デビューから６０年以上もの長きにわたり、歌手、女優、タレントとして活躍されている、中尾ミエ（なかお みえ）さん。今回は、そんな中尾さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「中尾ミエは昔｢片想い｣が6年越しでヒットしていた！」からの続き
出演作品（映画）
それではここで、中尾さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
１９６２年「私と私」
「夢で逢いましょ」
１９６３年「ハイハイ3人娘」
「クレージー作戦 先手必勝」
「台所太平記」
「若い仲間たち うちら祇園の舞妓はん」
「喜劇 駅前茶釜」
「香港クレージー作戦」
「喜劇 駅前女将」
「ハイハイ3人娘」より。（左から）伊東ゆかりさん、中尾さん、園まりさん。
１９６４年「男嫌い」
「続・若い季節」
「喜劇 陽気な未亡人」
「君も出世ができる」
「喜劇 陽気な未亡人」より。坂本九さんと中尾さん。
１９６５年「喜劇 駅前医院」
「日本一のゴマすり男」
１９６６年「逢いたくて逢いたくて」
１９６７年「落語野郎大泥棒」
「なにはなくとも全員集合!!」
「座頭市血煙り街道」
「座頭市血煙り街道」より。（左から）中尾さん、朝丘雪路さん、勝新太郎さん。
１９６８年「クレージーメキシコ大作戦」
「リオの若大将」
１９７０年「ズンドコズンドコ 全員集合!!」
１９７３年「大事件だよ全員集合!!」
１９８０年「ミスターどん兵衛」
１９８２年「胸さわぎの放課後」
「大事件だよ全員集合!!」より。（左から）中尾さん、加藤茶さん、いかりや長介さん、高木ブーさん、仲本工事さん、荒井注さん。
１９８９年「Aサインデイズ」
１９９１年「代打教師 秋葉、真剣です!」
１９９２年「ひき逃げファミリー」
２０１０年「信さん・炭坑町のセレナーデ」
２０１２年「人生、いろどり」
２０１５年「繕い裁つ人」
２０２０年「感謝離 ずっと一緒に」
「感謝離 ずっと一緒に」尾藤イサオさんと中尾さん。
出演作品（テレビドラマ）
テレビドラマでは、
１９６１年「若い季節」
１９７２年「紫頭巾事件帖」第19話
「シークレット部隊」第2話
１９７３年「アイフル大作戦 」第8話
１９７４～１９７５年「ふりむくな鶴吉」
「若い季節」より。（左から）園まりさん、伊東ゆかりさん、中尾さん、黒柳徹子さん、植木等さん。
１９７５～１９７７年「必殺シリーズ」
１９７６年「大都会 闘いの日々」第12話
「刑事物語・星空に撃て!」第6話
１９７９年「三男三女婿一匹III」
「半七捕物帳」第26話
「新・必殺仕置人」より。
１９８０年「騎馬奉行」第14話
「桃太郎侍」第176話
「青春諸君!夏」
「一人来い二人来いみんな来い」
１９８１年「玉ねぎむいたら…」
「嫁がず、出もどり、小姑」
１９８２～１９８３年「天まであがれ!」
「私は女教師」
１９８４年「喪服を脱いだ女」
１９８７年「痛快!婦警候補生やるっきゃないモン!」
「水戸黄門」 第17部第15話
１９８８年「若奥さまは腕まくり!」
「スターライト・キッズ 新・北斗七星伝説」
「どんでん家族」
「若奥さまは腕まくり!」より。（左から）中山美穂さん、中尾さん、千石規子さん。
１９９０年「ホットドッグ」
１９９１年「世にも奇妙な物語 『占いセット』」
１９９３年「家栽の人」 第10話
１９９５年「花吹雪女スリ三姉妹」
「連続テレビ小説 走らんか!」
「ホットドッグ」より。
１９９６年「素晴らしき家族旅行」
２０００年「さらば天国に一番近い男」
２００１年「本家のヨメ」
２００２年「プリティガール」
「ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜」
「木曜劇場 薔薇の十字架」
「ブルーもしくはブルー〜もう一人の私〜」
「ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株しだい〜」より。長瀬智也さんと中尾さん。
２００３年「OL銭道」第5話
２００４年「ドールハウス 特命女性捜査班」 第9話
「4TEEN ドラマW」
２００５年「おとなの夏休み」
「警部補 佃次郎(20)望郷」
２００５、２００６年「ママはバレリーナ」
２００７年「水戸黄門」第37部第3話
「ベビーシッターの危険な好奇心」
２００８年「ドラマ8 バッテリー」
「金曜プレステージ-クッキングパパ」
２００９年「ひるドラ・オーバー30」
「ベビーシッターの危険な好奇心」より。
２０１３年「POWER GAME〜パワーゲーム〜 」第3・4回
２０１４年「ペテロの葬列」第3話
「ほっとけない魔女たち」第11-15話
２０１５年「全力離婚相談」
「ドS刑事」第3話
２０１７年「トットちゃん!」
２０１９年「悪魔の手毬唄〜金田一耕助、ふたたび〜」
２０２０年「トップナイフ (小説)」
「金魚姫」
２０２１年「その女、ジルバ」
「その女、ジルバ」より。（左から）竹財輝之助さん、中尾さん、池脇千鶴さん。
ほか、数多くの作品に出演されています。
「その女、ジルバ」に出演
ところで、中尾さんは、２０２１年、仕事も恋愛もうまくいかない４０歳の主人公が、「何かを変えたい」と平均年齢７０歳以上の高齢バー「OLD JACK&ROSE」で働き始めたことで、やがて生きることに前向きになっていく姿を描いたヒューマンドラマ「その女、ジルバ」で、派手な立ち回りと快活なトークが持ち味のチーママこと、大田原真知役を演じられているのですが、
中尾さんは、そんな真知役について、
真知は、場を仕切るのが好きで目立ちたがり屋という、なんとなく自分自身とオーバーラップするところを感じています。そういう意味では、派手に振る舞えばいいのかなと。とても私らしい役だと思いますね。
と、語っておられます。
「その女、ジルバ」より。中尾さんと池脇千鶴さん。
また、物語は、「もう40歳」と悲観していた、主人公・新（池脇千鶴さん）が、「まだ40歳」と思えるように、意識が変わっていく様子が描かれているのですが、
中尾さんは、
そういう気持ちは、本当に素敵よね。人によって捉え方はさまざまだと思いますが、40歳は「人生80年」と言われる中では節目の年齢。みなさん自分の年齢についていろいろと考えると思います。
そんな時期に、新は、バー「OLD JACK&ROSE」に出会って、高齢でも美しく生きている人に巡り合えた。とてもいい経験だと思います。
「OLD JACK&ROSE」は、新にとって思いもよらない世界だったのでしょうね。実際にこういう店があればいいなと私は思います。ご覧になっているみなさんもそう思っていらっしゃらないかしら？
と、語っているほか、自身が４０歳だった頃についても、
歌手活動のほかにバラエティ番組でトークなどの仕事をしていた時代で、ヒット曲はなかったけれど、それはそれで楽しかったですね。
人生はいろんなことがありますし、短いけれど長いです。長く生きていればいろいろと経験できるので、私はそれを楽しみたいと思っています。
と、語っており、そんな中尾さんの話を聞いていると、ドラマ同様、元気がもらえそうです♪
