「文学座」を経て、１９７６年、テレビドラマ「大都会」で注目を集めると、以降、５０年以上に渡ってバイプレイヤーとして活躍されている、小野武彦（おの たけひこ）さん。今回は、そんな小野さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「小野武彦は｢踊る大捜査線｣の｢スリーアミーゴス｣で大ブレイク！」からの続き
出演作品（映画）
それではここで、小野さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
１９６７年「情炎」
１９７１年「泣いてたまるか」
「穴場あらし」
１９７３年「修羅雪姫」
１９８４年「チ・ン・ピ・ラ」
１９８７年「ちょうちん」
「チ・ン・ピ・ラ」より。
１９９４年「さくら」
１９９５年「ゴジラvsデストロイア」
１９９７年「ラヂオの時間」
１９９８～２０１２年「踊る大捜査線シリーズ」
１９９８年「花のお江戸の釣りバカ日誌」
「踊る大捜査線シリーズ」より。（左から）小野さん、北村総一朗さん、斉藤暁さん。
２００１年「サトラレ」
「宣戦布告」
２００３～２００８年「釣りバカ日誌シリーズ」
２００５年「ローレライ」
「星になった少年 Shining Boy & Little Randy」
２００６年「ブレイブストーリー」
２００７年「マリと子犬の物語」
２００８年「ザ・マジックアワー」
２０１１年「大鹿村騒動記」
２０１２年「ロボジー」
「鍵泥棒のメソッド」
「LOVE まさお君が行く!」
２０１３年「謝罪の王様」
２０１９年「半世界」
２０２０年「仮面病棟」
「仮面病棟」より。
出演作品（テレビドラマ）
テレビドラマでは、
１９６７年「マイ・ポンコツ車」
１９６８年「旅がらすくれないお仙」
１９６９年「キイハンター」第57回
１９７０年「ただいま同居中」
１９７１年「大忠臣蔵」
１９７２年「愛の戦士 レインボーマン」
１９７３年「荒野の用心棒」
１９７４年「右門捕物帖」
１９７５年「6羽のかもめ」
１９７６～１９７８年「大都会シリーズ」
「愛の戦士 レインボーマン」より。
「大都会 PARTⅡ」より。小野さんと渡哲也さん。
１９７７年 NHK大河ドラマ「花神」
１９７８年「明日の刑事」第36話
１９７９年「七人の刑事 第3シーズン」第66話
１９８０年「騎馬奉行」
１９８１年「それからの武蔵」
１９８２年「竜馬がゆく」
１９８３年「松本清張の霧の旗」
１９８４年「ザ・サスペンス」
１９８５年「太陽にほえろ!」第656話
１９８６年 火曜サスペンス劇場「密猟夫婦」
「太陽にほえろ!」より。小野さんと下川辰平さん。
１９８７年「浅見光彦ミステリー1」
１９８８年「九州婚約旅行殺人事件」
１９８９年「ゴリラ・警視庁捜査第8班」第4話
１９９０年「不幸の手紙殺人事件」
１９９１年「さすらい刑事旅情編IV」第4話
１９９２年「腕におぼえあり」
１９９３年「家栽の人」第6回
１９９４年「家なき子」
１９９５年「江戸の用心棒」第1シリーズ 第20話
１９９６年「警部補 佃次郎1」
１９９７年「オトナの男」
１９９８年「先生知らないの?」
１９９９年 NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」
２０００年「Love Story」
２００１年「世界で一番熱い夏」
「すずらん」より。
２００２年「First Love」
２００３年「GOOD LUCK!!」
２００４年「松本清張 黒革の手帖」
２００５～２０１０年「科捜研の女」
２００６年「吾輩は主婦である」
「科捜研の女」より。（左から）小野さん、沢口靖子さん、内藤剛志さん。
２００７年「監察医 篠宮葉月 死体は語る8」
２００８年「風のガーデン」
２００９年「ヴォイス〜命なき者の声〜」第4話
２０１０年「忠臣蔵〜その男、大石内蔵助」
２０１１年「CONTROL〜犯罪心理捜査〜」
「監察医 篠宮葉月 死体は語る8」より。小野さん（左）と地井武男さん（右）。
２０１２年「レジデント〜5人の研修医」
２０１３年「ミステリー作家六波羅一輝の推理3」
２０１４年「慰謝料弁護士〜あなたの涙、お金に変えましょう〜」第3話
２０１５年「スクープ 遊軍記者・布施京一」
２０１６年「ダメな私に恋してください」
「レジデント〜5人の研修医」より。仲里依紗さんと小野さん。
２０１７年「鑑識捜査官 亀田乃武夫の臨場ファイル」
２０１８年「黄昏流星群」
２０１９年「スパイラル～町工場の奇跡～」
２０２０年「やすらぎの刻〜道」
「スパイラル～町工場の奇跡～」より。
「東京独身男子」より。（左から）小野さん、高橋一生さん、滝藤賢一さん。
ほか、数多くの作品に出演されています。
ちなみに、２０００年以降は、松嶋菜々子さんや沢口靖子さんら演じるヒロインのお父さん役などを演じられることが多くなっています。
新人俳優が大成するか否かが分かる？
そんな小野さんですが、深夜料理番組「チューボーですよ!」にゲスト出演された際には、
共演した後輩や新人役者は、台本の読み合わせをしただけで、
こいつは駄目だな （＝大成しない、役者としては短命であろう、等）
と、直感が働き、ほとんどの場合、予想通りの結果になっていることを（「今だから言えるけどね」と前置きしつつ）進行役の堺正章さんに明かされており、
さすが、長いキャリアで培った演技力はもちろんのこと、新人役者の才能を見る眼力も確かなようです。
「小野武彦の妻は薬剤師！2人の娘は産婦人科医とマネージャー！」に続く
