趣味で楽しんでいただけの刺繍(ししゅう)が、刺繍作家としての新たな活動に繋がったという、神津はづき(こうづ はづき)さんですが、さらに、ホームウエアブランドも立ち上げたといいます。

「神津はづきは現在刺繍作家で刺繍教室が人気!」からの続き

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大人のためのホームウエアブランド「Petit Tailor R-60」を立ち上げる

2017年、友人で女優の萬田久子さんの誕生日にプレゼントした刺繍(ししゅう)が好評で、周囲に背中を押される形で、1回だけのつもりで、刺繍教室を開くと、人気を博したことから、月2回、刺繍教室を開くようになったという神津さんですが、

2018年には、萬田久子さんの「おしゃれだけれど、カジュアルにリラックスして着ていられる服がほしい」とのリクエストに応える形で、大人のためのホームウエアブランド「Petit Tailor R-60」も立ち上げたそうです。

ちなみに、神津さんの友人で、プロデューサーの残間里江子さんによると、

神津さんは、

昔から自分でアクセサリーを、作ったりするのが好きで、主人(俳優の杉本哲太さん)からは、『お金にならないことばかり好きなんだね』なんて、笑われていたのだけれど、私自身がずっとこういう服が欲しいと、思っていたので一念発起して・・・。でも、デザイナーとかいうことではないんですよ

と、謙遜していたそうですが、

残間さんは、神津さんの丈詰め作業などを目の当たりにし、プロフェッショナルな腕前だったと語っています。

刺繍でお気に入りの洋服のシミや傷をカバー

また、神津さんは、作品を作るだけでなく、大好きな服をずっと大切に着たいからと、得意の刺繍で、服のシミや傷をカバーし、古くなった服を再生するという作業も行っているそうですが、

これは、ダメージをカバーするだけではなく、そこに新たな魅力が加わることから、自身のブランド「Petit Tailor R-60」にも取り入れているそうで、

服をつくるときに決めたのが、廃棄処分をしないこと。たとえば、生産途中でできてしまった色ムラや傷も、刺しゅうで解消させます。残念ながら売れ残ってしまった商品も、ひとつひとつ刺しゅうして、もう一度売ります

と、その刺繍の技が活かされているようです。


お気に入りの服の傷やシミも刺繍でカバー。


服の傷やシミも刺繍でカバーしリメイクしているそうです。

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昔から洋服のセンスは抜群だった

ちなみに、お姉さんの神津カンナさんによると、はづきさんは、昔から、洋服のセンスが良く、オシャレ好きだったそうで、カンナさんがテレビに出演する時や、パーティーに出席しなければならない時などは、必ずチェックしてくれ、

そんな服を着ていかないで。ちょっと待って

と、自分の洋服を山のように持ってきては、今はこういう服が流行っているからと、次から次へと着せてくれるそうです。

(ただ、着せるだけ着せてじーっと見て笑い、「やっぱりダメだわ、お姉ちゃまは。元の服に戻しなさい」と言われることもあるそうです(笑))

さて、いかがでしたでしょうか。

神津はづきさんの、

について、まとめてみました。

結婚し、主婦として家庭を切り盛りして20数年、特に焦りもなく暮らしてきた中、趣味で楽しんでいた刺繍がきっかけとなって、55歳の時に、人生が大きく動き出したことについて、

人様に針仕事を教えることになるなんて、私も家族もびっくり

と、語っていた神津さんですが、

昔と比べて、人生は長くなりました。50代だって捨てたものじゃない。前向きにスイッチを入れ直したら、新しいドアが見つかるかもしれないんです。不思議なことですけれど、私にも起きたし、誰にでもあることなんじゃないか、って思っているのです

友だちに「夫と別れたら、自分は変われる」と言う人がいるのだけど、「本当にそうかな?」って思う。それよりも、自分自身の力で変わることを考えたほうがいい。「3年後、こんな自分になっていたらいいなあ」とか「こんなことをしたいなあ」とか、自分が進化していくイメージを持つ。

たとえば「子育ての修業・修了」「家庭の修業・修了」とか、ひとつ終えるたびに、「この修業を終えた時に、私は何ができるかな」と考えてみる。「どんなごほうびにしよう」でもいい。自分で見つけに行かないと、誰も新しい自分を持ってきてはくれないから。

とも、語っており、

そんな神津さんの前向きな生き方が反映された作品だからこそ、見る人が思わず、笑顔になり、自分も作ってみたいと思うのかもしれません。

神津さんの作品作りはまだまだ続きそうです!

「神津はづきが少女時代は母親の中村メイコに振り回されていた!」

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