1985年、27歳の時、「放課後」で作家デビューし、その後も次々と作品を発表すると、高く評価されるもなかなかヒットに結びつかなかった、東野圭吾(ひがしの けいご)さんですが、

1996年、ついに、「名探偵の掟」がヒットすると、1998年に発表した「秘密」はベストセラー、1999年に発表した「白夜行」は100万部を売り上げるベストセラー、

そして、2006年には、「容疑者Xの献身」が「第134回直木賞」「第6回本格ミステリ大賞」を受賞し、人気作家の地位を不動のものにしました。

今回は、そんな東野圭吾さんの、若い頃(作家デビュー)から死去までの経歴を、代表作品(書籍)を交えて時系列でご紹介します。

東野圭吾

「東野圭吾の生い立ちは?幼少期は読書嫌いでアニメ好き!大卒後はエンジニア!」からの続き

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東野圭吾は27歳の時に「放課後」で「第31回江戸川乱歩賞」を受賞し作家デビュー

東野圭吾さんは、1985年、27歳の時、「放課後」が、3度目の応募となる「第31回江戸川乱歩賞」で受賞し、作家デビューを果たしています。

ちなみに、この作品は、女子校のアーチェリー部が題材となっているのですが、東野圭吾さんは、大学在学中にアーチェリー部で主将を務めていたそうです。

東野圭吾は28歳の時に上京し専業作家となるも”無冠の帝王”と呼ばれていた

そんな東野圭吾さんは、1986年、日本電装株式会社(現「デンソー」)を退職し、3月には上京すると、専業作家としての道を歩み始めたそうですが、

作品は高く評価されるも、文学賞の落選を15回も繰り返して、”無冠の帝王”と呼ばれるほか、ヒットもせず、暗黒時代が続いたといいます。

東野圭吾は38歳の時に「名探偵の掟」で注目を集めるようになっていった

しかし、1996年、38歳の時に発表した「名探偵の掟」が、「このミステリーがすごい!1997」の3位にランクインされ、「放課後」以来のヒットとなると、次第に注目を集めるようになります。

(「名探偵の掟」は、2009年には、松田翔太さん主演でテレビドラマ化もされています)

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東野圭吾は40歳の時に「秘密」が累計発行部数約224万部となるベストセラー

そして、1998年、40歳の時には、事故で他界した妻の意識が娘に宿る異色作「秘密」を発表すると、「第52回日本推理作家協会賞」(長編部門)を受賞し、

翌年1999年、広末涼子さん主演で映画化されると、ベストセラー(累計発行部数約224万部)となり、ついに、東野圭吾さんは、作家として大ブレイクを果たしたのでした。

東野圭吾は41歳の時に「白夜行」が100万部を売り上げるベストセラー

そんな東野圭吾さんは、1999年、41歳の時には、少年少女の過酷な運命を描いた「白夜行」を発表すると、ベストセラーとなり、

(2006年1月時点で売上は100万部)

2006年には、綾瀬はるかさん、山田孝之さん主演でテレビドラマ化されるほか、

2009年には、韓国でも映画化され、

2011年には、堀北真希さん、高良健吾さん主演で日本でも映画化されています。

東野圭吾は47歳の時に「容疑者Xの献身」で「第134回直木賞」「第6回本格ミステリ大賞」を受賞

そして、2006年、47歳の時には、物理学者の湯川学が活躍する姿を描いたガリレオシリーズ第3弾の「容疑者Xの献身」を発表すると、

「第134回直木賞」と「第6回本格ミステリ大賞」を受賞し、人気作家としての地位を不動のものにしたのでした。

東野圭吾
「容疑者Xの献身」で直木賞を受賞した東野圭吾さん。

ちなみに、東野圭吾さんは、直木賞は、候補6度目での受賞だったことから、

受賞会見では、

落ちるたびにやけ酒飲んでみんなで選考委員の悪口言って

と、語りつつ、

不遇の時代を支えてくれた編集者にとても感謝しています。

また、東野圭吾さんは、

僕は昔、ものすごく本嫌いな少年だったので、自分が読者として、途中で面白くないなという作品は書きたくない。あの時の本嫌いな自分でも面白く読めるような小説にしたいというのは、いつも思っていること

と、矜持(きょうじ)も見せています。

(この「容疑者Xの献身」は、「ガリレオシリーズ」初の長編小説で、2008年には、福山雅治さん主演で映画化されています)

東野圭吾は56歳から61歳まで直木賞の選考委員

ちなみに、東野圭吾さんは、2009年、51歳の時に、日本推理作家協会の特別理事会で大沢在昌さんの後任理事長に就任すると、2013年(55歳)まで理事長を務め、

2014年(56歳)からは、直木賞の選考委員となると、12回に渡って直木賞の選考に携わり、2019年(61歳)には、

執筆に専念するために、退任します。選考会は楽しかったですし、たいへん勉強になりました

と、執筆活動に専念するため、直木賞の選考委員を退任しています。

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東野圭吾の死因は?

そんな東野圭吾さんですが、2026年7月27日、出版社7社の担当が運営する東野圭吾さんの公式Xにより、同月23日未明、大腸ガンのため、68歳で亡くなったことが発表されました。

ちなみに、葬儀は家族葬にて執り行ったとのことです。

実は、東野圭吾さんは、数年前から体調を崩して通院していたそうで、2026年から車椅子を使うようになり、映画「クスノキの番人」の舞台挨拶でも、車椅子で登壇していたほか、

2026年5月頃、映画「白鳥とコウモリ」(岸善幸監督)の試写会に現れた際も、車椅子で、そのうえ、かなり痩せていたといいます。

「【画像】東野圭吾の作品一覧(書籍*Amazonリンク付)と受賞・受章歴」に続く

お読みいただきありがとうございました

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