デビュー当時はイケメン路線で活躍するも、次第に敵役や悪役に転向し、1973年には、深作欣二監督作品「仁義なき戦い」で狡(ずる)くてセコい山守親分役でブレイクを果たした、金子信雄(かねこ のぶお)さん。

そんな金子信雄さんは、プライベートでは、女優の丹阿弥谷津子さんと結婚しています。

今回は、金子信雄さんの、妻・丹阿弥谷津子さんとの馴れ初め、子供(息子2人)についてご紹介します。

金子信雄と丹阿弥谷津子

「【画像】金子信雄の若い頃は?デビューからの経歴を時系列まとめ!」からの続き

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金子信雄の妻・丹阿弥谷津子との馴れ初めは?

金子信雄さんは、1957年11月、同じ「文学座」だった、女優の丹阿弥谷津子さんと結婚しています。

金子信雄さんと丹阿弥谷津子さんは、1952年、黒澤明監督の映画「生きる」に出演しており、劇中、共演するシーンはなかったそうですが、このことがきっかけで交際に発展し、結婚に至ったと言われています。

また、金子信雄さんは、同年(1952年)には、演劇観の違いから「文学座」を退団すると、1966年には、丹阿弥谷津子さんと劇団「新演劇人クラブ・マールイ」を結成しています。

(丹阿弥谷津子さんは、1963年まで「文学座」に在籍していました)

金子信雄の妻・丹阿弥谷津子は文学座の看板女優として活躍していた

ちなみに、妻の丹阿弥谷津子さんは、高校3年生の時に、「文学座」に研究生として入座すると、清楚な美貌と確かな演技力で「文学座」の看板女優として活躍し、

26歳の時には、映画などの映像の世界にも進出して、「東京のえくぼ」「にごりえ」など、主にヒロインを務めました。

(丹阿弥谷津子さんは、2024年現在、100歳で、2016年4月、92歳の時には、一葉桜祭りで朗読を行うなど、お元気にされているようです)

金子信雄の息子(長男)は出版社勤務?

そんな金子信雄さんと丹阿弥谷津子さんの間には、男の子が2人誕生しており、長男は、出版社に勤めていると言われています。

というのも、「X」(旧ツイッター)で、

金子信雄と丹阿弥谷津子の息子さんは出版社の社員で、お話したこともありますが、まじめそうな方でした。

という投稿があったからです。

(次男は朗読劇の演出家の金子こうじろうさんなので、長男ではないかと思われます)

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金子信雄の息子(次男)は朗読劇の演出家・金子こうじろう

また、高橋克典さんのブログによると、次男は、朗読劇の演出家・金子こうじろうさんです。

金子こうじろうさんは、1995年より、髙嶋政伸さんとともに、「リーディングセッション heart of Wilderness」という朗読劇を主宰するほか、お母さんの丹阿弥谷津子さんの朗読劇の演出を手掛ているそうで、

2013年9月、舞台「ワルツ~カミーユ・クローデルに捧ぐ」では、金子こうじろうさんが演出、丹阿弥谷津子さんが朗読で、親子共演しています。

金子信雄の次男・金子こうじろう
高橋克典さん(左端)のブログより。中央が金子こうじろうさん。

ちなみに、丹阿弥谷津子さんは、2004年のインタビューで、

私も二人息子がいて、今は次男と二世帯住宅に住んでいるんですけど、こんど長男も同じ敷地内に越してくるの。

と、語っており、

金子信雄さん亡き後、息子さん2人がお母さんをサポートされているようです。

金子信雄の家族
1975年、「アサヒグラフ」に掲載された金子信雄さんの家族。

お読みいただきありがとうございました

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