小学4年生の時、NHK連続テレビ小説「あぐり」で子役デビューされると、その後は、主に時代劇に出演されていた、楯真由子(たて まゆこ)さん。そんな楯さんの、生い立ち、デビュー前後の時期、ご家族、現在について、調べてみました。
年齢は?出身は?身長は?本名は?叔母は?
楯さんは、1988年3月1日生まれ、
東京都のご出身、
身長166センチ、
体重46キロ、
血液型はO型、
学歴は、
堀越高等学校トレイトコース卒業、
趣味・特技は、絵・歌・裁縫、
ちなみに、楯真由子は本名で、別名義は「Mayula(繭、マユラ)」、
叔母には、女優の夏目雅子さん、
叔父には、プロゴルファーの小達敏昭さん、
従妹には、宝塚歌劇団所属の風間柚乃さんがいらっしゃいます。
父親は?実母は?
楯さんのお父さんは、元芸能プロダクション社長の小達一雄さんで、女優の夏目雅子さんの実のお兄さんなのですが、
1988年、楯さんが生まれたことで、楯さんのお母さんと入籍されるも、翌年の1989年には、妹の夏目雅子さんと友人だった、田中好子さんとの不倫が発覚。
1990年には、激しい報道を避けるため、楯さんのお母さんは、まだ赤ちゃんの楯さんを連れ、北海道空知郡南富良野町にあるお母さんの実家に避難されると、ほどなく離婚されています。
(1991年には、お父さんの小達さんは、不倫相手だった田中好子さんと再婚されています)
ちなみに、楯さんは、その時のことを、
私は2歳でしたが、テレビのワイドショーに不倫報道の父が映ると“パパだ”と言っていた記憶があります
と、語っておられました。
夏目雅子の演技に影響を受け子役として活動開始
そんな楯さんは、4歳でピアノやバレエを習い始め、7歳の時には、叔母である、夏目さんが出演する映画「瀬戸内少年野球団」や「魚影の群れ」を見て、夏目さんの演技に影響を受けると、
(夏目さんは、楯さんが生まれる前の1985年に他界されているため、お二人が会われたことはありません)
小学4年生(9歳)の時には、オーディションを受けられ、演出家の柴田岳志さんに見出されて、NHK連続テレビ小説「あぐり」や、NHK土曜ドラマ「もうひとつの心臓」に出演。
「あぐり」出演時の楯真由子さん。
すると、子役とは思えぬ、物怖じしない演技力を高く評価され、中学校入学を機に、「東映京都太秦撮影所」に活動の拠点を移されると、
生活の拠点である東京と仕事場である京都を行ったり来たりする、二重生活を送りながら、
2002年「茂七の事件簿 新ふしぎ草紙」
2003年「子連れ狼」
2003~2006年「八丁堀の七人 第4-第6シリーズ」第2部 第6話
「八丁堀の七人」より。
などの時代劇に立て続けに出演。
子役ながら、時折見せる表情には、夏目さんの面影があると、周囲から女優としての将来に大きな期待が寄せられたのでした。
活動休止~現在は?
しかし、楯さんは、首都圏制作の現代劇に復帰した2005年頃、公私共に「夏目雅子の姪」というプレッシャーから精神的に追い詰められて、「パーソナリティ障害」を発症し、芸能活動を休止。
その後は、もともと趣味だった、ゲーム、アニメ、サブカルチャーに活路を見出し、アニソンバンドのヴォーカリストとして舞台に立つほか、秋葉原のライブカフェでメイドシンガーとして活動を再開されると、2018年には、ミニアルバム「摩訶摩瑜利」をリリースして、歌手として芸能界に復帰。
現在は、「Mayula」名義で歌手として活動されているほか、ゴシック系ブランドのイメージモデルや舞台女優としても活動されています。
結婚は?子どもは?
そんな楯さんの気になるプライベートですが、楯さんは、芸能界から一時期離れている間に、男の子を出産されています。
ただ、現在は、シングルマザーとして息子さんを育てているそうで、結婚後、離婚されたのか、結婚せずに出産されたのかは不明です。
出演作品(舞台、映画、テレビドラマ)
それでは、ここで、楯さんの主な出演作品をご紹介しましょう。
舞台では、
2018年「月蝕歌劇団第102回公演 一騎人生劇場『男の星座』」
「笛井事務所番外公演『Trance』」
映画では、
1999年「鉄道員」
2006年「待合室」
2007年「包帯クラブ」
2008年「僕の彼女はサイボーグ」
テレビドラマでは、
1997年 NHK連続テレビ小説「あぐり」
「もうひとつの心臓」
1998年「先生知らないの?」
2004年「忠臣蔵」
2005年「野ブタ。をプロデュース」
2006年「ギャルサー」
2008年「水戸黄門」第38部 第13話
「野ブタ。をプロデュース」出演時の堀北真希さんと楯さん。
などに出演されています。
「楯真由子は田中好子の義理の娘?父親を奪われイジメにあっていた!」に続く