6歳でハウス食品のグラタンのCMに出演すると、その後は、モデル、キャスターとして活躍し、堺正章さんと結婚後は、ライフスタイルを提案するスクールやパン教室の講師、テーブルウエアをはじめとする生活用品のデザイナーとしても活動し、「カリスマ主婦」として人気を博すと、その後も実業家として才能を発揮した、岡田美里(おかだ みり)さんですが、最初の夫・堺正章さんとの離婚を発表した際、その理由も発表すると、世間から猛バッシングを受けてしまいます。

岡田美里と堺正章

「岡田美里が若い頃はキャスター!結婚後はカリスマ主婦!実業家としても成功していた!」からの続き

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岡田美里は堺正章との離婚を発表し、堺正章への不満を爆発していた

岡田美里さんは、1989年、28歳の時、堺正章さん(43歳)と結婚すると、2人の女の子にも恵まれ、おしどり夫婦と呼ばれていたのですが・・・

2001年6月25日、7月に出版予定の著書『「しあわせ」のかたち-PTSDからの旅立ち』の出版発表記者会見を行うと、

結婚当初は週に4日、一緒にゴルフをしていたのに、忙しくなってしまって…。仕事ばかりしていて詐欺だと思った。

子供の父親としては素晴らしいDNAを与えてくれましたが、私の配偶者としてはふさわしくなかった。もう愛はないので、離婚が決まってスッキリしています

と、突然、堺正章さんとの離婚を発表。

また、岡田美里さんは、

最初に離婚を考えたのは5年くらい前。堺のそばで妻をやっていくのが大変でした。お中元やお歳暮で生きたクルマエビや殻つき生ガキ100個とか届いて、食べたいものも食べられない。宅配便が届かない日がない。礼状を書くのもすべて私。

と、日常の雑用が苦痛だったことや、

結婚当初は堺も今ほど多忙でなく、週に4日間ゴルフをやっていた。なんで長者番付に載らなくちゃいけないの?(堺さんが出演中の連続テレビ小説)『ちゅらさん』のような仕事をしないお父さんがよかった。

と、堺さんに対しても不満があったことを明かしています。

岡田美里は堺正章との子供を流産したことでPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していたが・・・

さらに、岡田美里さんは、この会見で、自身がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていることを明かしています。

実は、岡田美里さんは、堺さんとの3人目の子供を流産していたそうで、その際、そのショックで医療機関を受診すると、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたのだそうです。

というのも、岡田美里さんは、子供の頃、父親のE・H・エリックさんがアルコールを大量に飲んでは、お母さんに暴言を吐いたり、暴力をふるっていたことから、ある時、止めに入ると、お父さんに腕を思い切りつかまれ、とても怖い思いをしたことがあったそうですが、

(岡田美里さんのお母さんは、お父さんのDV(家庭内暴力)が原因で、岡田さんが15歳の時に、家を出て行ったそうです)

流産後にそのトラウマが出てきたそうで、ある日、堺さんが付き人を怒鳴る姿を見て、いつか自分や子供にも声を荒げるようになるのではと、堺さんが怖くなってしまい、堺さんが何気なくポンッと机にはがきを投げる物音にも怯えるようになっていたのだそうです。

そして、医師からは、夫婦でのカウンセリングを勧められたそうですが、堺正章さんは多忙だったこともあって同行してくれず、岡田美里さんは、日常のささいな悩みや不安を受け止めてもらえない寂しさもあり、堺正章さんに不信感を募らせていったのだそうです。

岡田美里
会見時の岡田美里さん。

岡田美里は堺正章との離婚理由を世間から非難され、猛バッシングを受けていた

ただ、岡田美里さんのこの一連の発言は、同情が集まるどころか、

ぜいたく

わがまま

それくらいで文句を言うなんて

などと、非難が殺到。

(当時は、女性は良き妻、良き母として生きることを良しとされていた時代でした)

しかも、堺正章さんのお母さんがワイドショーに出て、

息子は一度も(美里さんを)怒ったことがない。本当に悔しい

と、語ったことから、

事態はさらに大きくなり、岡田美里さんは世間から猛バッシングを受けたのでした。

(そのせいで、岡田美里さんは、経営する会社を解散させざるを得なかったそうです)

堺正章は岡田美里の会見の2日後に記者会見を開き、岡田美里をかばう発言に終始して謝罪していた

そんな中、岡田美里さんをかばったのは、他ならぬ堺正章さんで、

堺正章さんは、岡田美里さんの会見から2日後の6月27日、都内で記者会見を開くと、

2年前に彼女の心に傷があるということを聞かされて、生活の中でできる限りの努力をしてきたつもりだし、自分も2度目(の結婚)ですし、子供もいるので慎重に、大切に思っていたんですが…。結局は僕が仕事人間だったことが原因です

と、目を充血させ、唇を噛み締めながら語るほか、

宅配便の件は申し訳ない。整理するのは大変だったろうと思います。

私はしゃべるのが仕事でどうしても弁が立ってしまう。テンション高く仕事から家に帰って面と向かうと、加害的な雰囲気を感じたのでしょう。

(一緒に病院に行けず)反省しています。

などと、約40分もの間、岡田美里さんを擁護し、岡田美里さんの主張を全面的に認めて謝罪。

すると、岡田美里さんも、その後、自身のホームページで、

配慮に欠ける発言をしてしまって悔やんでいます。(堺さんに対し)今も私の心の中に彼はいます。心から感謝しています。

と、コメントしたのでした。

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岡田美里と堺正章の離婚騒動の中、岡田美里の親族を名乗る人物からマスコミ各社宛に怪文書がFAXされていた

ちなみに、この騒動の中、岡田美里さんの親族と称する人物から、芸能マスコミ各社にFAXが送られています。

そこには、岡田美里さん本人が親族に送ったという手紙の内容と、その親族からのメッセージが、A4サイズ3枚にびっしり記されていたそうですが、

離婚の根底には堺正章さんの奔放な女性関係があり、

美里ちゃんは、それを記者会見では口にしなかった。自分が悪者になれば、すべてが丸く納まるという考え方がPTSDなのです

という意味のことが書かれていたのだそうです。

ただ、この手紙を送ったとされる人物は、海外渡航中で所在不明だったほか、岡田美里さん自身もこのFAXの内容を全面否定しており、誰が何のためにマスコミ各社にFAXを流したのか不明のままとなっています。

「岡田美里の再婚相手(3人目)との馴れ初めは?前夫(2人目)との離婚理由は?」に続く

お読みいただきありがとうございました

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