テレビドラマ、映画、CM)や著書をご紹介します。

「レオナルド熊の若い頃は石倉三郎ほか20人超の相方とコンビを結成&解消!」からの続き
レオナルド熊は49歳の時に「劇団七曜日」を旗揚げしていた
レオナルド熊さんは、石倉三郎さんとのニ度目のコンビ「コント・レオナルド」の活動と並行し、
1984年には、俳優としても、石井光三さんと「劇団七曜日」を旗揚げすると、「鬼ヶ島」で俳優デビューし、
以降、「劇団七曜日」として、
- 「すぎのとを」
- 「OUT1」
- 「OUT2」
- 「OUT3」
- 「つめたい夜に」
- 「銀色伝説」
などを公演しています。
ちなみに、「劇団七曜日」には、「ピンクの電話」の清水よし子さんと竹内都子さん、近藤芳正さん、磯野貴理子さんらが在籍していました。
(「コント・レオナルド」は1985年に解散しています)
レオナルド熊は49歳の時に江戸川乱歩の美女シリーズ「禁断の実の美女」(人間椅子)での怪演ぶりが話題となっていた
そんなレオナルド熊さんは、1984年、49歳の時には、江戸川乱歩の美女シリーズ「禁断の実の美女」(人間椅子)で、
高名な推理小説作家・北見佳子(萬田久子さん)に恋をした挙げ句、人間椅子となって椅子の中からじっと北見佳子を見つめる不気味な男・黒川純一役を演じると、その怪演ぶりが話題となっています。
レオナルド熊は52歳の時に「北の国から’87初恋」で中津(チンタの父親)役
また、レオナルド熊さんは、1987年、52歳の時には、テレビドラマ「北の国から’87初恋」で、農協の指事通りに農薬化学肥料を使用したことで、自分の土地をダメにし、その後、水害で畑の人参が流され、多額の借金を背負ってしまう、中津(純の友人・チンタの父親)役を好演しています。

「北の国から’87初恋」より。
レオナルド熊は52歳の時にNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」でヒロインと親戚づきあいをしている牧場主役に抜擢されていた
そして、1987年4月、52歳の時には、NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」で、北海道の農業の将来を心配し、酪農以外に道はないと信じている牧場主で、ヒロイン・北山蝶子(古村比呂さん)の一家と親戚づきあいをしている、石沢嘉市役を演じているのですが、
レオナルド熊さんは、この「チョッちゃん」で、NHKに初出演、しかも、いきなり朝の連続テレビ小説への抜擢だったそうで、
レオナルド熊さんは、このことについて、
ほんと、NHKって頭が固いと思っていたから思い切ったキャスティングするねぇ。佐藤慶さんを夜の顔から引きずりあげるし、川谷(拓三)さんは、ヤクザ映画出身だし、俺はストリップ出身だもんなぁ(笑)
と、語っています。

「チョッちゃん」より。レオナルド熊さん(左)と佐藤慶さん(右)。
レオナルド熊は50代後半頃から次第に芸能界から遠ざかっていた
こうして、お笑い芸人としてピンやコンビでの活動を地道に続けるかたわら、俳優としても活動していたレオナルド熊さんですが・・・
やがて、肝心のお笑い芸人としての切れ味が鈍ってしまったほか、妻との副業や、持病の結核など体調の問題もあり、次第に、芸能界から遠ざかっていきます。
レオナルド熊の死因は?
そんな中、1994年10月、末期の膀胱ガンと診断されると、その約2ヶ月後の12月11日、家族と共に外食し、焼肉を食べ終えた直後に容体が急変し、救急搬送されると、国立第二病院で急性心不全により、59歳で他界されたのでした。
(「コント・レオナルド」解散以降、絶縁し、顔を合わせることがなかったという石倉三郎さんも、葬儀に参列したそうです)
レオナルド熊の出演作品(映画)
それでは、最後に、レオナルド熊さんの出演作品(映画)をご紹介しましょう。
- 1983年「魚影の群れ」
- 1983年「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」
- 1984年「ねずみ小僧怪盗伝」
- 1985年「愛・旅立ち」
- 1985年「俺ら東京さ行ぐだ」
- 1985年「雪の断章-情熱-」
- 1986年「キネマの天地」
- 1987年「女衒 ZEGEN」
- 1987年「光る女」
- 1990年「病院へ行こう」
- 1991年「息子」
- 1992年「夜逃げ屋本舗」
- 1992年「一杯のかけそば」
- 1992年「奇跡の山 さよなら、名犬平治」
レオナルド熊の出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
- 1979年「噂の刑事トミーとマツ」第8話
- 1983~1984年「ぐうたらママ」
- 1984年「事件記者チャボ!」第22話
- 1984年「江戸川乱歩の美女シリーズ」第22話「禁断の実の美女」
- 1984年「若き血に燃ゆる~福沢諭吉と明治の群像」
- 1984年 火曜サスペンス劇場「冷ややかな情死」

「冷ややかな情死」より。 - 1984年「家族ゲームII」
- 1984年「新・翔んだカップル」
- 1984年「熊さんの警察手帳」
- 1985年「刑事物語’85」第10話
- 1985年「松本清張スペシャル・支払い過ぎた縁談」
- 1986年「水戸黄門」第16部 第8話

「水戸黄門」より。 - 1986年「暴れん坊将軍II」第148話
- 1987年 連続テレビ小説「チョッちゃん」

NHK連続テレビ小説「チョッちゃん」より。 - 1987年「北の国から’87初恋」
- 1988年「OL3人旅シリーズ 台湾湯けむりツアー殺人事件」第4話
- 1988年 乱歩賞作家サスペンス「かあちゃんは犯人じゃない」
- 1988年「暴れん坊将軍III」第24話
- 1988年「部長刑事」第1569話
- 1988年「愛されたい妻たち」
- 1988年「はぐれ刑事純情派 第4話」
- 1989年「空と海をこえて」
- 1991年「新十津川物語」
- 1992年「俺たちルーキーコップ」第11話
- 1992年「愛しの刑事」第8話
レオナルド熊の出演作品(CM)
CMでは、
- 味の素「サラダ油ギフト」(1982年)
- サントリービール「ナマ樽」(1983年)

サントリービール「ナマ樽」より。 - ロッテ「雪見だいふく」(1984年)
- レンタルのニッケン(1985年)
- マイセット流し台(1991年)
ほか、
- サンスター歯みがき「ドゥ」
- ロッテアイス「ひねくれ棒」
などに、出演しています。
ちなみに、レオナルド熊さんは、1983年に出演したサントリービール「生樽」のCMでの、
いかにも一般大衆がよろこびそうなアイデアですな、こりゃ。
というセリフが大きな話題となり、1983年の流行語大賞に選ばれています。
レオナルド熊の著書
また、レオナルド熊さんは、
- 「やっ、熊が来た―いかにも一般大衆にウケる本」(祥伝社、1983年)
- 「レオナルド熊の鬼退治」(集英社、1984年)
- 「レオナルド熊のおんな高座」(小学館、1984年)
など、著書も出版しています。
「レオナルド熊が「あなたの知らない世界」でドラマ化された心霊恐怖体験とは?」に続く
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