1963年、21歳の時、俳優座養成所第15期生として入所すると、1966年、俳優座養成所卒業後は、数多くのテレビドラマや映画に出演し、物静かながら存在感のある演技でバイプレイヤーとして活躍するほか、独特の声を活かして、朗読劇でも活躍している、高橋長英(たかはし ちょうえい)さん。

そんな高橋長英さんは、おじいさんも、お父さんも弁護士だったことから、将来、弁護士になることを期待され、上智大学法学部法律学科に進学したそうですが、誘われて軽い気持ちで演劇部に入部すると、たちまち、お芝居に夢中になったといいます。

今回は、高橋長英さんの大学時代(生い立ち)から俳優座養成所に入所するまでをご紹介します。

高橋長英

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高橋長英のプロフィール

高橋長英さんは、1942年11月29日生まれ、
神奈川県横浜市の出身、

身長171センチ、
体重61キロ、

血液型はAB型、

本名は、高橋長英(たかはし おさひで)、

学歴は、
関東学院高等学校
⇒上智大学法学部法律学科中退

だそうです。

高橋長英は祖父と父親が弁護士だったことから弁護士になることを期待されていた

高橋長英さんは、おじいさんとお父さんが弁護士という家庭で生まれ育ったそうで、当時、横浜で親子三代で法曹界の仕事に携わっている人がいなかったことから、

大学は法科に行ってくれ、と親に言われ、上智大学法学部法律学科に進学したそうです。

(高橋長英さんが上智大学を受験したのは、「蛍雪時代」という大学受験生向けの月間雑誌に、”ガーデン”と呼ばれる庭でみんなが楽しそうにおしゃべりしていた上智大学の写真が掲載されており、それを見て「いいなあ」と思ったからだそうです(笑))

高橋長英は大学生の時に誘われて演劇部に入部していた

こうして、上智大学に進学した高橋長英さんですが、

たまたま、お芝居の主役を探していた演劇部に、

君、やってみない?

と、誘われ、

ジェームズ・ディーンが好きだったこともあり、その気になって、

じゃあ、やってみようかな

と、軽い気持ちで引き受け、演劇部に入部したそうです。

(高橋長英さんは、昔から映画は好きだったそうですが、舞台はあまり観たことがなかったそうです)

高橋長英は大学時代は演劇活動に夢中になっていた

すると、たちまち、演劇部の活動に夢中になったそうで、

もともと、法律を勉強したくて上智大学の法学部に進学した訳ではなかったことから、やがて、授業も出なくなり、演劇活動に没頭していると、

高校の時の友達に、

お前は俳優が向いているかもしれないから(俳優座の養成所の受験を)受けてみろ。みんなで受験料出してやるから

と、言われ、みんなでカンパをして受験料を出してもらったそうで、

またしても、高橋長英さんは、俳優座の養成所に絶対に入りたい、と思っていたわけではなかったにもかかわらず、そう言ってくれるなら受けてみようかな、とここでも軽い気持ちで俳優座の養成所を受けてみることにしたのだそうです。

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高橋長英は21歳の時に俳優座養成所に入所していた

すると、なんと、俳優座養成所の試験に見事合格したそうで、

高橋長英さんは、1963年、21歳の時、俳優座養成所の第15期生として入所したのだそうです。

ちなみに、当初、高橋長英さんは、俳優座養成所と大学を両立しようと思っていたそうですが、俳優座養成所も大学も共に出席日数にうるさかったそうで、

やがて、両立できなくなり、どちらかを選ばなければならなくなってしまい、大学を辞めて俳優座養成所一本にすることにしたそうで、

高橋長英さんは、

(大学を中退する時、両親は)反対しましたね。四谷の上智大学に土手があるんですよ。土手はグラウンドになっているんですけど、その土手のところでお袋に泣かれてね。それはおぼえていますよ。

でも、大学がつまらなかったし、俳優学校なんていうと、なんかドキドキするじゃないですか。夢がありそうで(笑)。

(大学をやめることに迷いは)なかったですね。俳優学校で友達ができたんですよ。のちにみんなで事務所を作ったんですけど、夏八木勲君、地井武男君、前田吟君、小野武彦君、村井國夫君、僕、それと44歳という若さで亡くなった竜崎勝君。

この7人で事務所を作ったぐらい仲が良かったんですよ。そういう友達と別れるのが嫌でね。だから芝居をやりたいとか、俳優になりたいとかいうよりは、「友達と別れるのが嫌だ」みたいな感じでね。本当にいい加減でしょう?(笑)

などと、語っています。

ちなみに、高橋長英さんは、俳優座養成所に通うとモテるのではと期待していたそうですが、現実はそう甘くはなかったそうです(笑)

「【画像】高橋長英の若い頃は?デビューから現在までの出演映画TVドラマは?」に続く

お読みいただきありがとうございました

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