１９７９年、阪神タイガースに入団すると、１年目から主軸打者として活躍し新人王を獲得するほか、１９８５年のリーグ優勝＆日本一に貢献すると、監督としても、２００５年と２０２３年、阪神タイガースを２度リーグ優勝に導いた、岡田彰布（おかだ あきのぶ）さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょうか。今回は、そんな岡田さんの奥さんとの馴れ初めなどをご紹介します。
「岡田彰布は｢アレ｣をオリックス監督時代に使い交流戦優勝を決めていた！」からの続き
妻・陽子との馴れ初めは？
岡田さんは、１９８２年、２４歳の時、日本ビクターに勤務する大関陽子さん（２３歳）と結婚しているのですが、俳優の石坂浩二さんと当時の妻・浅丘ルリ子さんにお見合いを勧められたことがきっかけで知り合ったそうで、なんと、知り合って約２ヶ月のスピード婚でした。
ちなみに、岡田さんは、１９８２年３月１日、ホテル阪神の１５階パールの間で婚約記者会見を行った際、陽子さんとの出会いについて、
（陽子さんとは）4～5回しか会っていません。彼女の両親の実家が芦屋にあり、そこには行ったけど、街中を歩いたことはありません。
昨年（1981年）秋に知り合う機会があったんですが、顔を合せたのは、今年（1982年）の1月8日、岡田会（後援会）の新年会の席が初めてです。で、新年会が終わってからミナミへ一緒に飲みに行きました。
と、明かしています。
2005年の優勝時、スタンドで応援する妻の陽子さん。
1982年の春季キャンプ中にプロポーズしていた
そんな岡田さんは、実は、阪神入団時、「４年間は独身で通す」と宣言していたそうですが、１９８２年２月３日から始まった安芸キャンプ中、（日付は覚えていないそうですが）陽子さんに電話で、「一緒に暮らしてくれるかい？」とプロポーズすると、陽子さんも「ハイ」と答えてくれ、結婚に至ったそうで、
（あまりにも電撃的だったため、午前１１時から行われた婚約会見に駆けつけたマスコミは数社のみだったそうで、その後、わらわらとマスコミが駆けつけ、再び婚約記者会見を行う、異例の会見となったそうです）
当時、岡田さんは、
こういう仕事してると、お嫁さんになる人はしっかりした人がいいと思っていました。初めて会った時、僕よりしっかりしてる印象で、この人なら遠征の時も家を任せられると思って・・・
陽子さんは、
頼れそうな人です。野球のルールは多少わかる程度ですが、両親が関西出身の阪神ファンで、タイガースのことは何となく知っていました。
と、語っています。
妻・陽子はマルチリンガルを活かして日本ビクターで外国文献の翻訳をしていた
ちなみに、陽子さんは、１９５８年２月８日生まれで、青山学院中等科１年生の時、丸紅に勤務していたお父さんの宣典（のぶすけ）さんの転勤でカナダのモントリオールに移り住むと、１９７８年には帰国して上智大学外国語学部に進学。
１９８１年に上智大学を卒業後は、日本ビクターの企画室に勤務すると、フランス語、英語、スペイン語を駆使して、外国文献の翻訳などの仕事をしていたそうです。
「岡田彰布は妻のお陰もあって選手やマスコミと良好な関係を築いていた！」に続く
