ヤクルトスワローズでは、野村克也監督から数々のイジメを受けていた目撃談がある、長嶋一茂(ながしま かずしげ)さんは、ミーティングの際、義務づけられていた「野村ノート」を、一人だけ一切つけていなかったといいます。
「長嶋一茂はヤクルトで野村克也監督にイジメられていた!」からの続き
ミーティングで義務づけられていた「野村ノート」を一人だけつけていなかった
ヤクルトスワローズでは、野村克也監督は、「常に話を聞いてノートに書くことで人間は覚えていく」という考えから、ミーティングの時には、皆に「野村ノート」をつけさせていたそうですが、
実は、一茂さんだけ、その「野村ノート」を一切つけていなかったのだそうです。
野村克也はヤクルト監督時代ミーティングで長嶋茂雄の悪口を堂々と言っていた
その気になる理由ですが、元ヤクルトスワローズで、現在、野球解説者をしている笘篠賢治さんが、Youtube「デーブ大久保チャンネル」に出演した際、語ったところによると、
野村監督は、毎日1時間半ものミーティングを日課にしていたそうですが、
(それを2年、3年と続けていたそうです)
時々、話がよそ道にそれ、王貞治さん、長嶋茂雄さん、落合博満さんなどの話になったそうで、その際、一茂さんのお父さんである長嶋茂雄さんの悪口を、堂々と皆の前で言っていたというのです。
ヤクルトスワローズで同僚だった笘篠賢治の証言
ちなみに、笘篠さんとデーブ大久保さんの会話は、
笘篠さん:一茂さんがそこにいるのに、(野村監督が一茂さんの)お父さんのことを言い出して、(はっきりと)悪口言ってた。息子さんのいる前でそんな話をって・・・
デーブ大久保さん:気が重くなるよね
笘篠さん:俺らが聞いててもやべぇんじゃね?みたいな・・・それで、パッと(一茂さんを見たら)爪をかじって(うつむき加減で、爪をかじるマネをしながら)こうなってるよね。お父さんの話を言われているわけだから。そりゃ、(野村ノートを)書く訳ないわ。俺がもし同じ一茂さんの立場でも書かないね。
デーブ大久保さん:書かないね。でも、(一茂さんがノートをつけてなかったのは)そういうのがあったからだよね。
と、いうものだったのですが、
当時、ほかの選手たちも同様に感じ、一茂さんに同情していたとのことでした。
(ただ、笘篠さんによると、一茂さんは、(ノートは取っていなかったものの)野村監督の話はちゃんと聞いて理解していたのだそうです)
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