妻・中村メイコさんとは共にバラエティ番組に出演するなど、その仲睦まじい姿からおしどり夫婦と呼ばれている、神津善行(こうづ よしゆき)さんですが、今回は、中村さんが語る実情(?)をご紹介します。
妻・中村メイコは神津善行をフェミニストだと思っていた
妻の中村メイコさんによると、結婚後は、芸能界を辞めて、主婦業に専念したいと思っていたそうですが、
神津さんからは、
これからの女性は仕事を持たなければいけない
中村メイコから仕事をとってしまったら、あなたの魅力は半減する。料理や家事、育児だけをしている中村メイコを、ぼくは選んだわけじゃない
と、言われたそうで、
中村さんは、
何てフェミニストなのかしら。女性に対しても、尊敬を払ってくれる素晴らしい人!
と、感動したそうです。
結婚当初は仕事がほとんどなく妻・中村メイコが家計を支えていた
ただ、当時、神津さんは、無名の作曲家で、仕事はほとんどなく、安定した生活基盤がない中での結婚だったそうで、中村さんが家計を支えていたうえ、家事、育児もすべて引き受けていたそうで、
中村さんは、
私はコレでダマされた
と、娘たちに愚痴(ぐち)ることがあるそうです(笑)
(当時は、男女雇用機会均等法などもまだない時代で、「男性は外、女性は内」と役割分担がはっきりしていたため、神津さんのような考えの男性は珍しかったそうです)
激しい夫婦ゲンカも多々あった
また、中村さんによると、神津さんは、理屈っぽいうえ、プライドが高く、一緒に暮らしていると、なかなかしんどいところがあり、
絶対、別れる
離婚する
などと、言い合うような激しい夫婦ゲンカも多々あったそうで、
中村さんは、
夫婦間でも、嘘はもちろん、細かいことでも間違えると、全否定されてしまう。「ねえ、お父さん、こうだったのよ」「それは全然、違うだろう」 という感じになるんです。
と、語っています。
妻・中村メイコが「おしどり夫婦」を否定?
そんな中、中村さんは、神津さんと一緒に暮らすことが嫌になった時期があったそうで、植木等さんに相談したことがあったそうですが、
植木さんには、「メイコちゃん、それはね、もういっぺん、好きになってみることだよ」と言われたそうで、この言葉が支えとなり、結婚生活を続けることができたそうで、
世間からは、神津さんとおしどり夫婦、いい夫婦だと思われているところがありますが、そんなこともないんです。
と、今でもなるべく顔を合わせないようにしている、とまで語っています。
妻・中村メイコと同じ墓に入らない理由とは?
一方、神津さんは、2020年、NHK「ごごナマ」(6月29日放送)に出演した際、中村さんと、将来、同じお墓に入らないことに決めていると明かしています。
というのも、神津さんは、結婚した時から、
(中村さんは一人っ子だったため)この人のお墓を、あと誰が面倒を見るのか考えないといけない。僕は神津家のお墓に入らないといけないから
と、中村家のお墓をどうしたらいいか考えていたそうで、結果、同じお墓には入らないことに決めたのだそうです。
ちなみに、中村さんの父親でユーモア作家の中村正常さんが体調を崩して入院した際、
神津さんが、
もし女房が死んだら、お義父さんとお義母さんのところに返す
と、伝えると、正常さんは、本当に嬉しそうな顔をしたそうで、それを聞いて安心したのか、ほどなくして他界されたのだそうです。