1980年代、男性路上パフォーマンス集団「劇男零心会」「劇男一世風靡」で団長を務められていた、平賀雅臣(ひらが まさおみ)さん。その後、派生した「一世風靡セピア」には参加せず、俳優に転身。テレビ、映画、舞台と数多くの作品に出演されています。


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年齢は?出身は?身長は?本名は?

平賀さんは、1958年3月24日生まれ、
福島県のご出身、

身長180センチ、
体重67キロ、

血液型はA型、

特技は、
水墨画、剣道(二段)

ちなみに、
平賀雅臣は本名です。

「劇男零心会」で団長

平賀さんは、1980年代前半、
「芝居勢力」という団体に在籍していたのですが、

1982年に、「芝居勢力」「東京ビクトリークラブ」
哀川翔さん、松村冬風さん、風見しんごさん、小木茂光さん)と合併し、

男性路上パフォーマンスグループ、
「劇男零心会(げきだんれいしんかい)」となると、団長に就任。

そして、同年、芸能プロダクションと契約すると、
6月には、舞台「オレたちに明日はない」で旗揚げ公演、

2ヶ月後の8月には、東京湾船上公演、
さらに、10月には、第2回公演「秋子」と、
順調に活動を続けられたのですが、

翌年の1983年3月、路上での活動を否定する、
芸能プロダクション側と衝突すると、

芸能プロダクションを脱退。
「劇男零心会」は解散されています。

「劇男一世風靡」でも団長

そして、同年7月、平賀さんは、
「劇男一世風靡」として独立し、引き続き、
団長として、独自の演劇や音楽活動を展開されていましたが、

1984年には、音楽志向の強い者たちが集まり、
「一世風靡セピア」として分裂。

平賀さんは、もともと役者志向だったこともあり、
「一世風靡セピア」には参加せず、
「劇男一世風靡」に残られましたが、

1989年には、
創設メンバーが脱退し解散されています。

出演作品

その後も、平賀さんは、
俳優として活動され、数多くの作品に出演。

近年の出演作品では、

テレビドラマでは、

2014年「ほんとにあった怖い話15周年スペシャル」
     「リーガルハイ・スペシャル」

2016年「温泉(秘)大作戦~香川うどん県こんぴら温泉!
      瀬戸内海の孤島に甦る哀しみの兄妹伝説!?」
     「ドクターX~外科医・大門未知子~」

2017年「愛を乞うひと」

「温泉(秘)大作戦」より。

映画では、

2009年「沈まぬ太陽」
2011年「あしたのジョー」
     「聯合艦隊司令長官 山本五十六
      ~太平洋戦争70年目の真実~」

2016年「幸福のアリバイ~Picture~」
     「JKニンジャガールズ」

「JKニンジャガールズ」より。(左から)小松利昌さん、
八十田勇一さん、温水洋一さん、平賀さん、ベッキーさん。

など、主に、
脇役として出演されています。

柳葉敏郎と舞台「50.~パーフェクトライフ」で共演

そんな平賀さんを「柳葉敏郎」で、
多くの方が検索されているようです。

というのも、柳葉さんも、
「劇男一世風靡」のメンバーで、
平賀さんとともに活躍されており、

その後、「一世風靡セピア」として分裂されるも、
「一世風靡セピア」解散後は、俳優に転身。

2002年には、平賀さん原案の舞台、
「50.~パーフェクトライフ」で二人芝居、

その9年後の2011年には、
再び、同舞台で、高橋かおりさんを迎え、
3人芝居をされているのです。

「50.~パーフェクトライフ」

ちなみに、平賀さんは、現在でも、
柳葉さんとは親交があるようで、

2013年には、他の人々も交えたお二人が、
渋谷のスナックで飲んでいるところが、
目撃されています。

この報道は、柳葉さんの、
泥酔ぶりを伝える記事だったのですが、

旧知の仲ということで、柳葉さんも、
すっかりリラックスしていたのかもしれませんね♪

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あんぽんたん組合

ところで、平賀さんは、2007年、
演出家の樫田正剛さん、俳優の近江谷太朗さんとともに、
大人の小劇団ユニット「あんぽんたん組合」を結成。

同年6月、「赤坂RED THEATER」で行われた、
旗揚げ公演「ザギンの野暮天」では、
9公演1500人を動員する人気を博しています。

「ザギンの野暮天」

ただ、2008年8月の第2回公演を最後に、
活動はされていないので、
自然消滅してしまったのでしょうか・・・

舞台は、どんなに盛況でも、
採算を取るのが難しいそうなので、
なかなか続けられないのかもしれませんね。

さて、いかがでしたでしょうか?

俳優の西ノ園達大さんのブログには、

思えば、まだ30になりたての若僧、
いや、小僧のオイラが「男の生き方」みたいのを、
真剣に考えてみようと思ったのも、
当時団長という人に触れ合ったのがキッカケでした。

何かに迎合することなく、猪突猛進、
ひたすら我が道を突き進むそのお姿は、男の憧れっす。

と、綴られており、いまなお、
当時の後輩から慕われている平賀さん。

そのひたむきな役者魂で、
これからも、作品を盛り上げてほしいですね。

応援しています!!

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