2019年3月21日、東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕第2戦の試合終了後、引退会見をした、大リーグ「シアトル・マリナーズ」のイチローさんですが、今回は、その時、イチローさんがふれた愛犬「一弓」が何歳まで生きたか、また、イチローさんにとって「一弓」はどのような存在だったのかについて、イチローさんのコメントともにご紹介します。

イチローと一弓

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イチローが引退会見で愛犬に感謝の言葉

イチローさんは、2019年3月21日、東京ドームで行われたアスレチックスとの開幕第2戦に先発出場するも、残念ながら、4打数無安打で終わると、8回裏、守備についた直後に交代となり、その後、守備についていたマリナーズの選手が全員、ベンチ前に引き上げてイチローさんを抱擁。

このサプライズには、超満員の東京ドームの観客から大きな拍手が沸き起こり、日本中が感動の渦に巻き込まれたのですが、その理由は、試合後に行われた記者会見で明らかになります。

つまり、イチローさんは、

今日のゲームを最後に、日本で9年、アメリカで19年目に突入したところだったんですけど、現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました。

と、引退を発表したのでした。

そして、イチローさんは、その会見の中で、妻・弓子さんへの感謝を述べているのですが、さらに、愛犬に対しても感謝を述べているのです。

イチローの愛犬「一弓」の名前の由来は?

その、イチローさんの愛犬というのは、「一弓(いっきゅう)」というオスの柴犬で、

「一弓」の名前の由来は、イチローさんのイチロー(一朗)から「一」を、弓子さんから「弓」を一文字ずつとって名付けられたそうです。

お二人の名前を受け継いだ「一弓」は、まさに、お二人にとって、子どものような存在なのでしょうね。


(左から)弓子さん、一弓くん、イチローさん。

イチローの愛犬「一弓」は何歳まで生きた?

そんな「一弓」は、イチローさんによると、2001年8月生まれで、2002年に、当時、シアトルに住んでいたイチローさん夫婦のもとにやってきたそうですが、

イチローさんが現役を引退した2019年3月現在で、なんと17歳7ヶ月。

(犬は、1歳6ヶ月を過ぎたあたりから1年に4歳ずつ歳をとり、通常、柴犬は、長生きしたとしても、15~16歳と言われているので、人間でいうと、87~88歳の「一弓」は、かなりの長生きです)

ただ、そんな「一弓」も、2019年夏、イチローさんの現役引退を見届けて役目を終えたかのように、18歳で永眠したのでした。

「一弓」の生前の姿(画像)は?

ちなみに、イチローさんは引退会見で、現在では、すっかりおじいちゃんになった「一弓」への想いを、

さすがにおじいちゃんになってきて、毎日フラフラなんですけど、懸命に生きているんですよね。その姿を見ていたら、それは俺がんばらなきゃなと。これはジョークとかではなくて、本当にそう思いました。

まさか、最後まで一緒に、僕が現役を終える時まで一緒に過ごせるとは思っていなかったので、大変感慨深いですよね。一弓の姿は。ほんと、妻と一弓には感謝の思いしかないですね

と、明かしているのですが、

実は、「一弓」は、2012年、TV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀 イチロースペシャル」に登場して以来、露出がなく、近年は、元気にしているのか不明だったため、

この、イチローさんの記者会見で高齢ながらも元気にしていることが明らかとなり、多くの人たちがホッと胸をなでおろしていたのでした。


イチローさんとたわむれる現在の「一弓」

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「一弓」には「宗朗」という子どもがいた!

ところで、引退会見では触れられていませんでしたが、イチローさんには、愛犬がもう一匹います。

それは、「宗朗(ムネロー)」というオスの柴犬で、2013年、イチローさんが「ニューヨーク・ヤンキース」に在籍していた頃、「一弓」に5匹の子犬が生まれているのですが、その長男犬の「宗朗」を、イチローさんがそのままひきとって育てているのです。

ちなみに、「宗朗」の名前の由来は、イチローさんを兄のように慕う元メジャーリーガーの川崎宗則選手の「宗」の一文字と、イチロー(一朗)さんの「朗」の一文字をとって名付けられたのだそうです♪

(ちなみに、ほかの4匹の子犬たちは、アメリカ・シアトル在住の日本人に引き取られていったそうです)

さて、いかがでしたでしょうか。

実は、イチローさんが、2012年、シアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキースに移籍した際、ニューヨークの引越し先が、ペット禁止のマンションだったため、一時期、「一弓」と離れて暮らさなければならず、

イチローさんは、当時のインタビューで、

愛犬がいないことが寂しい。今のところそれが一番つらい。

と、語っているのですが、

イチローさんにとって、「一弓」が、どれほど、心の拠り所になっていたかが伺えますね。

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