1973年9月、24歳の時、「南こうせつとかぐや姫」(第2期かぐや姫)としてリリースした5枚目のシングル「神田川」が160万枚を売り上げる大ヒットを記録するほか、ソロになってからも、「今日は雨」「愛する人へ」「夏の少女」「夢一夜」「れくいえむ」など数々のヒットを飛ばした、南こうせつ(みなみ こうせつ)さん。
そんな南こうせつさんは、プライベートでは、エッセイストの育代さんと結婚しています。
今回は、南こうせつさんの、妻・育代さんとの馴れ初め、結婚に至るまでの経緯、結婚後の関係(夫婦仲)、子供(息子2人娘1人)についてご紹介します。
「【画像】南こうせつの若い頃は?デビューから現在までの代表曲や経歴を時系列まとめ!」からの続き
南こうせつの妻・育代との馴れ初めは?
南こうせつさんは、1973年、24歳の時に、育代(いくよ)さんと結婚しているのですが、
実は、南こうせつさんが高校卒業後、上京して東京・杉並区の高円寺のアパートで暮らしていた時、隣の部屋に住んでいたのが育代さんだったそうで、
ある日のこと、南こうせつさんに届くはずの荷物が育代さんの家に配達され、
育代さんが、
この荷物、お宅のじゃないですか?
と、持って来てくれたそうですが、
この時、南こうせつさんが育代さんに一目惚れしたそうで、
南こうせつさんは、
『オールナイトニッポン』の深夜放送明けで…アパートについたのは朝の4時半くらい。寝入ったころにピンポンって…。パッと顔を見た時、可愛らしい女性が来たのにボサボサでTシャツにパンツ姿でした。失敗した~と思いましたね(笑)
と、語っています。
ちなみに、その後、南こうせつさんは、アパートのゴミ置き場で育代さんと再会したそうで、これをきっかけに交際するようになり、1973年に結婚に至ったのだそうです。
南こうせつは妻・育代と共に山梨県の河口湖畔(富士山の麓)に移住していた
そんな南こうせつさんは、1973年にリリースした「神田川」が大ヒットし、一躍、トップミュージシャンの仲間入りを果たすと、
住まいも、高円寺から四谷三丁目と移り住み、やがては、憧れの青山へとグレードアップするほか、憧れの東京で刺激的な毎日を送っていたそうですが・・・
田舎産まれ、田舎育ちの南こうせつさんにとって、「何かが足りない」という感覚がずっとあったそうで、26歳の時には、妻・育代さんと共に、山梨県の河口湖畔(富士山の麓)に移住したそうです。
南こうせつの現在の自宅は大分県杵築市で妻・育代と共に畑仕事を楽しんでいる
ただ、富士山の麓は、南こうせつさんも育代さんも冬の寒さに耐えきれなかったそうで、30代に入った頃に、大分に引っ越しすることを決意すると、国東半島にある大分県の杵築(きつき)市に移り住んだそうです。
ちなみに、自宅は、海が見える丘の中腹あたりの木々に囲まれているところにあり、夏には蛍が出ることもある、自然の豊かな場所だそうで、
自宅の庭で育代さんと共に畑作業を行い、キュウリ、ナス、トマト、カボチャ、オクラ、豆類などを育て、それらを収穫すると、育代さんが色とりどりに料理をしてくれるそうで、
南こうせつさんは、妻・育代さんに対し、
主婦といえばカフェでランチするのが楽しみだったりするけど、こんな田舎暮らしによく付いてきてくれたと思います。
と、感謝の気持ちを語っています。
(南こうせつさんは、仕事で月の半分以上は全国を飛び回っているそうですが、大分空港に帰ってくると、木々の花の香りがするそうで、その香りをかぐと、いつもホッとするのだそうです)
南こうせつの子供は3人!息子は医学部?娘はカメラマン?
そんな南こうせつさんと妻・育代さんの間には子供が3人(息子2人娘1人)誕生しているそうで、長男は1975年生まれ、長女は1979年生まれ、次男は1994年生まれということですが、南こうせつさんは子供たちの職業などは明かしていないため、芸能関係者ではないようです。
(息子さんが「医学部」との噂がありますが、そのような情報はなく詳細は不明です)
ただ、ネット上では、「南しずか」というカメラマンの女性が南こうせつさんの娘ではないか、との噂があるようで、
実際、南しずかさんは、「X」で、南こうせつさんが父親だということを表す投稿をしています。
南こうせつさん自身は、娘さんについて公言していないようですが、いつの日か、娘さんとテレビで共演ということもあるかもしれませんね。
ちなみに、南こうせつさんは、子育てについて、
子供だからと何かを変えるのではなく、同じ人間なので人間の目線で話しているだけなんです。
同じ位置に立って話していますが、僕は人生経験が長いのでその違いはありますが、嫌な物は嫌、綺麗な物は綺麗と同じ目線で話しているだけなんですよ。
と、語っています。
1970年、フォークグループ「かぐや姫」でデビューすると、1973年9月20日に発売したシングル「神田川」が160万枚を売り上げる大ヒットを記録し、たちまち、人気シンガーソングライターの地位を不動のものにした、南こうせつ …