1976年、映画「星と嵐」でデビューして以来、40年以上に渡り、女優として活動を続けている、古手川祐子(こてがわ ゆうこ)さん。今回は、そんな古手川さんの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「古手川祐子が若い頃は「西部警察」渡哲也の妹役でブレイク!」からの続き
出演作品(映画)
それではここで、古手川さんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
1976年「星と嵐」
「恋の空中ぶらんこ」
1977年「白熱デッドヒート」
1979年「あゝ野麦峠」
1981年「連合艦隊」
「駅 STATION」
「連合艦隊」より。古手川さんと永島敏行さん。
1982年「ひめゆりの塔」
1983年「細雪」
1984年「虞美人草」
1985年「春の鐘」
1989年「花の降る午後」
「花の降る午後」より。古手川さんと高嶋政宏さん。
1992年「継承盃」
1993年「子連れ狼 その小さき手に」
1994年「四十七人の刺客」
2003年「陰陽師II」
2004年「理由」
「四十七人の刺客」より。
2005年「この胸いっぱいの愛を」
2006年「出口のない海」
2007年「きみにしか聞こえない」
「転校生-さよなら あなた-」
2008年「ポストマン」
「ホームレス中学生」
2010年「ばかもの」
「ばかもの」より。(左から)内田有紀さん、古手川さん、成宮寛貴さん。
出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
1977年「幕末未来人」
1978年 NHK朝の連続テレビ小説「おていちゃん」
1979年「熱い嵐」
1980年「突然の明日」
1981年「想い出づくり。」
「想い出づくり。」より。古手川さんと田中裕子さん。
1982年 NHK大河ドラマ「峠の群像」
1983年「青春前後不覚」
1984年「宮本武蔵」
1985年「迷宮課刑事おみやさん」
1986年「女ともだち」
「宮本武蔵」より。
1988年「妻の恋」
1989年「雪国」
1990年「いけない女子高物語」
1991年「源氏物語 上の巻・下の巻」
1992年「わがままな女たち」
1993年 NHK大河ドラマ「炎立つ」
1994年「警部補 古畑任三郎」
1995~2005年「音の犯罪捜査官・響奈津子1 – 7」
1996年「金田一耕助シリーズ『女怪』」
1997年「恐怖の目撃者」
「警部補 古畑任三郎」より。田村正和さんと古手川さん。
1999年「赤穂浪士」
2000年「金田一耕助シリーズ13『トランプ台上の首』」
2001年「世界で一番熱い夏」
2002年「やんパパ」
2003年「はみだし刑事情熱系 クリスマススペシャル」
2004年「ジイジ〜孫といた夏」
2006年「7人の女弁護士」
2007年「旭山動物園シロクマ園長 命の事件簿2」
2008年「ギラギラ」
2009年「赤かぶ検事奮戦記『京都転勤編 – 悪夢の女相続人』」
「赤かぶ検事奮戦記『京都転勤編 – 悪夢の女相続人』」より。古手川さんと中村梅雀さん。
2010年「赤かぶ検事京都篇」
2011年「帰郷」
2012年「陽だまりの樹」
2014年「そんじょそこら商店街」
2015年「警視庁捜査一課9係 season10」
2016年「ゆとりですがなにか」
「警視庁捜査一課9係 season10」より。渡瀬恒彦さんと古手川さん。
ほか、数多くの作品に出演されています。
受賞歴
そんな古手川さんは、
1980年には、「エランドール新人賞」、1989年には、映画「花の降る午後」で、「第13回日本アカデミー賞主演女優賞」を受賞しているほか、
1991年には、「第2回日本ジュエリーベストドレッサー賞30代部門」にも選出されています。
「花の降る午後」より。小手川さんと桜田淳子さん。
古畑任三郎「笑える死体」出演時に田村正和がストッキングを被って煙草
ところで、古手川さんは、1994年、三谷幸喜さん脚本のテレビドラマ「古畑任三郎」第1シリーズ第3話「笑える死体」で、
「古畑任三郎」より。田村正和さんと古手川さん。
愛人である患者・田代(羽場裕一さん)が他の女性と婚約したことを知り、誕生日を祝いに来た田代を強盗に見せかけて殺し、正当防衛を装うも、捜査を始めた古畑任三郎に次第に追い込まれていく、精神科医・笹山アリ役を演じ、
古手川さん演じる笹山アリの悪女ぶりと、そんなアリを執拗に追い込んでいく古畑任三郎の対決が見どころとなっているのですが、ドラマ中、田村正和さん(古畑)がストッキングを被りながらたばこを吸うシーンが話題となりました。
田村正和さんがストッキングを被りながらたばこを吸うシーン。
実は、これ、アメリカの刑事ドラマ「刑事コロンボ」の「5時30分の目撃者」が元ネタとなっていて、コロンボが、ストッキングを被ったままではタバコは吸えないと言っているのを、古畑が自らこれを実践し否定。ストッキングを被ったままでも、タバコが吸えることが証明しているのですが・・・田村さんのこの姿、レア過ぎます。