1996年、主演に抜擢されたNHK大河ドラマ「秀吉」でたちまちブレイクすると、以来、俳優として第一線で活躍し続けている、竹中直人(たけなか なおと)さん。今回は、そんな竹中さんのデビューからの出演作品を画像を交えてご紹介します。

「竹中直人は昔NHK大河ドラマ「秀吉」で大ブレイクしていた!」からの続き

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出演作品(テレビドラマ)

それではここで、竹中さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。

テレビドラマでは、

1984年「元祖おじゃまんが山田くん」
1985年「ゲゲゲの鬼太郎」
1986年「太陽にほえろ!」第682話
1987年「西田敏行の泣いてたまるか」最終話
1988年「寝台特急はやぶさの女」


「ゲゲゲの鬼太郎」より。

1989年「坂本龍馬」
1990年「ゴリラ・警視庁捜査第8班」第46話
1991年「源義経」
1995年「豊臣秀吉 天下を獲る!」
1996年 NHK大河ドラマ「秀吉」


「秀吉」より。

1997年「恋のためらい」
1998年「坊さんが行く」
1999年「ヤマダ一家の辛抱」
2000年「菜の花の沖」
2002年「怪談百物語」


「菜の花の沖」より。

2003年「WATER BOYS」
2004年「徳川綱吉 イヌと呼ばれた男」
2005年「ボイスレコーダー〜残された声の記録〜ジャンボ機墜落20年目の真実」
2006年「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い」
2007年「敵は本能寺にあり」


「WATER BOYS」より。

2008年「4姉妹探偵団」
2009年「坂の上の雲」
2010年「まっつぐ 鎌倉河岸捕物控」
2011年「バーテンダー」
2012年「家族、貸します 〜ファミリー・コンプレックス〜」


「坂の上の雲」より。

2013年「正月時代劇 御鑓拝借〜酔いどれ小籐次留書〜」
2014年 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
2015年「エイジハラスメント」
2016年「マネーの天使〜あなたのお金、取り戻します!〜」
2017年「トットちゃん!」


「トットちゃん!」より。竹中さんと豊嶋花さん。

2018年「明日への誓い」
2019年「盤上の向日葵」
2020年「陰陽師」
2021年 NHK大河ドラマ「青天を衝け」


「青天を衝け」より。中島歩さん(左)と竹中さん。

出演作品(映画)

映画では、

1984年「痴漢電車 下着検札」
     「ロケーション」
     「夕ぐれ族」
1985年「テラ戦士Ψ BOY」
     「薄化粧」
1987年「ベッドタイムアイズ」
     「吉原炎上」
     「風のあるぺじお」
     「永遠の1/2」
     「私をスキーに連れてって」


「ロケーション」より。(左から)竹中さん、西田敏行さん、美保純さん。

1988年「天使のはらわた 赤い眩暈」
     「木村家の人びと」
     「噛む女」
     「クレイジーボーイズ」
1989年「226」
     「バカヤロー!2 幸せになりたい。」第3話
     「ファンシイダンス」
1990年「丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!!」
     「宇宙の法則」
     「オクトパスアーミー シブヤで会いたい」
     「BEST GUY」


「BEST GUY」より。

1991年「ヒルコ 妖怪ハンター」
     「ふたり」
     「無能の人」※兼監督
1992年「シコふんじゃった。」
     「夢の涯てまでも」※ドイツ・アメリカ・日本・フランス・オーストラリア映画
     「死んでもいい」
1993年「ヌードの夜」
1994年「BE-BOP-HIGHSCHOOL」
     「RAMPO 奥山監督版」
     「RAMPO 黛監督版」
     「夜がまた来る」
     「119」※兼監督


「無能の人」より。風吹ジュンさんと竹中さん。

1995年「トイレの花子さん」
     「EAST MEETS WEST」
     「GONIN」
     「写楽」
1996年「GONIN2」
     「四姉妹物語」
     「Shall we ダンス?」
1997年「HAPPY PEOPLE」
     「東京日和」※兼監督
     「鉄と鉛」


「Shall we ダンス?」より。役所広司さん(左)と竹中さん(右)。

1998年「アンドロメディア」
     「岸和田少年愚連隊 望郷」
1999~2000、2010、2013、2020年「完全なる飼育シリーズ」
1999年「のど自慢」
1999年「日本黒社会 LEY LINES」
     「共犯者」
     「双生児」
2000年「フリーズ・ミー」
     「三文役者」
     「連弾」※兼監督


「三文役者」より。

2001年「Stereo Future SF episode 2002」
     「天国から来た男たち」
     「RED SHADOW 赤影」
     「ウォーターボーイズ」
     「千年の恋 ひかる源氏物語」
2002年「助太刀屋助六」
     「およう」
     「ミスター・ルーキー」
     「ピンポン」
     「TRICK 劇場版」
     「ラストシーン」
     「恋に唄えば♪」
     「カタクリ家の幸福」


「ピンポン」より。

2003年「青の炎」
     「あずみ」
     「スパイ・ゾルゲ」
2004年「恋人はスナイパー 劇場版」
     「スウィングガールズ」
2005年「あずみ2 Death or Love」
     「妖怪大戦争」
     「サヨナラCOLOR」※兼監督


「サヨナラCOLOR」より。原田知世さんと竹中さん。

2006年「ピーナッツ」
     「キャッチ ア ウェーブ」
     「男はソレを我慢できない」
     「大奥」
     「それでもボクはやってない」
2007年「あなたを忘れない」
     「ゲゲゲの鬼太郎」   
     「グミ・チョコレート・パイン」
     「人が人を愛することのどうしようもなさ」
     「夜の上海」


「キャッチ ア ウェーブ」より。

2008年「映画 クロサギ」
     「ポストマン」
     「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
     「僕の彼女はサイボーグ」
     「花より男子F」
     「TOKYO!『シェイキング東京』」
     「20世紀少年 第1章」
     「まぼろしの邪馬台国」
     「ハッピーフライト」


「まぼろしの邪馬台国」より。竹中さんと吉永小百合さん。

2009年「今度の日曜日に」
     「新宿インシデント」
     「山形スクリーム」※兼監督
     「ロボゲイシャ」
     「僕らのワンダフルデイズ」
     「のだめカンタービレ 最終楽章」※前編/2009年12月19日、後編/2010年4月17日
2010年「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」
     「シュアリー・サムデイ」
     「BECK」
     「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」


「山形スクリーム」より。竹中さん(左)と三浦春馬さん(右)。

2011年「忍たま乱太郎」
     「一命」
     「電人ザボーガー」
2012年「ロボジー」
     「エイトレンジャー」
     「インターミッション」
2013年「天心」
     「ケンとメリー 雨あがりの夜空に」
     「くちづけ」
     「謎解きはディナーのあとで」
     「ジェリー・フィッシュ」
     「甘い鞭」
     「ペコロスの母に会いに行く」


「ロボジー」より。

2014年「ジャッジ!」
     「THE NEXT GENERATION -パトレイバー- episode3「鉄拳アキラ」」
     「舞妓はレディ」
2015年「天空の蜂」
     「GONIN サーガ」
     「びったれ!!!」
     「海難1890」
2015、2016年「仮面ライダーシリーズ」
2017年「マンハント」※中国映画、日本では2018年公開


「舞妓はレディ」より。竹中さんと田畑智子さん。

2018年「風の色」
     「レオン」
     「飢えたライオン」
     「心魔師」
     「走れ!T校バスケット部」
     「アウト&アウト」
     「一夜再成名」


「風の色」より。

2019年「翔んで埼玉」
     「サムライマラソン」
     「麻雀放浪記2020」
     「映画 としまえん」
     「モデル 雅子 を追う旅」※インタビュー出演
     「どすこい!すけひら」
     「カツベン!」


「翔んで埼玉」より。

2020年「一度死んでみた」
2021年「燃えよデブゴン TOKYO MISSION」
     「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」
     「しあわせのマスカット」
     「あなたの番です 劇場版」


「一度死んでみた」より。竹中さんと広瀬すずさん。

ほか、数多くの作品に出演されています。

「Shall we ダンス?」が大ヒット

ところで、竹中さんは、1996年、周防正行監督の映画「Shall we ダンス?」に出演しているのですが、映画は、日本のみならず、海外でも公開されると、大ヒットを記録。

それに伴い、これまで、アクの強い役が多く、そのイメージが定着していた竹中さんも、主人公の同僚役という、静かな役ながらも、その味わい深い演技が、たちまち注目を集め、俳優としての地位を不動のものにしているのですが、

竹中さんは、

監督は最初「竹中は人の言うことを聞かない役者」というイメージが強く大嫌いな俳優だったそうです。でも「それは誤解だった」と周防監督は言ってくれました。

実は、僕ほど監督の指示に従う役者もいないと思います(笑)。そして周防監督と一緒に仕事をしてとても相性が合った。

監督は僕が芝居をする様子をとても嬉しそうに見つめてくれて、「竹中直人にやりすぎはない」という、僕にとってはとても衝撃的な言葉を贈ってくださった。

それと、これは『Shall we ダンス?』のときですが、初日の撮影があの役所広司と一緒のシーンでした。僕はものすごく緊張して何度もNGを出してしまったんです。

あの頃は35ミリフィルムで撮っていましたからフィルム代がとても高い。何度もNGが続くと大変です。追い詰められた僕はもう「すいません」を繰り返すしかない。

でも、そのとき監督は「いや、竹中さんのためにフィルムがある」と言ってくださった。周防さんご自身は覚えていないみたいなんですが、役者冥利に尽きる言葉でした。

と、語っています。

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「のだめカンタービレ」のシュトレーゼマン役は一度は断っていた

そんな竹中さんは、スケジュールの都合以外では仕事を断らない主義だそうですが、2006年、テレビドラマ「のだめカンタービレ」でドイツ人役のオファーが来たときには、

この時ばかりは、日本人の自分にドイツ人を演じるのは絶対無理と、

すみません。誘っていただいたのに本当に申し訳ない

特殊メイクで鼻をつけて、かつらを被れば・・・。でも、そんなの絶対に無理ですよね

と、断ったそうです。

すると、その後、すぐに連絡があり、「それで、いきましょう」ということになったそうで、ドイツ人を演じることになったのだそうです(笑)

「竹中直人が若い頃は美保純とラブラブ交際していた!」に続く


「のだめカンタービレ」でドイツ人のシュトレーゼマン役を好演する竹中さん。

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