1976年、15歳でモデルとしてデビューすると、エキソチックな美貌で、引っ張りだことなった、朝比奈マリア(あさひな まりあ)さんですが、1985年、23歳の若さで結婚しています。
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夫・上田健一との馴れ初めは?
朝比奈さんは、1985年6月、23歳の時、フリーのテレビプロデューサー・上田健一さんと結婚しています。
ちなみに、二人が知り合ったのは、1983年の「世界歌謡祭」の時で、朝比奈さんは司会、上田さんは番組制作を担当していたそうですが、お互いの印象はそれほど良くはなかったようで、
朝比奈さんは、
スタッフの一人に彼がいたのは知ってたけど、全然意識してなかった。
上田さんに至っては、
以前、僕がスタッフとして参加し、音楽番組に出てもらったことがあるけど、やる気がない様子なので、話もしませんでした。
と、語っています。
(※「世界歌謡祭」とは、ヤマハ音楽振興会が主催し、1970~1989年まで毎年秋頃に日本武道館で開催されたポピュラーソングのコンテスト)
夫・上田健一とは当初は友人として親しかった
そんな二人ですが、やがては、友人として親しくなったそうで、1984年春頃には、上田さんが朝比奈さんの家に遊びに行くようになり、朝まで話し込むなど、楽しい時を過ごすようになったそうです。
ただ、次第に、朝比奈さんは、そんな上田さんを「図々しい人だな」と思うようになったそうで、
ある時、上田さんに、
恋人でもないんだからケジメをつけたい
と、言うと、
(プライドが傷つけられたと感じた)上田さんからは、
君に女なんて感じない。
と、怒られたそうですが、
かえって、朝比奈さんは、そんな上田さんに惹かれていったのだそうです。
夫・上田健一との結婚は母親・雪村いづみに勧められていた
とはいえ、熱烈な恋愛感情はなかったそうで、そこから進展することはなかったそうですが、そんな二人を見て、やきもきしていた、朝比奈さんのお母さんの雪村いづみさんが、ある日、いつものように遊びに来た上田さんに、「泊まっていったら?」と勧めたそうで、上田さんは、応接間に泊まることに。
すると、このことがきっかけとなり、1984年8月から、3人で暮らすようになったそうですが、
朝比奈さんは、お母さん(雪村さん)から、
結婚はああいう人(堅実な男性)がいいのよ
と、勧められたそうで、
朝比奈さんは、
そうなのかな
と、思ったのだそうです。
ちなみに、雪村さんによると、上田さんは、朝比奈さんが病気になった際には、料理をしてくれたうえ、看病もしてくれ、さらには、「看護日誌」までつけてくれるなど、とても献身的だったそうで、
それまでは病気のマリアをおいて仕事に出るのは不安だったけど、これで大安心
と、結婚を勧めた理由を語っています。