近年は、いかついルックスから、Vシネマで暴力団幹部役を数多く演じている、伊吹剛(いぶき ごう)さんですが、若い頃は、「大映京都第6期ニューフェイス」に合格するほか、人気刑事ドラマ「Gメン’75」で刑事役(レギュラー)を務めていました。
年齢は?出身は?身長は?本名は?旧芸名は?
伊吹さんは、1949年8月28日生まれ、
岡山県小田郡矢掛町の出身、
身長177センチ、
胸囲108センチ、
胴回94センチ、
靴のサイズは26センチ、
学歴は、
岡山県立笠岡商業高等学校卒業、
特技は、
柔道、殺陣、乗馬、
ちなみに、本名は「上山典昭」、旧芸名は「伊吹新吾」です。
大映京都第6期ニューフェイスでデビュー
伊吹さんは、高校卒業後、京都の会社に就職したそうですが、会社の先輩とともに場外馬券場に行った際、「大映ニューフェイス」の募集ポスターを見つけ、撮影見学ができると思って応募すると、なんと、見事合格。
そして、1970年には、「大映京都第6期ニューフェイス」として、「忍びの衆」で映画デビューすると(「伊吹新吾」名義)、
その後も、
1970年「兇状流れドス」
「喧嘩屋一代 どでかい奴」
「皆殺しのスキャット」
1971年「新女賭博師 壺ぐれ肌」
「狐のくれた赤ん坊」
「秘録長崎おんな牢」
「海兵四号生徒」
と、立て続けに映画に出演するのですが・・・
役に恵まれないまま、1971年には「大映」が倒産してしまいます。
若い頃は「Gメン’75」でブレイク
ただ、伊吹さんは、その後も、建設会社で働きながら、俳優として地道にテレビドラマや映画に出演を重ねると、1976年には、NHK朝の連続テレビ小説「火の国に」に出演しているところを、当時の東映プロデューサー近藤照男さんに見初められたそうで、
人気ドラマ「Gメン’75」で、メインキャストである中屋刑事役に抜擢されると、たちまち、ブレイク。
105話から最終話までの、実に306話(4年間)、レギュラー出演し、すっかりお茶の間の人気者となったのでした。
「Gメン’75」より。(左から)丹波哲郎さん、若林豪さん、伊吹さん。