1970年代前半、「(あなたの心の隣にいるソニーの)白雪姫」と呼ばれ、国民的アイドルとして一世を風靡すると、その後、一時は人気が低迷するも、バラエティで人気を博し、2016年には、デビュー45周年記念パーティを行うなど、根強い人気を誇る、天地真理(あまち まり)さん。今回は、そんな天地さんの生い立ちをご紹介します。
年齢は?出身は?身長は?
天地さんは、1951年11月5日生まれ、
埼玉県大宮市(現在のさいたま市)のご出身、
身長160センチ、
血液型はO型、
学歴は、
中野保育園
⇒上北沢小学校
⇒国立音楽大学附属中学校
⇒国立音楽大学附属高等学校ピアノ科⇒声楽科に転科
⇒国立音楽大学附属高等学校声楽科卒業
趣味は、
音楽観賞、映画観賞、
特技は、
ピアノとギターだそうです。
本名と芸名の由来は?
天地さんの本名は、「齋藤眞理(さいとう まり)」(結婚後は青木眞理)というそうですが、埼玉県比企郡都幾川村・法燈禅林皎円寺(臨済宗妙心寺派)の住職の柳瀬有禅さんによって、「眞理」と名付けられたそうです。
また、芸名は、デビュー当時のマネージャーの菊地さんという人が探してきた名前だそうで、当時の所属事務所「渡辺プロダクション」の渡辺晋社長の了解を得て、「天地真理」に決まったのだそうです。
ちなみに、天地さんは、この芸名については、
「天地真理」という芸名になるんだ
と、思った程度で、特に嬉しいとか、何かを感じたというのはなかったそうです。
2歳の時に両親が離婚し母親と幼稚園の宿舎で暮らす
そんな天地さんは、埼玉県大宮市(現在のさいたま市)で誕生しているのですが、天地さんが2歳の時に両親が離婚。
天地さんは、お母さんと暮らすことになり、1955年、天地さんが4歳の時に、埼玉県大宮市から東京・中野に転居、さらに、それから1年後には、世田谷区上北沢に転居されたそうですが、
上北沢では、お母さんが住み込みで幼稚園の給食を作る仕事をされていたことから、幼稚園の敷地内にあった宿舎(四畳半一間)で生活されていたそうです。
5歳の頃の天地さん。
小2からピアノを習い始める
そんな中、天地さんは、小学2年生の時、お母さんに、当時30万円もするクロイツェル(Kreutzer)社製の88鍵のアップライト・ピアノを買ってもらったそうで、国立音楽大学に通う女子大生の岡田先生にピアノを習い始めると、みるみる上達。
(天地さんは、京王線上北沢駅のそばにあった岡田先生の家に通っていたそうですが、いつもレッスン時間ぴったりに玄関を開けて入る、几帳面な子どもだったそうです)
すると、岡田先生はとても喜んでくれたそうで、いつしか、岡田先生の方が、天地さんの家に遊びにくるようになったのだそうです。
(若くて美人だった岡田先生は、天地さんのお母さんに恋愛相談などをされていたそうです)
ちなみに、四畳半一間の部屋にピアノを置いていたため、部屋のほとんどがピアノに占領されており、天地さんは、押し入れの中にちゃぶ台を持ち込んで勉強し、ピアノの椅子を食卓とし、ピアノの下に布団を敷いて寝ていたのだそうです。
「天地真理は高校の時ピアノを諦めカンツォーネを歌っていた!」に続く
小学生の頃の天地さん。